ザ・グレート・展開予測ショー

大波乱の年明け


投稿者名:ノリ
投稿日時:(04/ 1/ 1)


「シロ!それは、俺ンだ!!」
「こればかりは譲れんでござるよ!!」
「むぅ!小僧こしゃくな!!」

ただいま、美神除霊事務所では、大勢の人が年明けを祝って宴会の真っ最中
お酒は甘酒料理はおせちと典型的なメニューではあるが
魔鈴が調理すれば味は格別である
それゆえにがっつく人が三人
それは、横島・シロ・カオスだ
そして、マリアはカオスの命令でタッパーに料理を詰め込んでいた
一方、他の人たちは各々で今年はどうだっただのと話していた

「やあ、タイガー。エミさんのところで上手くやってる?」
「それがですの〜…いっつも怒られてばかりなんじゃ〜!!!」

友人同士で話すものもいれば

「令子、来年も元気に頑張りなさいよ」
「ママこそ、ひのめの育児がんばってよね」

などと親子で話しているものもいた
そんなこんなで、過ぎていく時
そしてあっという間に

『5!』

カウントダウンの時間と相成った

『4!』

皆声を張り上げてカウントする

『3!』

終いには人工幽霊一号までもがカウントに加わった

『2!』

そろそろ終わりのカウントダウン

『1!』

そして、最後の数字が言い終わった

『明けまして、おめでとう!!!』

全員が一斉に言ったものだからとてつもなく大きな声となった
それはいいのだがカウントを終えたときに爆発音があった
それは、興奮のあまり式神を出してしまった冥子が原因だった
式神が好きかって暴れる
せっかくの料理が無駄になり内装もめちゃくちゃ
乱心のあまり美神が冥子を怒鳴りつけたのだが
そのおかげで沈着するどころか激化してしまい
その部屋の中は、阿鼻叫喚…地獄絵図となってしまった
ようやく冥子が落ち着いた時には
その部屋は見るも無残でありとても祝い事の席にはならなかった

「令子ちゃん〜ごめんなさい〜」
「い…いいのよ冥子!わたし全然気にしてないから」

令子は、あからさまに引きつった顔で応対した
冥子は、安堵した表情で何時もの言葉を言っていた

「やっぱり、持つべきは友よね〜」

まぁ、何はともあれ何もかもがおしゃかになってしまったのだが
とりあえずどこぞの店で飲みなおそうという話になった
勿論、誰もがお供する事になった
途中、お酒を飲んでハイになった横島が
美神に飛びつき女性陣から手痛い仕打ちをうけた
又、タマモやシロそしておキヌは美神に酒を飲まされ酔いつぶれてしまった

「もう一軒いくわよ〜!!」
「もう、勘弁して下さい…」

翌朝、美神除霊事務所は全員が二日酔いで営業にならなかったらしい…

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どうも!ノリです。
長い間ご無沙汰しておりましたが帰ってまいりました。
ブランクがあるので(もともともたいしたもんじゃない)
お見苦しいところがあるかもしれません
書き方を直した方がよいと思われたらどうぞおっしゃってください
なるべくなおすつもりですから

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