ザ・グレート・展開予測ショー

RPGなんてどうでしょう?(8)


投稿者名:ひのめ子
投稿日時:(00/ 2/24)

未来の世界に飛ばされた美神と横島。マイカルの町の危機を救い
人狼の里の情報を得る。その続き…。

ビジュアルシーン・・・(スキップできません)・・・
美神「…横島君…横島君…」
真っ暗な空間。横島を呼ぶ美神の声だけが聞こえる。
横島「美神さん?どうしたんですか?」
美神「どこなの?横島君…どこなの?」
横島「俺はここですよ!」
ドアの開けられる音がする。ドアの向こうから溢れる光とともに
美神が現れる。
辺りが急に光に満ちていく。
横島「そんな寂しそうな顔をしないで下さい…。
必ず、美神さんのそばにいるって言ったじゃないですか」
美神「私を一人にしないで、横島君…」
横島「美神さん…、美神さんっ!!」
・・・・・・・・
横島が美神を抱きしめようとしたその時、
美神「やかましいっ!!さっさと起きなさい!」

バキッと殴られて目が覚めるとそこには、
仁王立ちした美神の姿があった。
横島「あれっ?」
美神「寝ながら人の名前を連呼してんじゃないわよ。
人狼の里に行くわよ。さっさと用意しなさい!」
横島「そうか、あの後そのまま泊まったんだ。
しかし、さっきの夢、どっかで…?」

(マイカルの町を後にし、人狼の里へ)

人狼の里に着くと、いきなり何かが飛び出して横島に飛びついた。
美神「横島君?!」
横島「う、うわっ!」
※「先生ー、先生ー会いたかったでござるー!!」
横島「あっ、シ、シロ!?」
シロ「もう拙者、先生に会えないかもしれないって…うぅっ…」
美神「良かった。だいたい皆同じ時代に飛ばされてるみたいね。
ここにいるのはあんただけ?」
シロ「あのバカ狐が一緒でござる。最初、もっと山の深いところに
飛ばされたんでござるが、山を降りる途中、ここの人達に助けて
もらったんでござる」
美神「それは、丁度良かったわ。私達もここであんた達が
すぐ見つかるなんて思ってなかったもの」
シロ「タマモが怪我をしたんで、しばらくはここで休んでいく
つもりだったんでござる。まさか、拙者もこんなところで会えるとは
思わなかったでござるよ」
横島「怪我?大丈夫なのか?」
シロ「なーに、あの狐、けっこう頑丈だから大丈夫でござるよ」
※「誰が頑丈なのよ?」
そう言いながら、こっちに向かってきたのは当のタマモだった。
美神「怪我したみたいだけど、大丈夫?」
タマモ「ちょっと、毒をもってる魔物にやられただけよ。もう平気だわ」
シロ「拙者、出発する前にここの人達に挨拶したいんでござるが」
美神「いいわよ、じゃ、一緒にいきましょう」
美神たちは、里の長老に会いに行った。
長老「そうか、もう旅立つか…。まっ仕方ないじゃろうな。
ここから北西に行った所にトットリという港町がある。
そこから大陸の方に続く船が出とるようじゃ。気をつけていきなされ」

人狼の里を後にした美神たちは、トットリの港町に向かった。
(続く)
無事、再会を果たした4人、次の舞台はトットリの港町。
お楽しみにー。

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