ザ・グレート・展開予測ショー

横島の未来・過去(2)


投稿者名:cymbal
投稿日時:(04/ 2/29)

妙神山・・・・・。

バシュッ・・・!!
小竜姫が力を込めると、三人(いや二人と霊体かな)は身体ごと吹っ飛ばされた!
「あなたは霊能者のクセに目や頭に頼りすぎですよ、美神さん。私がここの管理人、小竜姫です。」

(小竜姫様やーーー!!久しぶりに見た!!やっぱカワイイなー・・ふふふ。)

美神さんは驚いた後、小竜姫に促されて門をくぐり、彼女と会話を始めた。
「・・・・おいちょっと待てー!!わしらの出番はー!!」
門が喋ったような気がするが気のせいだろう。(過ぎ去った事をふりかってもしょーが無いし。)
・・・・・・・・説得力が無い。

「えーそれではまず着替えを・・・」
「帯ほどくの手伝いますっ!!!一気に行っちゃいますよ!!!」
横島は今回かなりマジです。

「私に無礼を働くと・・・って、ちょっ、ちょっと。」
目つきが怪しい・・、小竜姫は身の危険を感じた。
「仏罰ですっ!!!」ぶんっ!!!!
「おわあっ!!!」ぎりぎりのところで剣をかわす!

「!!!?」
(アブねー、わかってたんだけどなー。ちょっとは煩悩を抑えんと・・・。)
ごんっ!「何やってんのあんたはー!!相手は神様なのよー!!」

(・・・今のは!?かなり本気で打ち込んだのに・・・かわした!?)
「すいません!ちょっとした出来心で・・・・。」
「えっ・・・・・いえ、私も大人げなかったかと・・・。」


(何者かしら・・・・。)小竜姫の心に彼への警戒心が刻み込まれる。


その後、脱衣所の美神さんの着替えを覗く誘惑に耐え、
(てゆーかなんでおキヌちゃんはこっちにいたのかな?)
修行場へと入ってゆく。

「・・・・・久々やなー、ここも。」
「はあっ!?」
「えっ、いやいや広々してんなーっと。」

(・・・なんか変ですねこの人。)

修行が始まった。
って言っても別にしばらくする事無い。

ガッ!ドカッ!!バキッ!!ドン!!

(で、俺人生やり直す訳だけど・・・・、誰と結ばれたいんだろ・・。)

ドッ!!バン!!ガガッ!!ドキッ!!

(やっぱり・・・、ルシオラが一番・・・かな。)
人生の忙しさにかまけて、すっかり昔の事など忘れさっていた・・・・。
そういえばアイツがいたんだ・・・・。

がくがくがくっ「横島さん!!!何ぼーっとしてるんです。美神さんぴんちなんですよ!」
「えっ!!」
見ると確かに・・いかーんうっかりしていた!!
以前よりやばそうではないか!!

「美神さん!!目です!!目!!」
「えっ!?あっ!そうか!!!」

美神さんの一撃がゴーレムの急所を捉えた。バフッ!

(ふー、びっくりしたー!歴史が変に変わってしまっても困るからな。)

(・・・・・彼が、唯の付き添い?何かを隠してるような気がする・・・)


考え事を止めて、試合に集中し始めた後は何事もなく進んだ。
時節、小竜姫が妙な目で見てくる事はあったがこっちからは目を合わせなかったし・・・。
(とりあえず前の通りに進めよう。正直、アシュタロスを倒す自信は無いけどなんとか考えないとな。とにかくルシオラにせよ誰にせよ仲良くならんとどーしよーもないワケだ。)


その時、上空に一瞬宇宙船らしき物体が通りすぎて行った。
「彼はこの辺の時代に来ている筈なんだ。」
「時間犯罪者を許すワケにはいかん!即刻元の時代に連れてかえらねば。」
彼らは22世紀からの刺客・・・・・・横島の運命はいかに!!

つづく・・・

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