ザ・グレート・展開予測ショー

RPGなんてどうでしょう?(9)


投稿者名:ひのめ子
投稿日時:(00/ 3/ 6)

お久しぶりです。では前回からの続き…。人狼の里で無事シロとタマモに
再会した美神たち。今度はトットリの港町での話

・・・トットリの港にて・・・
美神「船を出せないですって?」
船乗り「済まないが、ホワンの町で何かあったらしい向こうから来るは
ずの船が来なくなっちまってな。こっちから行くのは当分見合せること
にしたんだ。悪いがまた来てくれ」
美神「こっちは急いでんのよ!!」
船乗り「そうは言ってもねえ…」
タマモ「何が原因なのか、こちらからじゃ分からないの?」
船乗り「どうも、向こうの結界の力が弱ってるらしい。そこを、大方
魔物どもがまた襲ってきたのかもしれん。そんな所へわざわざ行く
わけにもいかんだろう」
シロ「しかし、向こうで何が起こってるのか調べる人間が必要で
ござろう」
船乗り「だから、これから調査に行く人間を集めてるんだ」
横島「だったら、それに俺達も混ぜてくれよ」
船乗り「あんた、そんな場所に女の子をぞろぞろ連れていく気かい?
あんた自身もあんまり強くなさそうだし…」
美神「あーら、マイカルの町の危機を救ったのは、私達よ。こっちは魔物と戦う
プロなんだから」
船乗り「へえっ!あんた達が…。噂には聞いてたが、ふむ、いいだろう
こんな役目誰もやりたがらないしな。準備が出来たら俺に言ってくれ
すぐに出発しよう」
・・・・・船の上・・・・
美神「偵察が目的なだけあって本当に小人数なのね」
船乗り「被害も少なくて済むからな。そう言えば、あんた達と同じでよそ者の
人間がいる。こっちは子連れだぜ、しかし、腕が立つ」
美神「随分、よそ者ばかりで固めたわね」
船乗り「他の人間はみんな家族がいる。もしものことがあったら…な
その点あんたらなら…」
※「令子、令子なの?」
見ると、子供を抱きかかえた一人の女性が走り寄ってくる
美神「えっ?まさか…ママなの?」
美智恵「良かった…。みんな無事?」
横島「隊長!?」
船乗り「何だ何だ?あんたら、知り合いなのか?」
美神「私の…家族よ…」
船乗り「そうか…あんたらにも家族はいるよな…悪かった。それにしても
偶然にこんなことがあるとは」
美神「別に、いいわよ」

・・・ホワンの港・・・
船乗り「俺はここで船を見てなきゃならん。トットリに戻る必要が
ある時はこっちに来てくれ」
(ここで、船乗りに話しかければ、トットリとホワンを行き来することが出来ます)
美神「さて、気を引き締めていくわよ横島君!」
横島「は、はいっ!」


さて、次回の舞台はホワンの町です。お楽しみに。









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