ザ・グレート・展開予測ショー

横島とおキヌ[1]


投稿者名:NEWTYPE
投稿日時:(00/ 3/17)

どうも、初めてここに投稿してみたNEWTYPEというものです。
実は、このGS美神の単行本を初めて読んだ時には既にサンデーでの連載は終わっていたんです。それまでは、あまりというかほとんど興味が無かったのですが、(アニメをやってた時はたまに見てました)たまたまBook-offで暇だった時に久しぶりに1冊読んでみました
すげー驚きました。何か知らんけどあの横島がパワーUPしてるんですよ。(アニメでの記憶ではただのお荷物でしかなかったハズなのに)それに、おキヌは生き返ってるし。本当にたまげました。そんなこんなで読んでいたら結局最後までいってしまいました。(ほとんどそろってたし)
と、いうわけで最後まで読んでみて考えたことがやはり横島の相手です。順当に考えるならやっぱり候補としては、美神、おキヌ、ルシオラの3人に絞られると思います。(それ以外の方ごめんなさい)。で、この3人ですがよく考えてみると横島とキスシーンがあったのが美神とルシオラだけだったと思うんですよ。そうすると、とりあえず美神はいいとしても突然登場してキスしてしまったルシオラを考えると、長年横島を想っていたおキヌがかわいそうに思えて仕方がないです。よっておキヌにもキスを体験してもらおうと思い、こんな話を作ってみました。文才ではないので読みにくいと思いますが、よろしく。
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今日は仕事が休みなので横島は学校が終わるとまっすぐアパートに帰ってきた。
すると、なぜか玄関が開いていて中から掃除機の音がゴーゴーときこえてくる。
横「もしかして・・・」
横島は急いで階段を駆け上がっていく。
横「やっぱりおキヌちゃんか」
キ「あ、横島さんお帰りなさい。」
おキヌは笑顔で答えた。
制服のまま掃除していたところを見るとどうやら学校帰りに寄ってくれたようだ。
横「おキヌちゃん、そんなに気を使わなくていいのに」
キ「ダメですよ横島さん、どうせ1人だと掃除しないんですから。」
横島は、(相変わらず世話好きだなぁ、でもやっぱり制服姿は可愛いよなぁ)などと相変わらず邪な考えを抱いていた。
キ「それに部屋が汚いと心まで汚くなるって言うでしょう。」
横「(・・・どっからそんなことおぼえてくるんだ・・)
などと、くだらない話をしているうちにようやく掃除がかたずいた。
キ「ふう・・これでよし・と、横島さん、ここにあったエッチな本も一応しまっておきましたから。」
横「いちいち言わんでいい。」
横島はもうヤケクソだった。
おキヌはすっと立ち上がった。
「じゃあ横島さんわたしはこの辺で失礼しますね。もう汚しちゃダメですよ。」
横「(そんなのむりだっつーの)ああ、どうもありがとうこれからは気をつけるから。
キ「はい。」
おキヌは笑顔で帰って行った。
それを見送る横島。
横「あ〜あ、またエロ本探しかぁ、でも実際あの娘には大分世話になってるのもまた事実なんだよな。よっしゃ、たまには日ごろの感謝も込めて何かプレゼントしてやろう。でもおキヌちゃんがなにほしがってるのか分からん。やっぱ本人に聞くのが一番か。」
ということで横島はおキヌちゃんが帰り着いたところを見計らって電話をかけてみた。
横「もしもし、おキヌちゃん?」
キ「もしもし、あ、横島さんどうしたんですか?」
なぜかおキヌの声が弾んでいる。
横「あ、あのさぁおキヌちゃん今ほしいものとか何かある?」
キ「な、何でそんなこと聞くんです?」
横「い、いやただなんとなくさ。」
横島は内心少し焦っていた。プレゼントというものは突然渡してこそ意味があるものだ。
この時おキヌは横島の慌てふためいてる様子を感じ取った。そして、女の直感というやつで横島が自分に何かしてくれるんだということを即座に悟った。そしておキヌは考えた。
(横島さんとだったら何か買ってもらうよりどこかにデートしに行ったほうが数倍得だわ
おキヌは一人で興奮しながらさくせんを練っていた。
キ「横島さん、私今ほしいものは特にありません。でも最近仕事が急がしかったからたまにはどこかに遊びに行ってみたいですね。そう、例えば遊園地とか。」語尾が小さい。
言った後でおキヌは顔を真っ赤にしていた。そりゃそうだ。どっかに連れて行けといってるようなもんだ。
横「そっかぁ遊園地かぁ、でも俺となんかでいいの?」
キ「もちろんです。」
おキヌは横島に遊園地ってとこまで聞こえていたことがすごくうれしかった。
横「じゃあ明日どう?ちょうど学校もないし美神さんは出張でいないはずだし。」
キ「はい。分かりました。それじゃあ明日・・そうですねー入り口に10時でどうですか?
横「分かった。じゃあ、明日また。」
キ「はい、おやすみなさい、横島さん。」
電話を切ったおキヌはそれはもう天まで昇った気分だった。
キ「明日は横島さんと二人だけのデート・・うれしいなぁ・・もしかしたらあんなことやこんなことも起こっちゃったりして・・・キャーー。」
一人で妄想して耳まで真っ赤にしているおキヌであった。
一方こちらは横島宅。
横「おキヌちゃんとデートかぁ・・・きっと可愛い服着てくんだろうなー・・・よし、俺は男としてしっかりとおキヌちゃんの愛を受け止めてみせようぞ。・・・でもなぁおキヌちゃんにもし手出したら後で美神さんに半殺しだろうなぁ・・・どうすっかなー」などと考えていた矢先、「ちょっと待てよ・・俺金持ってねえじゃん。やばいよどうしよー。」
同時刻・・・
同じことを考えていた人物がここにもいた。
「ちょっと待って・・横島さんお金持ってたかしら。・・・持ってるわけないわ。どうしよう・・・仕方ないわ私のこづかい横島さんの部屋に持って行こう。」
少女は得意の幽体離脱ですぐに横島宅へ向かった。
横島は横島で悩んでいた。
横「ああどうすべーどうすべー美神さんなんか頼めるわけないし他に金持ちなんて俺の周りにあんまりいないもんなー。まさかおキヌちゃんに出させるわけにもいかんしなー。ああ困った困った。」
その時、ドアの方からコツンという物音がした。
何か気になったので横島はいってみると封筒が置いてあり中を覗いてみるとなんと2万円ほどの金が入っていた。さすがに横島でも最初は怪しんだがすぐに考えを変えて「これは、きっと日ごろ美神さんに殴られてる自分を哀れに思った神様が授けてくれたものなのだ」と、勝手に決め付けてそのままネコババしてしまった。
まあそれでいいんだけどね。
気になっていたもう一人の方も安心して元の体に戻っていった。
これでバッチリだと二人ともその時は思った。
でも忘れてはいけない。
二人の会話を盗聴機を使って一部始終聞いていたこの女のことを・・・。

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