ザ・グレート・展開予測ショー

RPGなんてどうでしょう?(11)


投稿者名:ひのめ子
投稿日時:(00/ 3/ 8)

ホワンの町の後半です。
ホワンの南に位置する洞窟。そこを根城にする魔物達から
人工精霊ホワンの杖を取り戻すべく向かった美神達。その続きです。

※ちなみにこの町では、イベント終了後でないと道具屋などは使えません。
この町の地下に入ると宿屋と同じサービスが受けられます。
宿屋では、体力回復、メンバー編成、セーブなどができます。

洞窟を奥深く入ったところで道が大きく二股に分かれている。
横島「どうします?」
美神「あんたはどっちだと思う?」
横島「じゃ、じゃあ右を…」
美神「オッケーみんな左ね」
横島「ちょっとぉぉ美神さん!!」

その時、右の道の奥から、ざわざわという物音が聞こえた。
美神「羽音…かしら…」
横島「右から…みたいですね」
美神「横島君!!あとよろしくね!!」
そう言うと、美神と他のメンバーは出口に向かって駆け出した。
横島「ちょっとぉぉぉー!!美神さーんんん!!」
美神「あんたが右って言ったんだから責任取んなさーい!!」

すると、右の道をさっきの羽虫の大群がこっちへ向かって来ていた。
※「いてて、チクショー!このっ」
虫の大群とともに一人の人間が飛び出してきた。
横島「あっ、お前やっぱり雪之丞!」
雪之丞「なっ、横島か…?お前なんで…。丁度いいお前手伝え!」
横島「えっ」
・・・戦闘シーン・・・羽虫5匹・2回の戦闘
戦闘シーン終了後 (二人は壁際に追い詰められている)
雪之丞「こいつは、きりがないぜ・・・。ん?何だ」
その時、横島の手に握られている文珠が強い光を放っていた。
その光はさらに強さを増し、気がつくとその文珠に「爆」の字が刻まれていた。
横島「今までの光とはレベルが違う!」
雪之丞「投げろ、早く!!」
横島が文珠を敵に向かって投げると、強い爆風の後、あれだけいた
羽虫の大群は跡形もなかった。(「爆」が使えるようになる)
美神「横島君大丈夫?」
美神たちがひょっこり現れた。

美神「極限状態で、力がアップしたみたいね・・・」
雪之丞「ふう、助かったぜ。俺が来た方は行き止まりだったが、
思わず、壁をどついたら、天井の方から一斉にあいつらが・・・」
美神「じゃあ、左の道が正解みたいね」

さらに先に進むと、広い空間に出た。
※「待ってたよ」
美神「どこっ?」
※「ここさ!」
そう聞こえたかと思うと、天井の方から人間の女の顔を持ち、体がアリの
ような巨大な魔物が背中の羽を使ってゆっくりと降りてきた。
※「私のかわいい子供達を大勢殺したんだ。簡単には返さないよ」
美神「杖を盗んだのもあんた?」
※「そうさ、私のねぐらの側に人間達がいるなんて目障りなんでねえ。
あのホワンには何度も煮え湯を飲まされているんだ。覚悟しな!!」

戦闘シーン・・・ボス(女王アリ?後衛)、羽虫3匹(前衛)
勝つと、ホワンの杖が手に入る。その後、ホワンの町へ

町の中央にあるひときわ目立つ塔。門番達が入り口を開けて、皆中に入る。
門番「杖を取り戻してくれたのか。ありがたい!!
それじゃ、そこに置いてくれ」

言われた通りに杖を台座に置くと、霧のようなものがそこに向かって
集まってくる。やがてそれは、一人の人間のような形になった。
※「ワタシハ、ホワン。ミナサンノハタラキニカンシャシマス」
機械音のような声があたりに響く
ホワン「アナタタチハ、ニシニムカウノデスネ。ソレナラバ、コノフダヲ
モッテイキナサイ カナラズヤクニタツデショウ コレガソノオレイデス」
ふっと、ホワンの姿が消えると、ひらひらと一枚の札が落ちてきた。

アン「お兄ちゃんたちありがとう!」
雪之丞「いいって事よ。俺も色々世話になったからな」
横島「そうそう、軽い軽い」
美神「あんたたち、調子に乗るんじゃないの」
町の男「ここから西にいくなら、瘴気が強い陸路より海路を取った
ほうがいい。港から西に行く船ももうすぐ出せる」
美神「まだまだ、これからね・・・タダ働きかー」

続く
これから先は、メンバー編成があるので、強制メンバー以外は
台詞がないのですが、つまんなくなっちゃうので、時々でも入れようかな
と思います。








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