ザ・グレート・展開予測ショー

ぼくらの地球をまもって!2


投稿者名:ポトフ
投稿日時:(04/ 3/24)




200X年、地球に未曾有の危機が訪れていた
異星の神々が地球に対し侵略行為を行った
頼みの綱のGS達は次々と捕まってしまう
戦う術を持たぬ者達は逃げ惑い、泣き叫んだ
この物語は人々の願いが生んだ戦士
『オカルトレンジャー』と後に呼ばれる者達の正義の戦いの記憶である
その物語の一つを今、語ろう…








〜ぼくらの地球をまもって!〜
 『第2話・オカルトチェンジ』











ある日、横島忠夫、タイガー寅吉、ピエトロ・ド・ブラドー、氷室キヌ、タマモの五人が
美神美智恵長官の命令を受けて日本の某海岸に集まっていた。
理由は前回の出来事のためである。


「GS本部の妨害よりのときよりも多いですね…」
「制限時間を聞いておかなかったけど変身中に倒せるかな…」
「フッ、分の悪い賭けは嫌いじゃないわ」
「へっへっへっこれで人気が出れば人妻でウハウハで次回作は俺が主役に…」
「横島さん前回おとなしいと思ったら…相変わらずジャノー」


横島を見て冷や汗を浮かべるタイガー。
他の者は状況が状況なので無視を決め込んでるようだ。


「で、どうするの?」
「そうだな、とりあえず様子を…」
「あ、UFOから何か降りてきますよ!」
「!」


妄想中の横島以外の四人が身構える中、円盤の一つから謎の人影が降りてきて円盤の先頭に浮遊した。
妙に露出度の高い服を着た、仮面の女である。
その自身に満ちた態度と見事なボディラインはある人物を彷彿とさせる。
その女は五人を見据えて口を開いた。


「辺境に住む、野蛮な未開人種たち―
おろかなる地球人類どもよ!我々の前にひざまずくがいいわ」
「何でしょうか?あの見てるだけで何か怒りが込み上げてくるオバサンは」
「派手やなーってかどうやって中に浮いてるんだ?」
「幻覚じゃないみたいよ」
「暗示によるものでもないですノー」
「ってか今のは宣戦布告ってやつじゃないのか?」
「そうですね、長官の指示を仰ぎましょう」


ピートは通信鬼を取り出して美智恵長官と連絡を取る。


「向こうが戦線布告をしてきた以上攻撃しても問題にはなりません。
氷室隊員と同じで私もそれとなくあの女を見てると腹が立ちます。
総員、ひのめのお迎えまでに敵部隊を殲滅しなさい!!」
「「「「「了解!」」」」」


その頃敵の幹部らしき女は怒りに震えていた。


「好き勝手言ってぇ〜!私のどこがオバサンで!派手好きで!シリコン胸だっていうのよ!!!」
「だれもそこまで言ってない〜」
「過去に何かあったんですカイノー」
「横島さん、あんなオバサンほっといて変身しましょ」
「そうね、おキヌちゃんの言うとおりよ。オバサンはほおっておきましょう」
「オバサンオバサン言うなぁ〜!!!こうなったら変身とやらをする前に捕獲してやる〜!!」


向かってくるオバサン「言うな!」
五人はその方向を見据えながら並び、同時にオカルトチェンジャーを振りかざした!


「死ねえぇぇぇ〜〜〜〜〜!!!!!!」
「そうはいかないぞ!地球は俺たちが守ってみせる!!」
「「「「「オカルトチェンジ!!」」」」」





その時、世界が光った


「な、何だっていうの?この光は…」


五人が光から出て来たときには姿が変わっていた


「霊力値増大…百、千、万…何なのよ!!!」


五人の救世主の誕生であった


「吸血の志士!!オカルドレッド」
「ドトーの煩悩…ってお前がレッドかい!!」


レッドに飛びかかるブラック。


「な、何するんですか!よこ…じゃなくてブラック!」
「テメー!レッドが一番人気があるって知ってやがったなー!どうりで中央にいるはずだぜ!
それにな…ブラックは死ぬ確立が高いんだぞ!俺の変わりに主役やろおったってそうは問屋が降ろさねぇってんだ!」
「や、やめて下さいブラック!これは長官が決めたことです!それにあなたじゃレッドは勤まりません!」
「あ!とうとう本性を現しやがったな!てめぇみたいな色男は進化のなんちゃらでも使ってデスピートにでもなりやがれ!」
「まったく、まだ紹介も終わってないのに…二人も何か言ってやって」
「私はブラックさんの味方です!!!」


ピンク(おキヌ)は本性を現した!レッドに殴りかかる!


「ブラックさは〜〜〜〜〜〜〜んっ!!」
「よっしゃあ!大義は我にあり!この漫画のジャンヌダルクがこう言っているのだ!おとなしく言うことを聞けぇい!」
「くっ…貴様ら…!汚いぞ…!!」
「「勝てば官軍!!!」」
「…これが最後の戦いかもしれない、先生!!見ててください!!こいつだけはどんなことしてもたたきのめす!!」
「なんなのよ…イエロー(タイガー)、こうなったらあんたが止めなさい?…イエロー?」


イエローはようすを見ている。
イエローはようすを見ている。
イエローはようすを見ている。
イエローは逃げ出した。
しかしホワイト(タマモ)の幻覚に惑わされて逃げられない。


その頃敵の幹部らしき女はさっき以上に怒りに震えていた。


「無視し腐って〜〜〜!!!手始めに逃げようとしてる黄色い奴から死ね〜〜〜!!!」
「ひっかかったわね!」


ホワイトの目が光る。


「な、何!?」


光が収まった後、五人はオバサン「…もういい」の方に向き直っていた。
ホワイト以外のメンバーはオバサン「シクシクシク…」に強力な殺気を放っていた。


「今まで仲間割れしてたのに…何故!?」
「フッ、オカルトイリュージョン(ただの幻影)で皆がオバサンの姿を今一番憎い相手にしてみたのよ。タイガーテレパスで洗脳もしてね!」


と、そこには作戦成功に微笑むイエローの姿が


「く!逃げ出そうとしてたんじゃなかったのね!あんたたち二人にまんまと嵌められたってわけね…」
「私達の友情はあんたになんか屈しない」
「確かにオバサンのせいじゃないノー…」
「いいのよ!それじゃ!決めるわよ!!!」


皆はポーズを取り、


「命ないところにも正義の夜泣きありッ!!」
「正義ないところに我等の姿あり」
「吸血の志士!!オカルトレッド!!」
「怒涛の煩悩!!オカルトブラック!!」
「野生の咆哮!!オカルトイエロー!!」
「純潔の信徒!!オカルトピンク!!」
「幻惑の抱擁!!オカルトホワイト!!」
「「「「「五人そろって」」」」」


カメラ(?)が右、左、正面と映して


「「「「「霊能戦隊!!!オカルトレンジャー!!!!!」」」」」


バックで巨大な霊気の影響を受け、爆発が起こる
文字だけみると格好良さげだが実際は五人中三人が幻覚による洗脳でトランスしていた。


「ここからが本当の勝負よ」
「おのれなまいきなーっ!!」


と、そんな会話をしていると…
オカルトスーツが光に包まれた。そして…


「…変身が解けちゃった」


スーツのパワーがなくなり正気になる三人


「「「はっ!!ここはどこ?私はだれ?」」」
「都合のいいこと言ってんじゃないわよ!」
「流石のわしも堪忍袋の尾が切れそうじゃケンノー」
「「「ご、ごめんなさ〜い」」」


情けない顔で謝る三人。
それとは対称的に不敵な笑みを浮かべるオバ「しつこいわよ!」
…どうやらトラウマから抜け出したようだ。


「ふっふっふ、形成逆転のようね!」


忘れられてた円盤が五人を包囲していく。


「…まずい!ここは長官に連絡を!」


通信鬼で再び連絡を取るピート。
しかし…


「はい、こちらオカルトGメン特殊部隊本部「長官!長官ですか?応答…」ただ今留守にしております。御用の方は」
「「「「「……………」」」」」


通信鬼のボタンを押す。
最近は進化したようで画像も見れるのだ。
そして映った長官のデスクの上の紙に
「ひのめを迎えに行ってきます。」と書いてあった。


その頃、都内某所の幼稚園では
「ひのめ〜迎えに来たわよ〜」
「あ!おかあさん!」


美智恵の方へ駆けていくひのめ。
前まできた我が子を抱き寄せる美智恵。


「んん〜寂しかった〜?ひのめ?」
「お、おかあさん。く、くるしいよぉ」


長官も子供の前ではただの親のようだ。


「あれ?おにいちゃんは?このごろいっしょにむかえにきてくれたのに…」


その言葉に複雑な表情をする美智恵


「お母さんの顔見たあとすぐそれか…お母さんだけじゃだめ?」
「ん〜ん、そういうわけじゃないけど…」


首を横に振るひのめ。
しかしその目はどことなく寂しそうだった。


「お兄ちゃん何しに行ってるか知りたい?」
「うんっ!」


美智恵は微笑みながら


「お兄ちゃんはね…」
「うんっ」
「正義の味方で皆を守ってくれてるのよ…」




















「だれかあぁ〜〜〜!!!助けてくれ〜〜〜〜〜!!!!!」







次回予告
優勢もつかの間
仮面の女の精神攻撃の前に危機的状況に陥った五人
一人、また一人と倒れていく仲間達
その時天空からの使者が舞い降りる

次回
『新たなる力』

「次回に向かって!オカルトチェンジ!!」


















あとがき

前回同様アレな作品ですみませんポトフです。
なんてゆうかコメント貰ったの嬉しくてハイなまま作品を書いてしまいました
これは冗談のわかる人によんでもらいたいです。
今回も誤字脱字、内容などいろいろ指摘していただければ嬉しいです。
尚、第2話と書いておきながら前回同様続き考えてないので評価によっては続きはなしという実にやる気のないことになってます。
にしても今回は…コメントのしようがないくらい駄目駄目ですね…
しかも最後の長官でまとめられてないし…
ってかネタが高校生じゃないなぁ…

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