ザ・グレート・展開予測ショー

ぼくらの地球をまもって!10!


投稿者名:ポトフ
投稿日時:(04/ 4/ 8)







パソコンで小説を読むときは部屋を明るくしてモニターから少し離れて読んでね!


















200X年、地球に未曾有の危機が訪れていた
異星の神々が地球に対し侵略行為を行った
神々に立ち向かう新たな仲間も加わった





「さりげなく第10話ってことで新章突入。
未来から横島の子供のルシオラとテレサもやってきてさらにわけがわからないことになってるこの作品。
まだ外見年齢が当時の状態になってないルシオラの胸はさらに悲劇的。
そんなロリなルシオラに対して社会的な位置を考えざるをえない横島。
横島を奪おうと暗躍するおキヌちゃん。口調がおキヌちゃんと被る小竜姫。
まぁ、所詮はギャグなので純愛も熱愛も浮気もハーレムもないわけで。
何事もなかったかのように普通に登場するピートとタイガー。
最近出てない長官とひのめ。以外といい役どころのカオスとマリア、人工幽霊壱号。
黒い冥子に影から出れない美衣。どこにいるのかケイ。不遇な役の美神、唐巣、厄珍、鬼道、鈴女。
そして進行役にして幼児退行ネタもできる傾国の美女タマモ。
そんな彼等は今日も適当に異星神と戦うのであった。ベンベン」
「いつまで三味線もってるんですか…」
「あら、ジーク。いたの?説明を忘れるくらい影が薄いわよ!」
「わざとだろうけどそこはかとなくむかつきますね…」





この物語はそろそろキャラ分けが苦しい戦士
『オカルトレンジャー』と後に呼ばれる者達の正義の戦いの記憶である
その物語の一つを今、語ろう…






















〜ぼくらの地球をまもって!〜
 『第10話・向こうから吹く風』












横島忠夫、タイガー寅吉、ピエトロ・ド・ブラドー、氷室キヌ、タマモ、ルシオラの六人が
小竜姫、ジークフリードと共に妙神山に来ていた。
理由は前回の女学院事件の後、異星神の侵攻が何故か弱まり幹部クラスが出なくなったので
オカルトGメンでも対応できるだろうと長官に休暇をもらったのでルシオラはパピリオに
会いにいくため、他の者は前回のように複数の場所で別々に戦闘狙われるのを阻止するために来ていた。


「私はヨコシマだけでいいのに…」
「妖怪淫乱蛍変化と横島さんを一緒にしとくわけにはいきません!」
「ふっ!小竜姫!ますますNPを上げたようね!」
「なんですかNPって…」
「ネーミングセンスポイントの略よ!あんた何年生きてんのよ!常識よ!」
「そ、そうなんですか!?ずっと島にいたからわからなかった…」
「嘘を教えるな、嘘を」


そんな会話をしつつ歩いて数時間。妙神山の門前にたどり着いた。


「今回はやたら早く進んだわね」
「まぁ、山道のアクシデントを起こしてもこのメンバーじゃすぐに解決しちゃいますからね」
「アクシデントを起こすってなんですか…」
「ヨコシマ!早く入りましょう!もう疲れたわ」
「「そうはいかんぞ!」」


修行場に入ろうとするルシオラを止めたのは二つの声だった。


「…ああ、いたいたこんな奴」
「妙神山イベントのお約束ですもんね…」
「この『右の鬼門』!」
「そしてこの『左の鬼門』がいるかぎり未熟者には決してこの門は開きはせん!!」
「懐かしいなぁ。『ドラゴンへの道!!【その1】』のときの鬼門の台詞の後の「あら、お客様?」って
言って扉を開ける小竜姫さまが個人的には好きだった!」
「唐突に話し出すから何かと思えば…」


赤面する小竜姫。横島に対して殺気を放つルシオラとおキヌ。


「横島さん、それは告白と受け取ってもよろしいんですか?」
「は?」
「だって今好きって…」
「い、いえ…それは…俺は…」
「ヨコシマ!」「横島さん!」


修羅場的なものは作者には書けないので省略するが横島が瀕死の状態になったことだけ書いておく。


「それはともかく…規則の通り我らと手合わせ願おうかッ!」
「勝たぬ限り中には入れぬ!!」
「…ルシオラビィイイイイイイイイム!」
「説明しよう!
ルシオラビームとは未来から来たルシオラの特殊能力の一つである。
頭の触覚から発生する光線は如何なる物質も破壊する!ちなみに追尾機能あり」
「「えぇ!」」


説明を聞いて逃げ惑う鬼門達。二人の後を追うルシオラビーム。


「うふふふふ!踊りなさい!下賎なもの達!」
「ああ…ルシオラ、素敵だ…」
「美神さんに従ってるときからおかしいとは思ってたけど…」
「年上好きじゃなくてただの特殊性癖の持ち主だったんじゃノー…」


ひくピートとタイガー。


「そ、そんな!横島さんがこんな異常性癖の持ち主だったなんて!私は(後略)」
「そのネタは長くなるから禁止!それにあんたらの最近の台詞ってGS美神二次創作の枠をはみ出しすぎよ!」


そんなことを言ってるうちに鬼門達の体はどこかに逃げていってしまった。
戦意喪失してるようで鬼門達の目が虚ろだ。門も開いている。


「…まぁ、それはともかく入りましょうか」
「そうですね」


そういって入る一同。


「えーそれではまず着替えを…私と横島さんはこっち。その他は向こう」
「…ここまであからさまだと逆に凄いわね」
「敵ながらアッパレです…」
「いえ、さすがに冗談です。今日は客人としてお招きしたのですから
着替える必要はありません。とりあえず老師とパピリオのところに行きましょうか」
「くっ!自分でネタをふっておきながらすぐに切り返し何事もなかったかのように振舞う…。
さすがね!ハチミツボーイ!!」
「ふふふ、パクリとはいえここでその名を持って来たタマモさんも
中々のセンスですよ。老師の元で修行すればまだまだ伸びる可能性を秘めてます」
「女学院の一件以来、小竜姫さんとタマモちゃん仲いいですね〜」
「果たしてこれは仲がいいと言えるのかしら」
「むしろ師弟関係みたいに見えるけど」
「…ってか横島さん。僕、妙神山始めてなんですがここってそおいう修行場なんですか?」
「まぁ、それも修行の一つではあるな。いや、嘘じゃないぞ?」
「目が笑ってるノー…」


こんな会話をしつつ斉天大聖老師とパピリオのいる部屋に向かう途中、
関係無い部屋を覗き込んだタマモが小竜姫に問いかけた。


「あれ?小竜姫、こないだテレビはゲームにしか使われないって言ってたけど
ここにゲームに使われてないテレビあるじゃない」
「はい、私があなた達の救助に行った後から使われなくなったんです」
「何で?見れなくなったとか?」
「いいえ、この部屋を見ればわかりますよ」


そう言って小竜姫が指したのはその隣りの部屋だった。
その部屋を覗く一同。そこには


「サル、だめでちゅよ!そのスキルはまだ実装されてまちぇん!」
「そうか、ところでこっちの世話を焼くのもいいがおまえがさっきまで削ってたモンスターがやられとるぞ」
「へ?…あぁ!シーフに経験値とお金持ってかれちゃったでちゅ…。あの装備を買うお金が足りまちぇん…」
「まだまだじゃな!わしには貢いでくれる者が何人もおるわい!」
「く〜!なんでネカマのサルには貢いでリアル美少女パピリオには何もくれないんでちゅか!」
「赤ちゃん言葉を使う者が本当におるとは思わんからな。
狙い過ぎのネカマていどに思われとるんじゃろう。普通の言葉を打ち込んだらどうじゃ?」
「これはパピリオのキャラの持ち味でちゅ!!!」


オンラインゲームをする二人の姿があった。


「と、いうわけでテレビは現在ゲームに使用されてないんです」
「「「「「「痛ぁ!!!」」」」」」
「老師、キャラ的に変わり果てた御姿に…」
「神族にうちの妹が汚された…」
「まぁ、この作品でキャラを気にしてもしょうがないわね」
「ってことで老師、失礼します。小竜姫、ジーク、帰還しました」
「『装備がまだ弱いのでみんなの足手まといになっちゃうかも…』と、それそれ!早く貢がんか!」
「……老師?」
「ん?あぁ!!!ゴホッゴホッ、…うむ、入れ」


老師の言葉を聞いてから小竜姫とともに中に入る一同。パピリオは無反応。


「お〜い、パピリオ〜。ヨコシマが来たぞ〜」


横島の言葉にも無反応。


「パピリオ!私よ!ルシオラよ!」


ルシオラの言葉にも無反応。


「お、おかしいわ!ヨコシマに飛びついていったり復活した私に泣きながら甘えてきたりするのが
パピリオシナリオの常識でしょう?事前に知らされてもいないのに無反応なんてありえないわ!」
「シナリオうんぬんはともかく…確かにおかしいですね」


するとパピリオがパソコンのほうを向いたまま口を開いた。


「ネットでちゅよ…」
「へ?」
「ネットを駆使すればヨコシマが来る日時やルシオラちゃんの復活の可能性もわかるんでちゅよ…」
「いや、ありえないし、知っていてもパピリオのキャラ的には…」
「つねにこの世は諸行無常…気づいてしまったんでちゅよ…この世の無意味さに…」
「な、何なのよ…」
「つまり、ルシオラちゃんの一人や二人復活しようがそんなことどうでもいいんでちゅよ…」
「え!……えぇぇぇぇぇぇん!!!ヨコシマ〜!パピリオがヒッキーに…」
「おい!パピリオ、やり過ぎだぞ!」
「へ?」
「そうでちゅね」
「どういうこと…?」
「いや、もっともらしい理由もない、ただ作者が思いついたネタだ!」
「そうでちゅ!だから次の行からは今の会話を無視してくだちゃい!」
「お〜い、パピリオ〜。ヨコシマが来たぞ〜」
「ヨコシマ〜〜〜〜〜!!!!!」


横島の胸に飛びつくパピリオ。


「ヨコシマ、寂しかったんでちゅよ!」
「悪い悪い。その変わり今日は会わせたい人ががいるんだ」
「誰でちゅか?」
「それはな…」


横島が顔を傾けた先を見るパピリオ。


「………………!?」


パピリオの目に涙がたまり


「ルシオラちゃぁああああああああああああああん!!!!!!!」


ルシオラに飛びつくパピリオ。


「どうしてここにいるんでちゅか?ん〜ん、そんなことどうでもいいでちゅ!
会いたかったでちゅ!!!!」
「よかったな、パピリオ」


二人の姿を見て涙ぐむ一同。


「…………」
「ルシオラちゃん?」
「ん?ルシオラ、どうしたんだ?」
「いや、さっきのがあった後で感動できるほうが凄いでしょ…」
「何を言ってるんでちゅか?」
「そうだぞ、俺に飛びついたり復活したルシオラに泣きながら甘えてきたりしてるのに何が不満だっているんだ?」
「いや、あえていうなら全部」
「わがままでちゅね」
「わがままだな」
「わがままですね」
「わがままじゃノー」
「あぁあああ!!!はいはい!!私が悪いんでしょう!!!!!!!」
「わかればいいんでちゅ!」


そんな会話をしつつ時間は流れ、時間は夜になる。


「そういえばルシオラちゃんは未来から来たって言ってまちたがどうして神魔族に
この時代に来るように依頼されたんでちゅか?」
「『忘』の文珠で忘れたわ」
「…設定うんぬんをうまく回避する方法を見つけやがったんでちゅね」
「はいはい!そんな話はいいから、そろそろご飯の時間ですので宴会場に集まって下さい」
「小竜姫は作者の回し者のようでちゅね…」
「ってか宴会場って…」
「もう修行場でも何でもないノー…」
「そんなツッコミはいいから、早く行きましょう」


そんなかんじで皆、宴会場に移動した。


「うわぁ〜凄い料理ですね〜」
「ええ、私とおキヌちゃんで腕によりをかけて作りました」
「くっ!ヨコシマがお料理教室に通わせてくれなかったからカマトトシスターズに
遅れをとっちゃったじゃない!!」
「未来の俺のことなんて知るかよ…」
「そんなことより早く食べるでちゅよ!」
「そうじゃノー」


そういって皆が席に座るが、


「私はヨコシマの隣でちゅ!」


いち早く横島の隣に座るパピリオ。


「「「じゃあ私は…」」」


同時に同じことを口にしようとするおキヌ、ルシオラ、小竜姫。
横島の隣で立ち止まり、睨み合う三人。


「…クリスマスを思い出しました」
「…なんでワシは今ピートさんに殴られてるのかノー」
「もう一発ですか?」
「すまん」


しかしその後はクリスマスのようにはならなかった。


「ルシオラちゃんも私の隣でちゅ!」
「え?ちょ、ちょっと私は…あ〜ヨコシマ〜〜〜」
「こら!何をしとるんじゃ!!」
「ろ、老師!今までどこに…」
「ちょっとレベルを上げてただけじゃ!」
「……だから目が悪くなるんですよ」
「やかましい!お前はわしの隣で酒でも注げ!」
「え〜〜〜!?何が悲しくてサルなんかに…」
「いつからワシにそんな口が聞けるようになったんじゃ?」
「あえて言うならゲームのやり過ぎで老師の手が鈍ってきたころでしょうか」
「上等じゃ!表へ出ろ!この馬鹿弟子が!!!」
「ふっ!あなたが猿山の大将であると思いしらせてあげますよ!!!」


外へ出る二人。結果として横島の隣はパピリオとおキヌとなった。


「では、僭越ながら私、パピリオが乾杯の音頭をさせてもらうでちゅ」
(パチパチパチパチ)
「え〜っと私達のさらなる発展と、次の大台20話目指して、かんぱ〜〜〜い!!!」
「「「「「「「かんぱ〜〜〜〜〜〜〜い!!!!!!」」」」」」」




















「へっへっへっ!次回辺り温泉ネタだな!!!」







次回予告
襲撃を受ける妙神山
三人の異星神幹部の猛攻に苦戦する六人
さまざまな思惑行き交う山での死闘
その先にあるものとは

次回
『彼等のQアンドA』

「次回に向かって!オカルトチェンジ!!」














あとがき

至極アレな作品ですみません。ポトフです。
クイズの答えはサルでした。ポトフです。短くてすみません。ポトフです。
今回のは番外編ではありません。ポトフです。ちなみに前回の予告に嘘はありません。ポトフです。
・ ついにハゲを倒した戦士達             前回倒した
・ 未来戦士も加わり六人となったオカルトレンジャー  前回加わった
・ そして、さらに熾烈を極める戦い          恋の戦いっちゅうこっちゃね
・ そのとき彼等は目撃する              オンラインゲームネタのこと
ほらね。ポトフ、嘘、つかない。
ちなみにオンラインゲームってやったことないんで間違いだらけかも…。
後、アドバイスの通り一度目を通しましたが誤字脱字があったらすみません。
あったら次回は読み返す回数を増やします。
後、今回も読んでいただきありがとうございます!
では、次回に向かって!オカルトチェンジ!!

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