ザ・グレート・展開予測ショー

B&B!!(29)


投稿者名:フル・サークル
投稿日時:(04/ 3/17)




  「天にいまします父の従順なる僕であるこの私を、その炎が焼くと思うなら、試してみたまえ!!」

 ノズルを構えたまま後退した連中は再度、唐巣にメギドフレイムを浴びせた。白い炎はスモークの様に掻き分けられ、
その中から焦げ一つない黒衣の長身の男が歩み出る。
 周囲の聴衆の中から機関銃を手にした奴がバタバタと現れ、銃口を唐巣へと向けた。

  「止めなさい兄弟達よ!ここでそんな物を使えば私だけでなく、同胞で傷付け合う事になるのが
  分からないのですか!」

 一喝と同時に奴らの手から銃が弾き飛ばされ、その勢いで2〜3人が尻餅をついた。唐巣の全身から強力な霊波が
放たれたのだ。――彼の全身は今、ぼんやりと白い光に包まれている。

  「お前・・・・まさか・・・取り込んだと言うのですか・・・メギドフレイムを?
   ――馬鹿な!お前の事は調べたのですよ唐巣和宏・・・。ヴァチカンで秘儀に携わる者ならともかく、破門を受けた
  神父であるお前が、その様な事を出来る筈が・・・!」

 ラケリエルが宙に浮かんだまま口を開いた。眼下の手前まで迫った唐巣を見下ろし、半ば呆然としている。唐巣は
顔を上げ、ラケリエルを見返した。奴とは対照的に口元を引き締め、強い光の様な視線を投げつける。

  「主の子羊が拝するのは主のみ、礼所にあらず。助けを求める子らを大いなる父が助けぬ事などありません。
  ・・・その御名において人は御使いと御霊をも正し退ける権限を持ちます。・・・ラケリエル様、主イエスキリストの
  名の下に貴方の過ちを断じましょう!!」

  「・・・追放されし者如きが何を言うかあああっ!!」

 ラケリエルのツラが瞬時に歪んだ。素早く腰に差していた剣を抜き、構える。唐巣に向けられた剣先から
メギドフレイムが迸る。

  「更に申し上げましょうラケリエル様、貴方の怒りは背負いし主の怒りにあらず。七つの大罪に数えられし
  貴方自身の憤怒。父の名において語れば虚偽の罪も加わることでしょう!
   聖なる炎も―否、聖なる炎であればこそ、貴方の業にて翳るものです!」

  「――――ならば、受けてみよ!!」

 ラケリエルは頭上から一気に剣を振り下ろす。剣から噴出す炎がデジャブーランドの時同様に際限なく膨張し、
唐巣を直撃・・・その余波で彼の背後の床がどこまでも一直線に抉れ、吹っ飛ばされて行った。


   ドゴオオオオッ・・ガガガガガガッ・・・!!―――ガシャアアアアアアアンッッ!!


 床の亀裂は続いて壁を、天井のステンドグラスを砕き、礼拝堂の後ろ半分を真っ二つにする。教団員達はガラスの
破片と炎の余波の中を逃げ惑い手近な出口へと殺到した。――しかし、唐巣は両腕で――そこから放つ白い光の
霊波で降り掛かる炎を押し返していた。

  「ひとり子を与え、悩める我らを破滅と白昼の悪魔から放ちたもうた父!!葡萄畑を荒らす者に・・」

 聖なる力 対 聖なる力。決定打とならず互いに吸収し合い、また、押し合っていた。
 白い炎が礼拝堂のあちこちに飛び交う。
 メギドフレイムは大体信者どもを焼かずにすり抜けるが、これだけパワーの桁が違えば話は別だ。焼かれなくとも・・
そこらへぶっ飛ばされる。そして・・当然こちらへも向かって来た。俺は最早誰も注意を向けてないスクリーンの隙間
から身を乗り出し、パピリオとエミの残る拘束を破壊してから二人をスクリーンへ引っ張り込む。その直後、スクリーン
や壇上に衝撃波と炎が降り注いだ。
 唐巣とラケリエルの攻防は続いていた。一見互角の様だが、この状態が長引けばどうなるかは明らかだ――唐巣が
先に力尽きる。ラケリエルは素でも俺ら数人分以上だ。この差ばかりは彼の信仰でも・・・。

  「――殺害の王子よ、キリストに道を譲れ!!――――主が汝を追放するっっ!!」

  「血迷いましたか唐巣神父!?・・いや、破門者唐巣!この私相手に悪霊退散の祈りですと?天の正義を体現
  する聖霊たるこの私に?」

 嘲りながら炎の剣に更に力を注ぐラケリエル。その背後から倒壊した壇上の像、拘束装置、照明が二人の所へ
雪崩れ込んで来た――まあ、俺らが奴目がけて蹴倒したんだがな――。


   ドガッシャアアアー・・・ッ!!


 間一髪で後ろへ避けた唐巣。ラケリエルは気付いて振り返るヒマも無く鉄骨とガラクタの下敷きになった。

  「それで合ってるじゃねえか。・・・今のてめえは誰がどう見たって悪霊だ。」

 パピリオの力で空中に浮かびながら俺は奴を見下ろしてそう言い放つ。
 積み重なった鉄骨を弾き飛ばしてラケリエルが立ち上がり、ゆっくりとこちらを向いた。

  「貴様っ・・・・いつの間に・・・・!?」

  「さっきから後ろでごそごそと、てめえの企みに一番重要なはずの生贄を逃がしてたんだよ。・・・ここまで
  気付かねえ間抜けは人外どころか人間でも稀だぜ。」

  「それはそうと・・・何かヤバいでちゅね、あいつの顔。」

  「だろ?ヤベーよ。悪霊ってのは、あーゆーツラした奴の事を言うんだな、きっと。・・・怖えーな。」

  「怖いでちゅね、うんうん。」

  「人間の肉とか魂とか、少しでも沢山喰いたくてうずうずしてるって顔よね。・・・実際にそーゆー悪魔と取引してた
  私が言うんだから間違いないワケ。」

 こちらを振り返った時既に顔を驚愕と怒りで引き攣らせていたラケリエルは、腕を組みながら得心した様に何度も頷く
俺達を見て、一層その形相を凄まじいものに変えて行った。

  「こんな危ねえ悪霊が人間界うろついてちゃやっぱりマズいよな・・・・それを退治するのが俺達GSの」

  「仕事なワケ。」

  「なのでちゅ。」


   ―――ビシッ!


 ・・・パピリオはGSじゃなかった様な気もするが・・・ともあれ、3人揃ってラケリエルに対し構える。俺は魔装術を
再装着した。エミは両手で印を組み、パピリオは蝶の群れを周りに舞わせながら掌に霊波を溜める。

  「貴様ら・・・どこまで・・・っ、小さき人間と魔物の分際で・・・・どこまで私を・・天の理を愚弄する
  つもりだあっ!?」

 奴は怒りで全身を震わせながら、炎の剣の切先をこちらに向けて来た。

  「フィアト!フィアト!フィアトッ!――ラケリエル様、互いの信仰と忠誠を証し試す相手はこの私でしょう!?」

 こっちを向いたラケリエルに唐巣が再び霊撃を浴びせた。

  「君達は退がりなさい!この炎は君達には危険過ぎるし・・・・・それに、これは私の試練・・・私の信仰が
  試されている戦いなのです。誤った道を正すのは正しき祈りであると・・・示さなければ・・・!」

 俺達に逃げるよう呼び掛けた唐巣・・・遠目に見た以上に彼の体力は限界近いと、見て取れた。

  「―馬鹿野郎、そんな事言ってる場合じゃねえぞ!」

 タイマンでケリつけたいって気持ちは分からなくもない。ってか凄く分かる。―――だけど、これは力試しの試合
じゃねえんだ。強大な敵を相手にする時、「勝たなければならない」時、力を合わせてかかるのも悪くないって俺に
最初に教えてくれたのはあんただろ?

  「彼女達を連れて・・・一先ず行きたまえ・・・。雪之丞君、君の様な人にこそ知ってほしいのですよ・・・神の愛とは、
  信仰とは、こんなものじゃないのだと・・・もっと広く深いものであると・・そして一人一人の悲しみや喜びを隈なく
  照らすものなんだと・・・だから私は示すべきなのです・・・・。大丈夫です、信仰こそが私の力・・故に決して尽きる
  事など・・・」

 ラケリエルが言葉途中の唐巣に間合いを詰め、眼前まで迫った。―――両者の間の狭い空間から白い大爆発が
起こり、唐巣の体は宙高く跳ね上げられ、弧を描きながら落下する。

  「――おっさん!!」

  「・・・小さきものよ、愚かなものよ、驕れるものよ、自らの小さきを知れ、大いなるものの力を知れ。人の語る
  まやかしなど・・・その抗う力など・・・霧の如く虚ろに散り・・・」

 哀れむ眼差しと薄笑いを浮かべた口元。床に叩きつけられるまでを見届けようとしていた奴の視線は空中で
止まる。唐巣は気を失ったまま浮かんでいた。その黒衣がざわざわと、蠢いている――違う、黒衣じゃなくそれに
張り付いた無数の蝙蝠が羽ばたいているんだ。いつの間にか床に、天井に、うっすらと霧が立ち込めていた。

  「―――― 一人の力が小さくとも、その思いは伝えられ、引き継がれ、広がって行く・・・先生の祈りは僕の中
  にも共にあります。それこそが人の本来の力・・・ラケリエル、お前にこの霧を散らせますか?」

 どこからともなく響く声。天井のステンドグラスの破れ目から新たな蝙蝠の大群が流れ込み、礼拝堂の中を縦横
無尽に飛び回り始めた。その中で唐巣が蝙蝠に支えられながらゆっくりと降下し、床に横たえられた。・・・全く、
良い弟子を持ってるぜ、このおっさんは。俺は唐巣に視線を向ける。
 最初から知ってるさ・・・神様に仕えてる奴が皆、俺の見て来た様なクソ野郎ばかりだなんて思っちゃいねえ。
人それぞれ・・・あんたの様な奴だってきっといっぱいいるんだろう。


  「“散らせるか”ですと?――吸血鬼め、散らすまでもない・・・貴様など聖なる光の前では、この世にチリ一つ
  残せません!」

 ラケリエルが剣を構えるとその刀身から稲妻状の光が四散し、霧の中を走り始めた。

   ババババババッ!!―――バチッ!―――バチィッ!―――

 あちこちから鋭い炸裂音が響く。しかし、霧はゆるやかに流れるばかりで薄まる様子はない。

  「――無駄です。お前が自ら言ったんですよ・・?“この炎は我らの父に従順なる者にはその身をすり抜け・・・”」

 霧の流れが変わった。活発に揺らぎ渦巻いて、寄り集まって行く。――同時に俺の頭の中に言葉じゃない、信号の
様な合図が届いた。それが何の合図かはすぐ分かる――憶えてる。俺は宙を蹴ってラケリエルめがけて急降下した。

  「―――“爆発的な戦闘力ともなる”、と―――!」

 蝙蝠の群と霧はラケリエルのすぐ目の前に収縮し、次の瞬間そこから白い光に包まれたピートが姿を現わした。俺と
ピートはタイミングを合わせ、同時に奴へと飛び掛かり――



  「「―――ダブルGSキィーーーーック!!」」

   ドガアアアアアアッ!!


  「ぐあっっ!?」


 数m先まで飛ばされたラケリエルに、体勢を直したピートが強化ダンピールフラッシュを、俺の横に降下したパピリオが
単純だが馬鹿力の霊撃を、それぞれ連発する。俺も着地した所から駆け出し、剣と両腕とでガードしているラケリエルに
追撃ちでラッシュを浴びせた。


   ドコドコドコドコドコドコォッ!!

  「オラオラオラァッ!!」

  「ぐぐぐぐ・・・・・っ!」




  「――――『我ガ敵ハ』・・・『滅ブベシ』っっ!!」


 俺は手を止め、横へ跳んだ。不意に攻撃がぴたりと止んで注意の逸れたラケリエルに、エミが満を持して放った
霊体撃滅波―何かの呪いを含んだ―が直撃する。壁までぶっ飛ばされ叩き付けられたラケリエルは、足を踏み出し
構え直そうとするが、かなりふらついていた。

  「バカな・・・吸血鬼がメギドフレイムに焼かれず、聖なる力を行使するだと・・・?―バカなっ!?それに・・・大した
  ダメージじゃない筈なのに力が入らない・・・貴様・・・っ!」

  「黒魔術を甘く見ない事ね・・・これでも元・呪い屋。聖系統の力を排除するノウハウも持ってるワケ。・・・天使の
  おたくには随分効いたんじゃない?」

  「・・・油断しないで下さい。僕らの攻撃は見た目程には効いてませんよ。・・・今のうちに逃げるのが得策だと
  思います。」

 床に着地したエミは俺達に・・・いや、次の動きについて話してたピートに視線を向けると、両手を広げながら
駆け寄って来た。


  「ピートっ!・・・やっぱり、貴方が助けに来てくれたのねぇっ!?」

   がっばぁあああっ!―――どさっ。

  「・・・エ、エミさんっ!?」


 首根っこに抱き付かれた勢いでエミもろともすっ転ぶピート。倒れてもエミはピートにしがみ付いたままだ。

  「たった一人で、こんな所に囚われてて本当はとても怖かったわ・・・でもね、信じてたの。貴方が絶対に来てくれる
  って・・・。だから待つ事が出来た・・・希望と想いが恐怖に打ち克ったのよ・・!そして貴方は本当に私の許へ来て
  くれた・・・。ピート、何年、何十年経ったって、貴方だけが私の王子様なの・・・!」

 「ブフゥッ!」って噴出音が斜め後ろのパピリオのいる辺りから聞こえた。

  「いや、その・・・一人って・・パピリオも捕まってたし・・・それにみんなや小竜姫様も船に来てますし・・・大体最初に
  エミさんを保護したのは雪之丞で・・・わわわっ!?」

 ―――無駄だぜ、ピート。そいつの目には今、お前しか映ってねえ。

  「何なんでちゅか、あのオバちゃん。・・・視覚に異常でもあるんでちゅかね・・?」

  「・・・いや、元からあーゆー奴なんだ・・・。」




  「・・・お・・・の・・・れ・・・お・・のれえええええっ!!これで私に勝てたなどと思うなあっ!!」

   ビュオオオオッ――――!!


 ラケリエルが足を踏ん張り、両手に持った剣を頭上に掲げながら吼えた。奴を軸にバカでかい光の柱が立ち、その
周囲で瓦礫や火花が派手に舞い踊っている。――奴の身体のあちこちからメギドフレイムが噴出していた。


  「・・この糞虫がっ!這いずる蛆虫がっ!思い上がってるんじゃねえぞこのゴミ野郎!!・・そうだ貴様らはゴミ
  なんだよ、この神の使いに焼却されてしかるべき汚物だ・・世界の浄化なんだ・・私が貴様らを殺して殺す殺す
  殺す死ねよ死んじまえ、死ね死ね死ね死ねあああっ!!」

   ヴァサッ・・・・!ゴゴゴゴゴ・・・・っ!!


 奴の背中の羽根が大きく広がった。同時に礼拝堂は激しい揺れに襲われる。――ピートの言う通りだったぜ・・
さっさと逃げとくべきだった・・・あの馬鹿、完全にマジ切れしてやがる。
 そのピートが俺に近寄り、小声で囁く。

  「雪之丞、気付いてますか?奴の変貌を・・・?」

  「ああ。・・・にしてもひっでえ言葉使いだな。ますます天使に見えなくなったぜ・・・ちょっと小突き返されたぐらいで
  あれだ。こーして見ると、やっぱりありゃあ、三下のチンピラ・・・」

  「・・・そうじゃなくて、・・・メギドフレイムですよ。憶えてませんか?デジャブーランドでもああなりかけて・・・」

 ・・・・・デジャブーランド?・・・パピリオの投降・・・その時、ラケリエルが発火しかけて・・・手下の白鷺、何つってた?
・・そうだ『疑いの念は、メギドフレイムの制御を・・・』だ。制御がどうなるとまでは言ってなかったが、何か、奴らに
とって飛びきり良くねえ事が起こるのは確かだ。
 唐巣やピートは・・たとえ破門神父と吸血鬼であっても神をとことん信じてるが故にメギドフレイムをコントロール
出来た。―逆も然り。例え正統の天使であっても神への信仰が揺らぐ・・・自分のキャパシティを越えたものを目に
すれば・・・パピリオが友達の為に危険を背負う事すら限度外だった奴が、この状況に置かれれば・・・そして、もっと
信じられねえもんを目にすれば・・・どうなる?
 ――――そうか。
 俺はパピリオに視線を向けた。良い事を思い付いたぜ・・一か八かだが、うまく行けば史上最強最悪のブラック
ジョークだ。・・奴にとってはな。

  「どうしたんでちゅか?ユキ。」

 パピリオが怪訝そうに俺を見るが、説明してる場合じゃねえ。―ラケリエルが何事か叫びながら俺らに剣を振り
下ろしていたからだ。
 光の柱が奴に合わせてこちらに倒れ込む。俺らは散り散りに避けた。その一撃で礼拝堂は完全に吹き飛び、その
外周のタンク内壁が―べこべこに潰れた状態で―露出する。俺達はパピリオやピートの力で鉄骨や破片、衝撃波や
メギドフレイムの残り火が飛び交う中に浮かんでいた。

  「――まだかっ!?まだ死なねえのかよ?クソ悪魔が!クソ背教者が!クソクソクソクソォッ!!てめえのその
  ド汚ねえハラワタ引きずり出してブチ撒けて二度と生き返らない様、逆さに吊るしィ・・・・ッ!」

 この分だと第二波はすぐだ。俺が奴の剣の動きに注意を向けた時、背後で凄まじい爆発音が響いた。続けて俺の
すぐ横を美神令子と六道十二神将、人造式神、そして白鷺野郎とがもつれ合い、光と霊波を撒き散らしながら通り
抜けて行った―タンクの壁はぶち抜かれている―。
 連中は剣を振ろうとしていたラケリエルに正面衝突した。


   どっぎゃああああああっっっ・・・・!!


 ――タンク内の様相は更に、「常人の生存可能な状態」から遠ざかって行く・・・。




――――――――――――――――――
 Bodyguard & Butterfly !!
 (続く)
――――――――――――――――――

最近筆が遅せえっ!話の進みも遅せえっ!(挨拶)
我ながら何ですかね・・・遅さもさる事ながら、この無駄な程に高いテンションは。最初の頃はもっとしっとり渋めに
やろうと思ってたのは秘密(になってないw)。「こんだけ書いてまだあいつ出て来ねえよ!」「あれも出て来ねえし!」
そんな謎めいた愚痴をこぼしながら、ごきげんよう。

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