ザ・グレート・展開予測ショー

やってみようっ。


投稿者名:hazuki
投稿日時:(03/12/10)

これは、遊びです(汗)
というか一種の実験なので見捨てないでもらえると、嬉しいなあ(汗)。




ぱたーんA。

ゆっくりと、空に濃紺のカーテンがひかれる時間。

太陽も西の空の彼方に沈み、その空にはかすかな、茜色の太陽の残滓と上に浮かぶ猫の爪を思わせる細い月がかかっている。

ありふれた、夜の訪れである。



そんなありふれた夜─


今日はどうやら、すきやきだったらしく、美神宅はなごやかなムードに包まれていた。

おきぬは子守唄を口ずさみながら、かちゃかちゃと皿を洗っている。

切れ切れに、居間までその和やかなそして心地よい声が聞こえる。

そんな、声をBGMにソファーでは、満腹になったシロが気持ちよさそうに眠っている。

ふかーっと口をあけゆったりと規則正しく腹部が上下される様は、見ているだけでもシアワセそうである。


その隣には、油性ペンをもってうずうずと、なにか葛藤しているだろうタマモ。

体が小刻みに震えていることから、どっちの方向に動いているのかは、いわずもがなであろう。


そんな中横島と、美神は食後の珈琲を飲んでいた。


「………明日よね」

ぽつりと、美神。

「そおっすねえ……」

口元に笑みを、刻み横島。


美神は、じっと、シロの顔をみている。

シアワセそうに、何も辛い事などないようなあどけない寝顔を曝しているシロを。



「お父さんの、命日。」


「明日は、仕事やすませてくださいね?」

横島は苦笑しながら、言う。


その言葉に、美神はにっこしと毒のある笑みを浮かべ何を言うのかといわばかりに


「そのぶん、働いてね」

とのたまわった。



「…………三倍、働かせていただきます」

げんなりと何か諦めたように、横島。


「………明日晴れるといいわね」


「そおですねぇ」





美神は、穏やかそうに眠っているシロに目を細めつぶやく。

横島も、それに同意する。


穏やかな、何気ない日の、出来事。







ぱたーんB

ゆっくりと、空に濃紺のカーテンがひかれる時間。

太陽も西の空の彼方に沈み、その空にはかすかな、茜色の太陽の残滓と上に浮かぶ猫の爪を思わせる細い月がかかっている。

ありふれた、夜の訪れである。



そんなありふれた夜─


今日はどうやら、すきやきだったらしく、美神宅はなごやかなムードに包まれていた。

おきぬは子守唄を口ずさみながら、かちゃかちゃと皿を洗っている。

切れ切れに、居間までその和やかなそして心地よい声が聞こえる。

そんな、声をBGMにソファーでは、満腹になったシロが気持ちよさそうに眠っている。

ふかーっと口をあけゆったりと規則正しく腹部が上下される様は、見ているだけでもシアワセそうである。


その隣には、油性ペンをもってうずうずと、なにか葛藤しているだろうタマモ。

体が小刻みに震えていることから、どっちの方向に動いているのかは、いわずもがなであろう。


そんな中横島と、美神は食後の珈琲を飲んでいた。


「どうする?」

ぽつりと、美神。

「どうするって、もちろんタマモが我慢できないに決まってるじゃないですか?」

口元に笑みを、刻み横島。


美神は、じっと、シロの顔をみている。

シアワセそうに、何も辛い事などないようなあどけない寝顔を曝しているシロを。



「ふふんっ甘いわねっこの顔に落書きをしそーでしない、これをあと一歩で諦めるこれが、快感なによっ」


「何、いってるんですか?そんな高尚な、楽しみがタマモにまだわかるわけないじゃないですか?」

横島は苦笑しながら、言う。


その言葉に、美神はにっこしと毒のある笑みを浮かべ何を言うのかといわばかりに


「大丈夫─それより負けたら、わかってるんでしょーねっ」

とのたまわった。



「…………………うわぁ。もちろんわかってますけど……」

げんなりと何か諦めたように、横島。


「………あっほら、タマモがキャップをしめてるっ」


「コラ、そーゆうのでいいのか?狐だろーちゃんとかけよおっ」





美神は、穏やかそうに眠っているシロに目を細めつぶやく。

横島も、それに同意する。


穏やかな、何気ない日の、出来事。






おわり

さて?どっちがお好みでせうか?(笑)

もしAが好きなら賛成Bが好きなら反対をそして( ゚Д゚)y-~~ ってかたは中立で(爆)


…ああっすいませんすいません見捨てないで下さい(つд`)

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