ザ・グレート・展開予測ショー

ぼくらの地球をまもって!5


投稿者名:ポトフ
投稿日時:(04/ 3/27)





パソコンで小説を読むときは部屋を明るくしてモニターから少し離れて読んでね!


















200X年、地球に未曾有の危機が訪れていた
異星の神々が地球に対し侵略行為を行った
けれど今は別の危機が訪れていた





「パパ、ビデオ撮って!」
「…ま!まさかこの展開は!!!」
「パパ、写真撮って!」
「まじかよ…!」
「…いやなの?(涙)」
(…くっそ〜作者はクールなタマモが好きだったんじゃないのか!?
いや、決して今のタマモが嫌いなわけじゃないが…ってかこの容姿でこの台詞はないだろ!!!
これじゃまるっきり俺が言わせてるみたいじゃないか……あぁ、でも)
「パパ……」
「くっそ〜〜かわいいなぁ!もう!!!(抱)」
「(シメサバ丸片手に)よ〜こ〜し〜ま〜さ〜ん」





この物語は人々の希望であると同時に恐怖でもある戦士
『オカルトレンジャー』と後に呼ばれる者達の正義の戦いの記憶である
その物語の一つを今、語ろう…






















〜ぼくらの地球をまもって!〜
 『第5話・きみがいるから』











横島忠夫、タイガー寅吉、ピエトロ・ド・ブラドー、氷室キヌ、タマモの五人が
六道女学院霊能科に来ていた。
五人は美神美智恵長官の命令で非常勤教師としてきていた。


「卒業してから来てなかったから懐かしいです…けど何か活気に欠けるような……」
「先生達も異星神に捕まってもう鬼道先生ぐらいしか残ってませんからね」
「関係無いけど上のとこのスペースどんどん空くなぁ…」
「作者間抜けだからじゃないかノー」


タイガーもこういう話に参加するあたり大分汚染されたようだ。


「へっへっへっこれで格好良く指導すれば伝説の桜の下で女子高生とアレでソレでナニも夢じゃない!」
「懐かしいノリジャノー…」
「キャラクターにリセットがかかったんでしょうか…」


しかしリセットされなかったのが一人いた。


「パパ〜〜〜あれ買って!」
「あぁああああ!冒頭の一発ネタかと思ったのに!!!」


この状態のタマモに引っ付かれながら邪な台詞を言っていた横島。
文字通り「小連れ狼」だ。
関係ないが進行役だったタマモがこうだと実に動かしづらい。


「わたすの横島さんに何してるだぁ〜!!!」
「どこの方言ですか…」
「あ!ついオロチ岳弁が……」
「ああ、そういえば人骨温泉のあった場所ってそんな名前じゃったノー」
「おキヌちゃんのお義姉さんもそんな方言だったし」
「関係ないですけどいつもは何にも知らない横島さんがあのときだけは『反魂の術』なんていう
ちょっとマイナーな術を知ってたのが不思議だったんですよ」
「あれ?あのときおキヌちゃんはいなかったはず……」
「じゃあ聞きますけど私のパジャマ姿はいつ見たんですか?」
「まったくその通りで」
「パパ〜〜〜あれ買ってってばあぁ〜〜〜!!!」


無視されてたタマモが言う。ってかもうタマモじゃねぇ。


「何でこんなままなんだよぉ…」
「確か脳への過剰な外部操作は危険だってセイリュートが…」
「過剰な外部操作されてんのは俺のほうだし何よりセイリュートって誰だよ…」
「え〜っと、確か機族の女の子だったと思います」
「機族ってなんだよ!!!」
「パパ〜〜〜!!!」


また無視されたタマモが叫ぶ。


「なんなんだよ…女学院のどこに何が売ってるってんだよ…」
「んっ!」


タマモが指差した先には一匹の戌がいた。


「ボーナス(?)まで待ちなさ……」
ちゃんちゃちゃちゃんちゃんちゃちゃちゃ〜ちゃちゃ〜
「どうする?アイフ…ってあれは冥子ちゃんの式神のショウトラ!!ってことは…」
「あら〜〜〜?横島君じゃない〜〜〜」


読者の予想通り現れたのはインダラの背に乗り十二神将を引き連れる六道冥子の姿だった。


「またややこしいのが……」
「ん〜〜〜?なあに〜〜〜?」
「いえ、こっちの話です」
「パパ〜あれ買ってくれないの?」
「タマモちゃんキャラ変えたの〜〜〜?」
「まあ、そんなところです」
「そんなところですかノー…」
「男が細かいこと気にしちゃ、ダメ!!」
「パパ〜〜〜!!!!!」


二度あることはなんとやら。また無視されたタマモが叫ぶ。


「あの戌はあのお姉ちゃんの友達なんだよ。だからダメ!
ちなみにあのお姉ちゃんは俺のものなんだよ。だから手ぇだすなよピート!」
「よ〜こ〜し〜ま〜さ〜ん」


怒るおキヌ。ひくピート。


「そおよ〜〜〜。私は横島君のものなんだから〜〜〜」
「「「「へっ?」」」」
「だって〜〜〜………ねぇ?」
「何が」
「お母様が『容姿や言動はともかく横島忠夫の力は六道家にこそふさわしいわ〜〜〜。
美神家に取られる前に奪いなさい〜〜〜』っていってたんですもの〜〜〜」
「そ、それじゃあ冥子ちゃんの気持ちはどうなるんだい?」
「あら〜〜〜気を遣ってくれてるの〜〜〜?」


おキヌから殺気が放たれる。びびる横島。


「い、いや別にそういうわけやのうて……」


びびって弁解モードに入る横島。
けど冥子は聞いてない。インダラから降りて横島に抱きつく。


「うれしい〜〜〜」
「あーーーーーー!!!!!横島さん!!!!!」
「ち、違うんだおキヌちゃん!さっ冥子ちゃんもお母さんのいいなりにならずにもっと自分をだね……」
「クスッ、いいの?私はいつだってOKなのに」
「!!!」


横島にだけ聞こえるように話し、首に手を絡めながら耳に息を吹きかける冥子。
その目つきは妖艶になり口調も大人のそれになる。


「め、冥子ちゃん…?」
「まぁ、今日のところは殺気だってるからおキヌちゃんに譲ってあげるけど…今度はそうはいかないわよ?」


そういって横島から離れる冥子。


「ごめんなさ〜〜〜い。皆いなくなってたから心細くてつい抱き着いちゃったの〜〜〜」
「なんだそういうことですか。すいません」
「ん〜〜〜ん。気にしてないわ〜〜〜」


何事もなかったかのように振舞う冥子。
横島以外の者は気づいてないようだ。


(ヤバイヤバイヤバイヤバイ!!!!!こんなの予想してねぇぞ!!!!!!!)


あえて言うならこの作品で予想できるネタのほうが少ないのだが横島は気づいてない。
そんな中無視され続けたタマモは横島から離れて一人鬱になっていた。















シーンは変わりここは六道女学院霊能科3年B組教室
GSが失踪する事件の後、霊能科の生徒が自主休学をするようになってしまった。
しかし一番成績のよかったこのクラスは大半の生徒が残った。
教師もほとんど失踪していたので全ての生徒がこのクラスで授業をすることとなった。
なので五人と冥子、鬼道も全員このクラスに集まっている。


「あ、はい、今日から非常勤教師としてやってきた、横島忠夫、と申すものでござぁます。
邪に忠実な男、という意味でござぁますなぁ。みなさん、12の3、ハイッ!三年!!!B(ボコッ!)」


…何のまねか作者ですら理解に苦しむ。
即座に立ち上がった横島はめげずに黒板に名前を書き出す。


「横島忠夫だ!グレイトな展開予想をするので人呼んで『GT(ボコッ!)」
「わいも最初やったわ…。鬼道をムリヤリ『オニミチ』って読むことにしてな…」


遠い目をする鬼道。


「じゃ、じゃあ文珠を三つ使って『紙』『操』『人』って刻んで大英図書館の(ボコッ!)」
「しつこいですよ!横島さん!!!」
「流石に三連発はノー…」
「ウザさ爆発さく〜ら屋〜ってかんじですね…」


ピートの発言は無視され話は進む。


「とりあえず人数も多いし特性ごとに分けたほうがよくないですか?」
「そやな、じゃあ直接戦闘系の生徒は横島先生とブラドー先生と一緒に第一グラウンドに、
精神攻撃系の生徒はタマモ先生と……タイガー先生と一緒に体育館に、
使役系の生徒はボクと六道先生と氷室先生は第二グラウンドに、それぞれ集合や」
「せめてピート先生にしていただけませんか?その名前トラウマなんで…」
「よし!じゃあボクの全ての権限を行使してブラドー先生にしたるわ」
「なんでですか!!!」
「みんなも、それでええな?」
「「「「は〜〜〜い!」」」」
「なんでですか!!!」
「わしの名前だけなんで詰まったのかノー?」
「それ、芸名とちゃうの?」
「わっしは…わっしは…グワァアアアッ!!」
「なんで俺の班には女性教師がいないんや〜〜〜!!!」
「生徒は全員女子や。浮気の現場を見つからなくてすむんやないかと気ぃつこおたんや」
「鬼道!おまえは何にもわかってない!生徒とのコミュニケーションと女教師とのソレには
根本的なものが違うんだ!!!同時だったら楽しさ100倍!ヨコシマンだ!!!」
「パパと一緒がいい」
「私も横島さんとが……」
「私も〜〜〜」
「仕事に私情を持ち込むな!ってかタマモ先生はキャラ変えはりましたか?」
「もうそのツッコミは冥子ちゃんがしたから却下!ってかおまえは冥子ちゃんと一緒じゃないか!自分だけいい思いしやがって!!」
「しつこい!いつまでも言うとると長官から貰っとる広域範囲洗脳兵器『TIGER』を使うぞ!!!
そこの芸名野郎の能力をコピーして数千倍に引き出した優れもんや!!!」
「長官は人のことをなんだと思っとるのかノー…」
「ってか鬼道はどこの方言話してるんだよ…」


作者は彼の口調をイマイチつかめずにいた。
そんな中鬼道は血走った目で機械に手をかける。


「実はメチャクチャ使いたかったんや!ってことでスイッチオン!!」
「「「「「「ギャァアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」」」」」」


鬼道以外の六人の体に何故か電撃が走った。
しかし全員けろりとした顔で。


「って!こんなもんがそんなに凄かったらオカルトレンジャーなんていらんわい!!!」
「な!なんやて!!!数千倍のパワーって…」
「誇大広告ってやつじゃないですか?」
「私ね〜〜〜マーくんのそーゆーバカなとこ、昔からキライ〜〜〜!!」
「めっさむかつくわー!!!」


しかし効果があった人物が一人いた。


「はッ!!私はなぜここに…!?」
「タマモ!誰も気づかないこだわりの言いまわしと共に記憶が戻ったようだな!」
「よかった…どうやってこの後進行しようかと思ったんですよ」
「で、タマモ?俺がわかるか?」
「えぇ…ちょっと記憶が混乱しただけ。すり込みネタをやってたときの記憶もあるわ。
……迷惑かけたわね」
「あ、あぁ…(タマモってこんなに素直な性格だったっけ…?)」


おもむろにタマモの額に自分の額を当てる横島。


「!!!な、何してるのよ…」
「いや、熱でもあるのかと思って。どうやらその心配はないみたいだな」
「あ!当たり前でしょ!私を誰だと思ってるの!!」
「いや、前に熱でたことあったし」
「…横島さん。何をしているんですか?」
「へ?熱を計っただけだけど…」
「…もういいです(まったく横島さんは誰にでも優しいから…)」
「そういうことを〜〜〜自然にやれるのが横島君よね〜〜〜マーくんとは大違いだわ〜〜〜」
「そろそろ半端なラブコメは止めてもらえませんか?」
「いや、隊員同士の恋や泥沼をテレビの前のチビっ子が望んでると思って」
「何の話をしてるのかノー…。ってかこの系統の台詞何度目かノー」
「もぉ、ええやろ?メンバーはさっきのまんまでいくで!生徒も待ちくたびれとるしな!」


と、そこにはぐったりしている生徒の姿があった。










ところ変わってここは第一グラウンド
横島、ピート、直接戦闘系の生徒達が集まっていた。
「君達は直接戦闘系生徒には横島さんと模擬戦をやってもらいます」
「おい!ピート!なんで俺だけ戦闘なんだよ!!!」
「あなたじゃ的確な指導はできないでしょう?その点僕は700年の知識がありますから、簡単指導はできます。
横島さんとの戦闘を見て欠点を探しますんで皆さん全力で当たって下さい!」
「「「「はい!ブラドー先生!」」」」
「止めてください!!!!!」







ところ変わってここは体育館
タマモ、タイガー、精神攻撃系の生徒達が集まっていた。
「じゃあ今からこの巨漢芸人にタイガーテレパスを使ってもらうから。こいつが暴走する前に全員で洗脳しなさい!」
「なんでわしが……しかもその呼び方は止めてほしいノー…」
「タマモ先生!暴走ってなんですか?」
「簡単に言うとあんた達の貞操の危機よ」








またまたところ変わってここは第二グラウンド
鬼道、冥子、おキヌ、使役系の生徒が集まっていた。
「…横島さんと一緒じゃないからやる気が起きません!」
「私も〜〜〜」
「そんなこと言わずに、頼むわ!」
「…じゃあ使役系ですし鬼道先生を操ってみましょうか(ネクロマンサーの笛を吹き始める)」
「ぐぬぬぬぬ!元教え子に操られてたまるかぁあああああ!!!」
「マーくん、操られないと給料カットよ〜〜〜」
「そんな!まだ借金が…ってぇええええ(操られる鬼道)」
「私ね〜〜〜マーくんのそーゆーバカなとこ、昔からキライ〜〜〜!!」















そんなことをしつつ授業時間は過ぎてゆく

そして授業時間の終了のチャイムが鳴るころ……

女学院が揺れた……







「横島さん!これはやはり…」
「ああ!ピートは生徒の避難を!俺はみんなのところに…」
『そうはさせない!!!』
「な、何!?うわぁああああああ!!!!!」



「うえへへへ…!!おんなあああああああっ!!」
「そんなことしてる場合じゃないでしょ!!!」
「はっ!そうジャー!!!通信用タイガーテレパス!フルドライブ!!!」



「な!何や!!!」
「あれを見て〜〜〜」
「あ!あれは……」







戦いが、始まる…





























「横島さぁああああああああああああああああん!!」







次回予告
全員が揃わぬまま戦いが始まった
敵の攻撃の前に倒れる横島
他の者にも異星神の容赦ない攻撃が襲いかかる
その中神魔がいよいよ動き出す

次回
『みんなの詩』

「次回に向かって!オカルトチェンジ!!」


















あとがき

どこまでいってもアレな作品ですみませんポトフです。
なんてゆうか…もうアレですね。
微妙に真面目な話しにしたかったのにできてないし…。
今回も誤字脱字、内容などいろいろ指摘していただければ嬉しいです。
尚、第5話ですしちゃんと次回を考えてあると思いきやまたネタ切れです。
しかも神魔って何だよ。自分で自分の首絞めてるし…。
にしても本当は六人目だそうとか思ったんですがまだ早い気がしたんで…。
まぁ、末永く見守ってやって下さい。
では、次回に向かって!オカルトチェンジ!!(何)

今までの コメント:
[ 戻る ]
管理運営:GTY+管理人
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa