ザ・グレート・展開予測ショー

ぼくらの地球をまもって!11


投稿者名:神野ポトフ
投稿日時:(04/ 4/10)








パソコンで小説を読むときは部屋を明るくしてモニターから少し離れて読んでね!


















200X年、地球に未曾有の危機が訪れていた
異星の神々が地球に対し侵略行為を行った
が、それとは関係無く戦士達は酒がまわり恐ろしいテンションの宴会をしていた





「……これ以上この部屋にいるのはまずいわ」
「そうですね…」
「ジーク!我々は隣の部屋で巨人戦でも見ましょう!」
「隣の部屋に行くのはいいですけど今日は移動日ですよ?」
「そう?じゃあファミ○ンがあるし久しぶりにレトロゲーでもやりましょうか?
個人的にはベストプレー○ロ野球がやってみたいわ!」
「そんなの見てても楽しくないですよ!それよりもゼ○ウスで点数勝負しましょうよ!」
「いいわよっ!下町じゃあカンストの狐と恐れられている腕前を見せてあげるわ!」





この物語は戦士とは名ばかりの戦士
『オカルトレンジャー』と後に呼ばれる者達の正義の戦いの記憶である
その物語の一つを今、語ろう…






















〜ぼくらの地球をまもって!〜
 『第11話・彼等のQアンドA』












横島忠夫、タイガー寅吉、ピエトロ・ド・ブラドー、氷室キヌ、ルシオラ、パピリオの
六人が酒の勢いで恐ろしいテンションの宴会をしていた。
ちなみに小竜姫、斉天大聖は外で戦闘を、タマモ、ジークフリードは隣の部屋でゲームをしている。


「一番!氷室キヌ!歌いま〜す!」
(パチパチパチ)
「ある時えくぼは考えた〜象の(ボコッ!)って!何するですか!」


酒のせいで微妙に口調の変わっているおキヌ。


「そういうのは著作権がどおこおうるさいのよ!」
「今更何を言ってるですか!原作でも歌ってる曲じゃないですかぁ!」
「個人的には『背中からI LOVE YOU』とか歌って欲しいですね」
「『あいことばは B○!!』とかはどうでちゅか?こないだそれのゲームやったばっかりでちゅ」
「さすがに他社のものはきついんじゃないかノー」
「おキヌちゃんはベテランだから持ち歌多いな〜!正確にはおキヌちゃんのことじゃないけどな!」


酒の勢いで誰もツッコミを入れない。無法地帯である。
そんなかんじで文章にしたら著作権に引っ掛かる曲をメドレーで歌ったおキヌ。


「ありがとうございました〜」
(パチパチパチ)
「では、次は僕が(ボコッ!)」
「おまえはここで歌っちゃいけない人間なんだーーー!!!!!」


ピート、宴会開始から二時間で撲殺されてリタイア。


「ふ〜〜〜。よし!ピートが釘バットで復活しないうちに次いけ!!!」
「二番!タイガー寅吉!!『世界にたった(ボコッ!)」
「おまえのイメージにあわん!!俺が歌う!!!」
「「「待ってましたぁ〜〜〜」」」
「くっ!女性陣を全員味方につけとるから勝ち目がないノー」


横島の歌に合わせておキヌ、ルシオラ、パピリオが手拍子をする。
その間にタイガーはふて腐れて寝てしまった。タイガー、リタイヤ。
横島が歌い終わった頃、無法地帯にボロボロの小竜姫と斉天大聖、そして鬼門の二人が入ってきた。
もう呂律が回らなくなっているおキヌが問いかける。


「鬼門さん逃げきれたんでふね〜」
「まぁ、な」
「さすがに作品の方向性的に死ぬことはない」
「お二人は?今まで戦ってたんれふかぁ〜?」
「ふっふっふ!一時休戦です!」
「宴会芸の極みを見せてやるわい!来い!パピリオ!」
「待ってまちた!」


壇上に小竜姫、斉天大聖、パピリオ、鬼門が並ぶ。


「三番!みょうじんざんず!妙神戦隊ミョウジンジャーやります!」
「何か某特製ドリンクみたいな名前だな…」
「茶化さないで下さい!では…いきますよ!皆!」
「「「「おう!」」」」


五人が飛ぶ。そしてどういう原理か服装が変化する。


「世界が闇に染まる時ッ!!」
「妙神山に正義の姿ありッ!!」
「竜神の逆鱗!!ミョウジンドラゴン!!」
「狂猿の山神!!ミョウジンモンキー!!」
「短命の妖蝶!!ミョウジンバタフライ!!」
「右方の守護!!ミョウジンライト!!」
「左側の鬼神!!ミョウジンレフト!!」
「「「「「五人そろって」」」」」


カメラ(?)が右、左、正面と映して


「「「「「妙神戦隊!!!ミョウジンジャー!!!!!」」」」」
(パチパチパチ)


その音を聞いて隣の部屋から覗いていたタマモが


「どうやって読めばいいのかわからない異名ばっかり。
しかも、一人は元敵。他は肝心な時役立たず。正義が聞いてあきれるわ」


それだけ言って扉を閉めるタマモ。泣きながら舞台の袖に走り去る五人。
妙神戦隊ミョウジンジャーの五人、リタイヤ。


「…ルシオラは何かやらないのか?」
「あたしは嫌よ。アレの後は」
「じゃあ私がもういっはいいきまふれふ」


フラフラしながら舞台に上がるおキヌ。


「四はん!ひふろひぬ!脱ぎまふ!!!!!」
「いいぞーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」


興奮する横島。しかしルシオラに取り押さえられ未遂に終わる。
その後熟睡。おキヌ、リタイヤ。


「どうするの?皆寝ちゃったしお開きにする?」
「いや、さっきトイレに行った時にカオスに連絡をとったからそろそろ来るはずだ!!」


そんなことを言っていると扉が勢いよく開く。
そこに立っていたのは


『ふっふっふっ!久しぶりだね!!』
「あれ?何でカオス達じゃなくてメドーサなんだ?」


そう、そこにいたのはメドーサだった。


『異星王様が霊破片を拾って生き返らせて下さったのさ!
今度こそあんた達を倒させてもらうよ!今回は二人も連れてきたからね!今日こそあんた達の最後だよ!!』


すると三人の仮面をつけた異星神幹部が入ってくる。
一人目はしっぽのついた女。二人目は剣と銃を持った危ない人。


「肉があるでござる!!!」
『好き勝手に動くな!指示に従え!!!』
「君達、僕のようにもっと礼儀正しく振舞ったらどうだい?」


それを見た横島とルシオラは


「あ、そっか。アレだろ、エクトプラなんとか。アレで姿変えてるんだろ?」
「ビックリしたじゃない!まぁ、いいわ。まだ料理あるから食べなさい」


ひどく酔っていた。


「お言葉に甘えるでござる!!」
「では、僕も」
「に、してもそこの肉好きとなんとなく嫌な空気の奴は何かわからんがメドーサはそっくりだな!」
『なんでよ!!!ほら、よく見ろ!!本物のメドーサでしょ!?』


顔を伸ばしたりして確かめさせるメドーサ。しかし


「はっはっは!何の前フリもなくメドーサが復活するはずないだろ?」
「そうよ!マネをするにしてももっと考えなきゃダメよ!」
「そうでござるよ!」
「少しは頭を使ったらどうだい?」


異星神幹部にまで馬鹿にされるメドーサ。目が涙目だ。


『うっうぅぅぅぅぅぅ』
「ごめんな、言いすぎた。まぁ、飲め」


そういってメドーサに酒を渡す横島。場のノリに流されてそれを飲むメドーサ。
が、


「それ、度数高いからゆっくり飲めよ」
『へ……?』


時既に遅し。酒が回って足がおぼつかなくなる。コギャルメドーサにはきつかったらしい。
そんなことをしていると、いきなり大きな音とともに外に五つの物体が降り立った。
異星神も含めてこの場にいるもの全員でそれを見にいく。


「な、なんだ…!!!」


横島がそういうと五つの人影が姿を現す。


「巨大な魔物あるところに正義の危機ありッ!!」
「正義の危機に我等の姿ありッ!!」
「忘却の練金!!オカルトカオス!!」
「悠久の従者!!オカルトマリア!!」
「再生の盟約!!オカルトテレサ!!」
『人工の生命!!オカルトワン!!』
「好色の妖精!!オカルトスズメ!!」
「「「「「五人そろって」」」」」


カメラ(?)が右、左、正面と映して


「「「「「六界合神!!!霊王!ゴッド・オカルティオン!!!!!」」」」」


ちなみに人工幽霊壱号はマリア、テレサのボディのスペアらしきものに乗り移っている。
まぁ、分かり易く言うならパシリスクM・3のボディだ。


「カ、カオス達がもう一組?」
「…ってかもう似たようなネタやったわよ」
『「「「「えぇえええええええ!!!!!」」」」』


どうやら自信作だったようだ。このネタで場の空気を掴もうと思っていたのだろう。


「ってかどうしてオカルトレンジャースーツになってんだよ。スペアがあったのか?」
「長官が見つけてきた隠し金山がなきゃあんなもん金がかかり過ぎて作れんわい。これはレプリカじゃ」
「隠し金山ねぇ…」


そんな話をしているとフラフラになりながらメドーサがやってきた。


『!!!あ、あれは!オカルトレンジャー!くっ!あんたら、食ってないで、仕事だよ!』


注意!・メドーサはオカルトレンジャーの正体を知りません。


「仕方ないでござるな」
「彼等を倒せばすむんだろう?すぐに終わらせるさ」
「へ?何で敵が?ってかワシらメカに乗らなきゃ駄目なんじゃが…」
『問答無用!!』


攻撃を開始する三人。吹っ飛ぶカオスと鈴女。
マリア、テレサ、人口幽霊壱号は攻撃を避けて戦闘を開始する。


『くっ!またあのロボットか!しかも今回は増えてる!!!』
「クレイモアキーーーック!!!」
「レーザービーマー最大電圧充電!発射!!!」
『ミサイル用意!設定、2番装備、発射!!!』
『くっ!遠距離装備ばかりでやっかいね!全員!最大霊力で一気にケリをつけるわよ!』


メドーサの命令を聞き、尻尾の異星神が巨大な霊力を放ち始めた。


「これぞ我が師の技!奥義!ファント○ブレーーーーーーーーード!!!」
「姉さん!あいつなんかアーティファクトなしであの技を出したわよ!!!」
「霊力値・上昇・全員・回避行動を!!!」


避ける三人。しかしそれを追撃するようにの異星神が目の前に現れた。


「ジャ○ティスブレーーーーーーーーーーーード!!!!」
『こちらもどこかで聞いたことある技です!!!』
「けど、あれは武器の名前よ!」
「マイナー・過ぎて・誰も・わからない」


そんなかんじで戦っていると


「ミョウジンジャーの出番です!!!!」
「行くぞ!!まだまだ若いもんには負けんわい!!!」
「バタフライショーーーーーーーットでちゅ!!!」
「「うぉおおおおおおおおおお」」


何か乱入。


『へ?妙神山ってこんなに戦力多かったっけ?』
「いくでちゅよ!!!犬女ぁあああああああああああ!!!!!」
「狼でござるぅううううううううううう!!!!!!」
「ミョウジンドラゴン参上!!私怨はないが死ね!!メドーサ!!!!」
「はっはっは!!!ワシの超加速についてこれるわけがなかろう!!!!!」
「「ぐわぁあぁあああああ!!!!!!」」
「いくわよ!姉さん!!オカルトワン!!」
「イエス、オカルト・テレサ!!」
『まかせてください!!!』
「食らいなさい!!!正義の鉄拳!!!!!」
『「「トリプルロケットアーーーーーーーーーーーーーーーーム!!!!!!」」』
『あぁああああああ酒のせいでうまく避けれないぃぃ!!!!』
「馬鹿猿!!どさくさ紛れにセクハラ行為を行なうな!!!!」
「いつからそんな口を聞けるようになった?馬鹿弟子がぁああああああ!!!!!」
「……僕は非難させてもらうよ」


大混戦。
それを見ていた横島とルシオラは

「「いいぞぉおおおおおおおおお!!!」」

この状況を芸だと思えるほど酔っているらしい。
が、この先の見えない戦いも長くは続かなかった。
ミョウジンレフトとライトが修行場に飛ばされ、修行場の壁をぶちぬいた瞬間、それは現れた。
震撼する妙神山。


『な、なんなのよ!この恐ろしい霊力は…』
「修行場のほうからだわ!」
「危険・です」


ミョウジンレフト、ライトの穴から鬼門がボコボコにされた姿で出て来る。


(ビクビク!!!)


ビビる一同。
そしてそこから現れたのは


「始めてから10時間…もうすぐで…もうすぐで………カンストだったのにぃいいいいいい」


穴の向こうには壊れたテレビと怯えるジークの姿があった。


「オカルトチェンジ!!!幻惑の報復!!!!!オカルトホワイト・シグマ!!!!!!!
あんたら全員、死にさらせぇええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!」




















「……アレ?温泉は…?(ガクッ)」







次回予告
報復の狐
復活の蛇
混乱の中で始まる奇跡
果たして彼等は生き残ることができるのか

次回
『妙神山温泉湯煙殺人事件』

「次回に向かって!オカルトチェンジ!!」














あとがき

またまたやっぱりアレな作品ですみません。ポトフです。
テンションやたら高いです。ってか眠いです。
後、今回もアドバイスの通り一度目を通しましたが誤字脱字があったらすみません。
あったら次回は読み返す回数を増やします。
後、今回も読んでいただきありがとうございます!
では、次回に向かって!オカルトチェンジ!!

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