続・猫の恩返し
投稿者名:777
投稿日時:(03/12/ 7)
猫になりたい。
初めてそう思ったのは、いつの頃だったろう。
それは誰もが幼い頃にもつ、非現実的な夢。大人になるにつれ、現実や常識を知って忘れられていく、綿菓子のように淡い願い。
だけど、私は忘れなかった。
小学校なんてとうの昔、中学校も卒業し、高校も既に1年以上通っている今となっても、まだ私はそんな願いを心に持っている。
もちろん、誰にも言っていないけれど。
中学の頃、友達に話して真顔で心配されてから、人に話すのはやめた。
誰にも言わずに心に秘めた、叶わないと分かっていながらも捨てきれない願い。
私はずっと猫になりたいと思いながら、退屈な毎日を生きていた。
そんなある日のこと。
私は、猫と会話する不思議な青年に出会った。
不思議な青年と言うか、クラスメイトだったんだけど。
横島忠夫君。
ゴーストスイーパーのアルバイトをしてるとかで、机妖怪の愛子ちゃんとか、美形の留学生ピート君とかと仲がいい人。
横島君は、夕暮れの公園で、たくさんの配下を従えたボス猫と会話していた。
「俺とタイマン張ってくれよ…」
正直、馬鹿だと思った。
真顔で心配するべきかとも思った。
だけど、驚いたことに会話は成立しているようだった。
「俺とタイマン張ってくれよ」
「ニャ―ニャ―ニャ―…。ニャ―ニャ―ニャ―ニャ―ニャ―」
「こっちも引けねぇ事情があるんでな…」
「ニャ、ニャ―ニャ―。…ニャ―。ニャア。ニャアアン」
「ありがたい。さすがはボスだ」
「………ニャ、ナァゴ!」
二人(一人と一匹?)は見つめあい、手と手を取り合って河原へと向かっていった。
タイマン、を張るつもりなんだろうか。
私は二人(一人と一匹?)の後をこそこそと後を追いかけていった。
私が河原に着いたとき、既に死闘は始まっていた。
噛み、噛まれ、引っかき、引っかかれ、投げ、投げられ、それはもう人と猫との戦いだとは思えないほどの死闘だった。
猫が人を投げ飛ばす瞬間など、見ようと思ってみられるものではない。
少しだけ横島君がうらやましい。
私も猫に投げられてみたい、そう思う。
死闘は長く続いた。
あんまり長かったので、家で夕食を食べ、寝袋を持って河原にやってきた時もまだ、終わる気配を見せなかった。
「おやすみなさい、横島君と名前も知らないボス猫さん」
私は二人(一人と一匹?)の死闘を子守唄に、河原で満点の星を見ながら夜を明かしたのだった…。
明け方に起きたとき、二人(一人と一匹?)の死闘は終わっていた。
二人(一人と一匹?)はがっちりと握手して、昇ってくる朝日に照らされながら笑い声を上げた。
それはとても幻想的な光景だった。
まるで1人の英雄と、伝説の動物とが寄り添っている、一枚の絵画のようだった。
私は知らず涙を流し、二人(一人と一匹?)の姿をいつまでも見守っていた。
や、あくびが出ただけなんだけども(←涙の理由)
私はそのまま学校に行ったんだけど、横島君は一度家に帰ったみたい。
何故かぼこぼこになって登校してきた横島君に、私は思い切って話し掛けた。
「あの、横島君。ちょっと話があるんだけど…」
その瞬間、横島君の向こうで彼に話し掛ける瞬間を伺っていた愛子ちゃんに、恐ろしいメンチを切られたような気がしたけど、たぶん気のせいだったと思いたい。
徹夜で猫と戦っていたせいか、眠たげにこっちを見る横島君。
「んぁ?」
「えっとね…横島君、昨日猫と会話してたよね…?」
私の言葉に、横島君は愕然と眼を開き、次いで真剣な顔になる。
まさか、昨日のあれは私の見間違いで、やっぱり横島君も私を笑うのだろうか?
彼に話しかけたことを後悔しかけたとき、ようやく横島君は口を開いた。
「ネコミミは冥子ちゃんに似合うと思うんだ・・・」
どうやら寝ぼけているらしい。
結局私は、横島君の目が完全に覚めるまで待つことになった。
「で? 何だって?」
横島君は放課後になってようやく、完全に目を覚ましたようだ。
教室にはすでに、私と横島君と愛子ちゃんしかいない。
私たち三人は、机を寄せて輪になって会話し始めた。
「あのね、横島君、昨日猫と会話してたでしょ?」
私の言葉に、横島君は笑顔になって頷く。
「あー、見てたのか。俺とあのボス猫との間には、魂での絆があったからな〜。昨今の映画情報から株式相場まで、いろいろな話をしたもんだよ」
ナチュラルに嘘がつける横島君はすごい、私は素直にそう思う。
愛子ちゃんが感心したように笑う。
「へぇ、横島君って猫と会話できる人なんだ? 青春よね〜」
たぶん青春じゃないとは思ったけど、愛子ちゃんの口癖みたいなものなのでもう誰も突っ込まない。
「笑わないで聞いてほしいんだけど、私、昔から猫になりたかったの。子供じみた夢だってわかってはいるんだけど、どうしても諦めきれないの」
私の言葉に、二人は神妙な顔で頷く。
「わかるわ〜。私だって今でも、テーブルになりたいって思うもの」
「俺も俺も。俺はナマケモノになって、一日中寝て暮らしたいんだよなぁ〜」
正直、一緒にしないでほしいと思った。
私は子供じみた憧れを抱く、云わば夢想家だけれど、二人は単なるダメな人だと思う。
テーブルと机の違いって何? 大きさ? 叩いて伸ばせば?
ナマケモノって何? ほ乳類アリクイ目のあれ? それともただ単に怠けた人? あんまり寝すぎると早死にするよ!
もしかして、私遠まわしに馬鹿にされてる?
「ああ、それで猫と会話できる俺に、猫になる方法が聞きたいわけか」
横島君は納得したかのように頷き、そして笑って言う。
「よし、わかった! 俺のダチのボス猫に、『どうやって猫になったか』聞いてやるよ!」
きっと生れたときから猫だった、と答えるに違いない、と私は思った。
喧嘩してる間に友達になったんだねぇ、横島君。よかったねぇ。
「ニャ―、ニャ―ニャ―」
「『なるほど、それで私のところへ来たのか』と言っている」
高校から10分ほど歩いたところにある空き地で、私は横島君とボス猫に会っていた。
横島君の通訳のもと、私はボス猫と会話している。
横島君は本当にボス猫と友達になっていた。
修羅場を何度も潜り抜けたような雰囲気を持つ、貫禄たっぷりのボス猫を『ダチ』と紹介した横島君を、私は少々見直した。
それはともかく、以下会話の内容である。
「はい。私、どうしても猫になりたいんです」
『ふむ…私は生れたときから猫だった故、どうすれば人間が猫になれるか、は分からぬ…』
「はぁ、やっぱりそうですよねぇ…」
『だがな、人間の少女よ。猫になりたいと言うおぬしの心意気、誠に見事であると言わざるを得ない。どうだね? 私の弟子になると言うのは?』
「弟子、ですか?」
『そう。猫の中の猫たるこの私の弟子になれば、あるいは人間が猫になることも可能かも知れぬ…』
「やります! 私、ボス猫さんの弟子になります!」
『よしわかった! これからは私のことを師匠と呼びたまえ!」
「はい、師匠!」
………と、まぁこんな会話だった。
そういうわけで、私はボス猫に弟子入りしたのである。
まず最初は、猫と会話できるよう、魂の絆を作らなければならなかった。
難しい、と思っていたのだが、案外簡単に習得できた。
どうやらいつも『猫になりたい』と思っていたことが幸いし、猫と魂の絆が出来やすかったようだ。
それなら何故横島君が猫と会話できるのかと問うと、どうやらバイトで化け猫がらみの仕事があったらしく、そのせいだろうと言うことだった。
やっぱり横島君はすごい人なんだ。
猫と魂の絆が作れるまで手伝ってくれ、その後『バイトがあるから』と颯爽と消えていった横島君に、私は尊敬の眼差しを送った。
『よし、そこまで! これも完全に習得しているようだ』
「ありがとうございます!師匠!!」
ボス猫に弟子入りしてから数日。私は毎日、空き地で猫の弟子として修行している。
今は『足で顔を掻く練習』をしていたところだ。
実は、子供の頃から猫になりたくて色々練習していた私にとって、猫の癖を真似ることなんて造作も無いことだった。
師匠から言われる課題を、私はどれもパーフェクトにクリアーしている。この調子でいけば、そろそろ猫になれるかもしれない。私は貴たいで胸を膨らませていた。
そんな私に、師匠は微笑する。
『ふっ、次のステップに進みたくてうずうずしているようだな』
「いえ、そんなことは…」
「かまわぬ。上を見上げることはいいことだ。よかろう、基礎は出来た。そろそろ「猫力」を教えよう!』
師匠の口から出た耳慣れぬ言葉。意味は全く分からないけれど、どこか神秘的な響きを持っている。
「ネコヂカラ、ですか?」
『うむ。全ての猫が持つ、神秘的なエネルギーのことだ。
猫の中の猫は、それを使って未来を予知したり、超能力を働かせる。
正義のネコヂカラを操る戦士を『猫の騎士』と言い、私もまたその猫の騎士の一匹だ。
その猫力を、おぬしに教えよう!』
「あ、ありがとうございます、師匠!!」
感動で全身が震えるようだった。
ネコヂカラ。全ての猫がもつ、神秘的なエネルギー。
そのネコヂカラを、師匠は私に教えてくれるのだ。
私は感動のあまり師匠を抱き上げ、ほお擦りしてしまうのだった。
そしてその日から、ネコヂカラの修行が始まった!
『まずは宇宙を流れる「ネコヂカラ」を感じることから始めよう。目をつぶり、心を落ち着かせるのだ』
私は目をつぶる。
宇宙を流れる猫力。全ての猫が持つ神秘的なエネルギー。
きっと、私にも感じることが出来る。なぜなら、私は猫になりたい人間なのだから。
『考えるわけではない。感じとれ!』
師匠の言葉に、私は考えることをやめた。
途端、体がなにやらむずむずする。まさか、これが…?
「し、師匠! 体がなんだかむずむずします!」
目を瞑ったまま、私は叫ぶ。
これが、これがネコヂカラなの…?
『いや、それは私の蚤だ』
「いやー!」
悲鳴をあげて、私は全身をはたく。
うう、なんだか痒くなってきたような気がする。
そんな私の姿に、師匠が苦笑する。
『私は猫の騎士とは言え、野良猫だからな。野良猫など抱き上げてはならんぞ』
はたいたところで、蚤が体から落ちるわけじゃない。
泣きそうになる私に、師匠は前足を向ける。
『いい機会だ。見せてやろう。これが、ネコヂカラだ!』
師匠が気合を発した途端、私は熱い風のようなものを感じた。
全身からむずむずが消えうせる。師匠が、何かしたのだろうか?
「し、師匠! むずむずが消えました! それに、熱い風みたいなものが…。あれが、ネコヂカラなのですか?」
『そう。猫の騎士の使うネコヂカラは、あらゆる奇跡を起こす。
今、私はおぬしの体から蚤を消滅させた。あの風の様なものこそが、凝縮されたネコヂカラ。
既におぬしは一度ネコヂカラをその身に受けた。さぁ、もう一度目をつぶりなさい』
師匠の言葉に従い、私は再び目をつぶる。
その途端、私は『感じた』。
世界を取り巻く、熱い風のような物。
考えるよりも早く、理解するよりも早く、それがネコヂカラだと感じる。
「師匠! 感じます! 世界に流れるネコヂカラを、私は感じます!」
私が喜びの声をあげた瞬間だった。
『ソレ』を感じたのは。
途方もなく熱く、果てしなく強い、金の猫。
その金の猫が、私の中にいる!
「し、師匠! 金色の猫が! 金色の猫が私の中にいます! 熱い!」
思わず目を開け、悲鳴をあげる。
そんな私に、驚いたような師匠の声が届く。
『金の猫だと!? 馬鹿な…』
気づくと、金の猫から感じた熱さはなくなっていた。
呆然として座り込んだ私の肩に、師匠の前足が乗せられる。
『今日の修行は終わりだ。家に帰って、ゆっくり休め』
師匠の言葉は、どこか固い感じがする。それが、なんだかひどく悲しかった。
「あれは、何なんですか?」
師匠は答えない。師匠の前足が、私の肩から離れる。
その前足を、私はしっかりと掴む。答えてくれるまで、絶対に離さない!
私の目をじっと見つめ、師匠はため息をつき、そして重かった口を開いた。
『私たち猫に伝わる、古い昔話だがな。かつて、人間と猫が争っていた時代があった。
人間がまだ闇に怯えていた頃、人間は猫にとって脅威であり、猫もまた人間にとって脅威だった。
猫は猫の騎士をはじめとする、ネコヂカラの使い手が先陣を切り、人間はその体の大きさを生かして、骨肉の争いを繰り広げた。
そんな争いは何十年も続いたそうだ。だが、一匹の猫がその争いに終止符を打った。
その猫は人間たち全てにネコヂカラを使い、奇跡を起こした。
その奇跡は、人間たちが猫を脅威と思わなくさせるものだった。
それ以来、人間は猫を疎まず、あるいは神聖なものとして奉るようにまでなったという。
争いに終止符を打った伝説の猫。その猫の使うネコヂカラは、見る者によってはまるで金色の猫のようだったという。
おぬしが見たという金色の猫。もしそれが伝説にある金の猫ならば、再び争いが始まるのかも知れぬ…』
師匠は語り終え、私の目を強い視線で射抜く。
私は混乱する。師匠は、一体何を言っているのだろう。
人間と猫が争っていた時代? 伝説の猫? 金色の猫は伝説のネコヂカラ? それが何で私に?
私が混乱している中、師匠が再び口を開く。
『おぬしが「猫になりたい」という思いを捨て切れなかったのも、あるいは運命だったのかも知れぬ。
既におぬしはネコヂカラに目覚めてしまった。おぬしはこれから、自分の意思に関わらず運命の濁流に飲み込まれるであろう。
私に出来ることは、おぬしにネコヂカラのコントロールを教え、その濁流に負けぬ騎士に育て上げることだけだ』
師匠の言葉にも、私は反応を返すことが出来なかった。
それから、一ヶ月が経った。
金色の猫を見てからというもの、修行は苛烈を極めた。
毎日毎日、引っかき傷や噛み傷を全身に作り、学校を休んでまで修行した。
とても辛かったし、毎晩枕を涙で濡らしたけれど、やめることだけは出来なかった。
師匠が私の身を案じてくれていることが、嫌と言うほど分かっていたから。
厳しい修行を潜り抜け、私はついにネコヂカラを習得していた。
そして今日。私と師匠は、横島君と師匠が死闘を繰り広げた、あの河原に来ている。
本気になった師匠と、戦うために!
『覚悟は出来たか・・・?』
師匠の声からは、凍てついた殺気しか感じられない。
気圧されないよう、深呼吸して、私は師匠に答えた。
「はい、師匠!」
『ゆくぞ!』
その言葉と同時に、師匠の姿が消える!
腹部に衝撃が来る。ネコヂカラを纏った師匠が、私のお腹めがけて突っ込んできたのだ。
生身で受ければ、私のお腹には穴があいていただろう。けれど既に私の周囲にもネコヂカラが張り巡らされている。
後ろに飛んで衝撃を殺しながら、私は腹部の師匠に肘打ちを放つ。
『甘い!』
肘打ちが当たる寸前、師匠の姿が消える。その途端背筋に寒気が走り、私は思わず身をすくめる。
首に、熱い刺激があった。頚動脈を狙われた? もし身をすくめなかったら、と思うとぞっとする。
視界の端に、黒いものがよぎる。動きを予測し、ネコヂカラを纏った裏拳を叩き込む。
手応えが無い――!? 焦った私が振り返った先。そこに、師匠は泰然と構えていた。
とんでもなく強大なネコヂカラを纏っている。まるで今までの戦いが遊びだったとでも言うかのように。
そして、師匠が吼えた。
『シャーーーーーーッ!!』
師匠のフルパワーのネコヂカラが迫ってくる。
不思議と、時間の流れが遅い。心のどこかで、もう死ぬんだと納得する私がいる。
諦めて、目を瞑ってしまえば楽になる。
だけど。
何のために、師匠は私を鍛えてくれた?
何のために、私は辛い修行を乗り越えた?
何のために、私は今、ここに立っている?
諦めることなんて、絶対に出来ない!
その途端、私の中で『金の猫』が吼えた。
私の体から、信じられないほどのネコヂカラが放出される。
そのネコヂカラは師匠のネコヂカラを跳ね返し、師匠の体をまるでゴミくずのように空へと巻き上げた。
私は慌てて走り、落ちてくる師匠の体を抱きとめる。
師匠は、ぼろきれのようになって、気絶していた。
勝った――。だけど、嬉しさも、達成感も何もなく、ただ、師匠に対する感謝だけが私の中にあった。
「ありがとうございます、師匠」
『強く、なったな…』
気絶からさめた師匠は、どこか嬉しげにそう言った。
『私は、結局おぬしを猫にすることは出来なかった。
だが、おぬしはもう立派な猫の騎士だ。
これから、どんな運命がおぬしを待っているかは分からない。
決して、諦めるでないぞ…』
私は感謝をこめ、師匠を抱きしめて頬擦りした。
もう、蚤なんて怖くない。
そして私は、人の身で『猫の騎士』となった。
これから、どんな運命が私を待っているかは分からない。
だけど、決して諦めることなく、運命を切り開いていこう。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「そう言えばさ…」
「何? 横島君?」
「君、名前なんていうんだっけ?」
「ちょっとちょっと、クラスメイトの名前忘れないでよ!」
「いや〜、どうも度忘れしちゃったみたいで。何だったかなぁ?」
「もう、ちゃんと覚えてよね、私の名前は――――――――
空歩 るぅ!
英語で言えば、ルゥ=スカイウォーカーよ!」
「何で英語で?」
「なんとなく」
To be continued...
今までの
コメント:
- 人間の身でありながら、『猫の騎士』となったるぅ。
しかしそれは、これから始まる伝説の序章でしかなかった。
猫の騎士を擁す猫の帝国が、全ての動物たちに対して宣戦布告したのだ!
化け猫や妖狐、人狼を巻き込み、やがてその戦いはゴーストスイーパーと呼ばれる人間をも渦中に入れる。
その戦いの中心に、人間の『猫の騎士』るぅの姿があった…。
………と、まぁこんな展開を予測したわけですが、皆さん賛成ですか?反対ですか?(ぇぇ
や、To be continued...とかってなってますけど、続きませんからね?
あくまで展開の予測ですからー。
あ、猫の恩返し見ました。
面白かったです。こんな話じゃないですけど。 (777)
- あ、この話は一応拙作『猫の恩返し』の続編、という形です。
注釈をつけるべきだったんですが、ころっと忘れてしまいました。
マリアのあんてな、の過去ログ検索で出ると思いますので、そちらもあわせてお楽しみください。 (777)
- おもしろいことはおもしろいのですが、これってGSの展開になりうるのかどうか疑問です。
あくまで主軸は「猫の騎士るぅ」であって、世界観すらそちらにシフトしているように見えます。
個人的な想いを言わせていただければ、私はGTYにGSを初めとする椎名作品のSSを読みに来ますので、今回のは思いっきり期待はずれでした。
どこでGSと繋がるんだろう(わくわく)と読んでいたのでひとしおです。
作品としてはおもしろかったですが、GTYで読みたいものではなかったので反対させていただきます。 (ラッキー・ヒル)
- いや正直これがGSか? 椎名作品の展開予想か? って言われたら迷わず「ノー」なんですけど……
面白いからいいです。というか笑いのツボが多すぎです。もうどこをどう突っ込んでいいのやら。
>「ネコミミは冥子ちゃんに似合うと思うんだ・・・」
さり気なくすごい寝言で私の心を揺さぶってくるし……。ああっ、妄想がっ!!
でもひとつだけ。
>この話は一応拙作『猫の恩返し』の続編、という形です。
そういうことは先に言ってください(涙) (U. Woodfield)
- 続くんかっ!?「どこまで行けるか…」と間違った方向にワクワクしながら読み進めていたというのに、更にto be continued!?
………………と思ったらやっぱり続きませんかw別のお話の、別の側面という一面(ややこしいな)もあるので、一応アリかと。 (MAGIふぁ)
- まあ横島、愛子も出てきたしそれに冥子に猫耳は似合うと思うのでアリではないでしょうか(笑)
それにしても猫の世界も奥が深いですね〜。ネコヂカラ・・・。 (誠)
- どうも〜ヒロでございます〜
ウ〜ン、面白かったし、続いて欲しいんですけど、GSとかと関係ないので、差し引きゼロということで・・・
でも面白かったし、面白かったし、面白かったぁ。
ネコヂカラ・・・僕はオーラ力だけでもう一杯一杯ですじゃ。 (ヒロ)
- めい・ざ・きゃっと・ふぉーず・うぃず・ゆー!(挨拶)
皆さんご指摘の部分と、横島が猫語を解する設定にやや疑問が残るので、「極楽」の「展開予想」としては正直厳しいカナ?(中立) 例えばるぅの正体が「久しく人間に飼われていた為に自分を人間と思い込んでいる猫の霊」ならより「極楽」っぽいかなと。若しくは「カナタ」世界で展開するとか。
色々と小煩い文句を並べましたが……愛敬の有る一人称&テンポの好い文章は堪能させて頂きました。面白かったですよ〜。 (Iholi@暗黒面)
- みなさん、コメントどうもありがとうございます!
それでは早速コメント返しのほうを。
>ラッキー・ヒルさん
期待はずれな気持ちにさせてしまってすみません。暴走しすぎてしまいました。
るぅちゃんが動きまくってくれて…(キャラのせいにしてみる)
次こそはラッキー・ヒルさんに満足していただけるような、GSらしい作品を書こうと思います。
出来れば、この作品で愛想尽かしたりせず、次回も読んでくだされば嬉しいです〜。 (777)
- >U. Woodfieldさん
面白かったですか! それはよかった。そう言っていただけてほっとしました。
猫耳はロリキャラの証だそうですよ。でも、冥子ちゃんは横島よりも年上なんですねー。
おかしいですね、なのに何故か似合ってしまいますね。
なぜなら、そう彼女が癒し系だから! 猫耳は癒しなのですよ!
僕は、真理に辿り着きました。
>そういうことは先に言ってください(涙)
すっかり忘れてましたー。申し訳ないです。 (777)
- >MAGIふぁさん
間違った方向ってどっちですか! つまりアレですか。GSからどこまでかけ離れるかって事ですか。
いやいやいやいや、どう楽しんでもらおうが、僕の作品でわくわくなさって貰えたならエンターティナーとしては満足至極です。
僕はエンターティなーじゃなく、アーティストですけれど!
や、続かないと言っておいて何なんですが、もしかしたら続くかもしれません。嘘です。いえ、嘘じゃないです。どっちでしょう。
猫の恩返しシリーズはやけに筆が滑るので、もしかしたら続く可能性も無きにしも非ずですー。 (777)
- >誠さん
愛子は友情出演でした!愛子良いですよね、愛子。ビバ人でなし!
冥子に猫耳が似合うかどうか。それはやはり似合うと答えざるをえないでしょう。いえ、イメージでしかないのですが。
アリか、といわれるとなしかも知れません。けれど良いのです。人は、間違いを正せる生き物なんですよ…。
きっと、世界中全ての人に、ネコヂカラはあるんだ・・・! (777)
- >ヒロさん
ああ、面白いと言って頂いて、満足至極であります! なんと4回も!
ネコヂカラ。実は造語じゃないんです。量子力学の学術用語に、ちゃんとあるんです。
ごめんなさい、嘘です。本当の嘘です。どっちですか。嘘です。
オーラ力って言うとアレですか。ふたりえっち書いてる人の漫画ですか(すごい例え
いえ、読んでないんですけどね。オーラ力は、ネコヂカラを超えますか・・・? (777)
- >Iholi@暗黒面さん
や、闇に落ちた猫の騎士がこんなところにまで(ェ
>例えばるぅの正体が「久しく人間に飼われていた為に自分を人間と思い込んでいる猫の霊」なら
なるほど。それは思いつきませんでした。そっちの方が面白くなったかも…。まだまだ修行が足りません。
残念ながら、『カナタ』は読んでないんですよー。いえ、いつか読もうと思ってはいるんですが。セイリュートーは萌えキャラですし。
実は挨拶のネタがわかりません(ェ 無知でごめんなさい〜。 (777)
- 早速のご返事どうもです、フィーバーさん(勝手にあだ名)。
挨拶は「ネコヂカラと共に在らん事を!」 かのジェダイの騎士の挨拶をもじっただけです。……あれ、「うぃず」の前に「びー」が入っていたような……あれれれ(笑)。
それにしても、あの映画の世界を全部ネコでやろうとすると、絵的に凄い事になりそうですねえ(ジャバとかヨーダとか)……まあ、ミレニアム・セイリュート号も棄て難いのですが(笑)。 (Iholi@実はジャワ)
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