ザ・グレート・展開予測ショー

RPGなんてどうでしょう?(6)


投稿者名:ひのめ子
投稿日時:(00/ 2/22)

さて、前回では美神編をフローチャートで、見ていただきましたが、
これからは、そこに台詞などで肉付けしていきたいと思います。
ここからが、本領発揮ってことで、頑張らせていただきます。
(ストーリの都合上、横島君が主人公になります)
ということで、続きですね。ジャッジメントに飛ばされた美神たちは
一体どうなったのか?ちなみに、この世界ではみんな特殊能力があるので
防具は登場しても武器はありません。(道具的に使用するものはあるけど)
それでは、いきます。

見渡す限り、荒れ果てた土地。そこで、横島は目を覚ます。
横島「そうか…俺たちはジャッジメントに飛ばされて…うっ!」
起きあがろうとするが、体がピクリとも動かない。意識も朦朧としてくる。
そこへ、装甲服を着た二人組みが近づいてくる。
横島「あっ、あいつらは…くそっ…美神さ…」
突然、目の前が真っ暗になった。

気がつくと、横島はベッドに寝かされていた。
横島「あれ?どこだ、ここは…」
※「気がついたかい?」
見ると、一人の少女がこちらへ近づいてくる。
若い男と年配の男が振り返ってこっちを見ている。彼らは
あの装甲服を着ていたが、今はヘルメットを外している。
若い男※「目が覚めたようだな」
年配の男※「じゃあ、後はユウに任せよう」
二人の男は、そう言うと部屋を出ていった。
少女※「あんた、そんな軽装で瘴気の中に入っていくなんて
自殺でもする気かい?偶々、こっちが通りかかったから助かったけど」
思わず、たじたじする横島。
横島「瘴気?自殺?」
少女※「あんた、名前は?」
横島「よ…横島忠夫ですけど…」
少女※「ふうん、あたしはユウ。よろしく。ところで、もう一人
若い女も倒れてたんだけどあんたの知り合い?」
横島「えっ、それってもしかして、髪が長くて露出が高いイケイケ女?!」
ユウ「イケイケ…?何だか知らないけど、たぶんそれだ」
横島「どこにいるんだ」
ユウ「あんまり、体動かさない方が良いんだけど。じゃ、まっ、ついてきな」
ユウが横島を連れて別の部屋に行くと、ベッドの上に寝かされている
美神の姿があった。
ユウ「まだ、目が覚めないんだよ。あんたよりも瘴気が濃い場所にいたせいでね」
横島「美神さん…。生きてるのか、良かった。他に倒れている人間は
いなかったのか」
ユウ「あんたらだけだよ。ここから北東の方は瘴気が強くてね。生身じゃ
普通、体が麻痺しちゃうんだ」
横島「そう言えば、ここはどこなんだ」
ユウ「ここはマイカルの町。あんたらはここから少し北の方で
倒れてたんだ。ここから西に行くとトットリって港町があるよ。
この島で、人が住んでるのはそこぐらいかな」
横島「トットリ?地図かなんかあるかい?」
ユウ「?地図だったらそこに貼ってあるよ」
横島は、地図を見た。そう、ここは間違い無く日本、そして東京のど真ん中
だった。
横島「これは…いや、ここはもしかして未来の世界?しかも、途方も無く先の…」
くらっとなった横島は途端に叫び出した。
横島「みっ、美神ざーんっっっ!!」
※「う…うるさいわね!!」
振り返ると、そこには物凄く不機嫌な美神の寝起き顔があった。
(続く)

解説を中心に、主な台詞を入れて、物語を進めていきます。今回は
最初なので、台詞は若干多めなんですが。
それよりも、連載が終わっちゃったせいか
ここに書きこんでくれる人も少なくなってきましたね。
これを書ききるのは問題無いんですが、それまで、皆が読んでくれるのか
どうか心配…。(^^;

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