ザ・グレート・展開予測ショー

私が信仰を失った日


投稿者名:浪速のペガサス
投稿日時:(03/12/21)



私は今まで自分を、自分のやってる事を信じてきた



私は自分の行動を信じて生きてきた



私は間違ってない



それは今でも変わることのない偽らざる気持ちだ



私はたくさんの人を救ってきた



それは私の自慢でもあり誇りでもあった



自分の今までの行いを自慢する気では決してない



私を頼った人は沢山いた



沢山の人から感謝もされた



私は、私にしかないこの力を与えてくれた神に感謝した



しかし私はある日を境に神を信じられなくなった



それはある事件がきっかけだった



今日も今日とて私に助けを求めてくる女性がいた



私も私でいつものようにその女性を助けられると思っていた



しかし自体は予想外の方向に急展開し加速する



私は、その女性に何も出来ない事を思い知らされる



そう、何も出来なかったのだ



私は考えた



私には本当に何も出来ないのか、と



結論、私には何も出来ない



認めたくなかった



そんな時私は禁断の方法を試すことを考える



だめだ、それは私の全てを否定することになる



己との葛藤で幾日も眠れぬ夜を過ごした



そして私は決断する



最終的に私を決断させたのは助けられるか否か、だった



私はその女性を助けるため、その禁断の方法に手を出す



しかし、私は本当は認めてはいなかった



本当にコレしかないのか?



私は最後の砦を用意した



私にもまだ何か出来ることを信じて



しかし、その砦はあっさりと崩れた



そして禁断の方法はいともあっさりその女性を助けた



結果だけ言えば私はその女性を助けられた



しかし私は神が信じられなくなった



私自身の信仰がわからなくなった



私には無情にも神の声がこう聞こえた



『お前は一人でイキがっているが、何も出来ない』



『思い知れ』



私は神が身近に感じられなくなった



残ったものは無力感…



それだけだった
































「医学は…。現代医学はああぁぁ−−−−!!!!!!」

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