ザ・グレート・展開予測ショー

非日常


投稿者名:ゴン太
投稿日時:(04/ 1/ 3)


<某高校>

「毎度毎度思うがGSって本当に儲かる仕事なんだろうか。」

残り少ない所持金を見ながら、パンの耳を食べる男、横島と、

「まったくじゃ〜」

と、大きなお弁当に梅干し一個のタイガー、共になんともいえない哀愁が漂う

「ピート君。お客さんよ〜。」

愛子は二人のそばにいた、二枚目のバンパイアハーフを呼びつける。
それからはいつもの光景

「ピート先輩。よかったら食べて下さい!」
「えっ!?ありがとう。」

‥‥それを見る横島、タイガーの二人は、アイコンタクトし頷きあう。  
ふたりはゆっくりとピートに近づき

「タイガー、押さえろ!!」
「がってんじゃ〜!」
「ああ!?」

弁当箱をぶんどり「俺のもんじゃー」、「タンパク質ー」など、叫びながら食べ る二人。
そんな三人を見て再びドアを見ると、弁当箱を持ち三人を見る可愛い子が目に入る。
(モテるわねーピート君)
と思いながら声をかける。
これが悲劇の始まりだった。

「あなたもピート君にお弁当?」
「えっ!あのちがっ、横島先輩に‥‥‥」
「ええっ!?横島くん!!!」

その一言がクラスを止めた。
愛子はその中で何人かの女子の目に、焦りが浮かんでいることを知った。止まったクラスからいち早く脱出したのは、こいつだった。

「ありがとう。かわいいお嬢さん。そうだ!これから二人で、甘いひとときをってあれ!?‥‥君ぐぎゃ〜〜〜〜」

何かを言おうとした横島は、男連中に奥に連れて行かれ「何をしたー」、「裏切り者ー」などの言葉が飛び交う中、尋問とういう名の拷問をうけた。
女子は、後輩につめより、

「脅しね!何をされたの?大丈夫?私たちは味方よ」

と、言い事情を聞き出そうとする。何人かは、後輩を見さだめるようなしせんだが。

「あの!!ちがっ、違います、ちがっ‥‥‥ひっ、えっ、えぐ」

彼女は、血まみれの横島と敵意のある視線に泣き出した。
しかしその涙を、みんな「やっぱりそうか」とおもいっきりな勘違いをし、勝手に納得する。
そしてボロ雑巾と化しているそれに目を向ける。
「違う!俺じゃない!!よく考えっいやーーやめてーーーぎゃーーーーーー」






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