不思議の国の横島 ―19―
投稿者名:KAZ23
投稿日時:(03/11/10)
GS試験の一次試験を通り抜けた128名は、いよいよ本番である二次試験へと進む。
二次試験はいわゆる実技試験だ。
この試験ではGSとしてもっとも重要な能力を試される。
それは戦闘能力。
極一部の特殊なGSを除けば、この能力が低いGSなど話にならない。ならばこその実技試験だ。
早い話が『受験生同士の試合』を行うのである。
「GS資格取得試験、二次試験会場……ここね…」
午前中の一次試験を通り抜けてきた128名が、午後の第一試合で半分の64名になる。
本日はそこまでで、続きは明日だ。
なお、二次試験には観戦客が多数訪れて来る。入場は無料だし、霊能に無関係な一般人の観戦も自由だ。
「で、どうするでちゅか?」
とはいえ、訪れるのはやはりこの業界の関係者がほとんど。
優秀な人材の発掘とか、将来ライバルになるだろう受験生の観察とか…
「そうそう。ここでいったい何しようってのさ?」
だが、中にはそれ以外の目的でこの試験会場を訪れる者もいる。
「もう〜…ちゃんと昨日話したでしょう?」
例えば、今この会場に到着した3人組は、決して上で述べた理由でここを訪れた訳ではない。
それは3人の女性だった。
それぞれが思い思いにラフな私服を着ている。
ただ…3人とも何故か、帽子を被りサングラスをしているのがちょっと滑稽かもしれない。もしくは怪しいとも言う。
「ここには、色々と希少で貴重なオカルトアイテムが集まるの。今日はそれを観に来たのよ。」
「ふ〜ん……で、そいつをいただこうってのかい?」
一番背の高い女性が、黒髪の女性に問いかけた。
「いいえ、今回は見物だけよ。」
「なんででちゅか?」
今度は、一番背の低い女性……いや、この娘だけは女の子と言った方が正解だろうか?他の2人よりも随分と幼いと思われる少女が問う。
「だって、予告状出してないじゃない?」
「も〜…相変わらず真面目でちゅね〜………そんなの気にしないで、サクっと貰っちゃえばいいじゃないでちゅか?」
少女は両手の手の平を上に向け、肩を竦めてみせる。
「あのねぇ…ちゃんと覚えてるの?怪盗をしようって言い出したのはあなたなのよ?」
「それくらい覚えてるでちゅよ。昔から、美人三姉妹の職業は怪盗って決まってるでちゅ!」
右手の人差し指をピンと立てて、エッヘンと力説する少女に、背の高い女性と黒髪の女性は額を押さえて眉間にしわを寄せた。
「あ〜………突っ込みたい所は色々とあるんだけど、とりあえず…美人三姉妹だなんて自分で言うのはどうかと思うわよ…」
そのままジットリとした汗を額に浮かべ、言葉を搾り出す。
背の高い赤茶色の髪の女性も、黒髪の女性と同じような表情を浮かべながらウンウンと頷いていた。
「ん〜?ああ、確かにそうでちゅね…それに………………」
―― ジィーーーッ ――
小さな女の子…金色の髪の少女が黒髪の女性をジーッと観察する。
「な、なによ?」
黒髪の女性は、その視線に嫌なものを感じて身を引く。ジッと見られる事は勿論嫌なものなのだが、特に今回は、その視線がある箇所に集中している気がしたからだ。
なんとなく、両腕で自分の身体を抱きしめ隠すような格好を取る。
「長女役するには…いくらなんでも足りな過ぎでちゅよね〜〜…」
「ぷっ!」
金髪の少女は憐れみを込めた視線で呟いた。赤髪の女性がそれを聞いて思わず吹き出す。
金髪少女の視線は、黒髪の少女の腕で隠された部分にあった。
つまり何が足りないのかは………ねぇ?
少女は眼を閉じて軽く頭を振る。口からはハァとため息が漏れていた。
背の高い赤茶色の髪の女性も、金髪の少女と同じような表情を浮かべながらウンウンと頷く。
―― ゴンッ!ゴンッ! ――
「ダッ!?」
「イヅッ?!」
電光石火。
「殴るわよ…?」
「殴ってから………な、なんでも無いでちゅ!」
「なんでアタシまで……あ、べ、別に!」
ニッコリと笑って小首を傾げる黒髪の少女に、赤髪の女性と金髪の少女が頭を押さえつつ文句を述べようとして………途中でそれを止める。
―― ニコニコ♪ ――
何故止めたのかは各自で察して欲しい。
「さ、バカな事言ってないではやく会場に入るわよ?」
「うん…」
「はいでちゅ…」
3人は揃って歩き出し、会場である東都大学内の武道会館へと向かった。
…………………………
「まもなく本年度ゴーストスイーパー資格取得試験第一試合が行われようとしております。実況は私、ゴーストスイーパー協会記録部広報課の枚方 亮(ひらかた りょう)。解説は厄…」
「創業40年!!親切ていねい、魔法のアイテムならなんでもそろう厄珍堂!!信頼のブランド厄珍堂店主、厄珍(やくちん)がお送りするあるよっ!!」
実況席で、小柄な男が吼える!
「いや、あのテレビじゃないんです。単なる記録用のビデオ…」
「厄珍厄珍やくちーんどおおー。魔法のことなら厄珍堂―。」
実況の方の言う事などお構いなしに吼える吼える!!
「おっさん!」
「あいててよかった厄ー珍ー。」
―― ビーーーーーーッ! ――
「時間です!選手達が入場してきました。」
会場に鳴り響く、試験開始を伝えるブザー。
ブザーが止んだ時…小柄な男こと厄珍堂店主、厄珍の吼える声は何故か聞こえなくなっていた。
…………………………
『どうやら組み合わせが決まったようです。各選手がそれぞれの結界に向かいます』
組み合わせも決まり、選手達が一斉に移動を始めた。
「………8番コートか……」
黒い袈裟を身にまとい、手に数珠を持った坊主がコートの脇を歩いていく。
赤い長髪とサングラスが、なかなかに異様な坊主だった。
「………ふっ…」
なにやらデーンと落ち着き払い、静かに呟く男。とてもGS試験を受けに来た候補生とは思えないほどの貫禄を感じる。
8番コートに着くと、サングラスをクイッと指で持ち上げて反対側のコーナーに眼を向けた。
「まさかとは思うが………それがしの相手は…」
頭の中に、とある老人の姿が思い浮かぶ。性格も行動も、ついでに年齢も常識はずれにぶっ飛んだ老人の姿だった。
変な因縁でも働いて、あれと当たったら疲れるな……坊主はそんな風に考えて対戦相手のほうに眼を向ける。
果たしてそこにいた者とは……
『ではまず注目の一戦。ドクター=カオスの試合を見てみましょう!』
…………………………
「娘、おぬしか!」
「ド、ドクター=カオスっ!!!」
3番コートでは、老人と少女がそれぞれのコーナーから自分の対戦相手である相手を見つめていた。
『ありゃ!?あの娘……ヘルシングちゃんじゃないあるか?』
『ヘルシングちゃんと言いますと…あのバンパイアハンター、ヘルシング教授の!?』
実況席から驚きの声があがる。
『孫ある!』
『いきなり燃える展開です。運命の女神は何を思ってこの対戦を仕組んだのでしょう!!』
その解説につられて、会場の視線の大部分が3番コートに集まってきた。
とはいえ、選手には観客の視線など関係ない。
試合を前にしてカオスとアンは言葉を交わす。
「まさか…いきなり貴方と当たるとは思っても見ませんでした。」
「ラプラスのダイスで決められた組み合わせじゃからな……これも運命じゃろうの。」
かたや緊張気味に話すアンと、微塵の動揺も見せないカオス。
流石にこのあたりは経験の差がモノを言って来るのだろうか…
『ただいま、手元に資料が届きました。ドクター=カオスと言えば、この業界にいる方々なら1度は耳にした事がおありでは無いでしょうか?ご存知ヨーロッパの魔王!不死身の錬金術師!驚愕すべきはその年齢!なんと1061歳は、ダントツの最年長受験者です。』
実況席の説明に、会場がどよめいた。
『一方の対戦相手、アン=ヘルシング選手はこちらも驚き!若干14歳の可愛らしいお嬢さんであります今大会の最年少受験者!奇しくも第一回戦から、今大会の最年長、最年少がぶつかり合う展開となりました。2人の歳の差、なんと1047歳!』
―― オオオオォォッ ――
会場のどよめきが更に大きなものとなる。
『しかもこのヘルシング選手、ただの娘さんではありません。かの吸血鬼ハンター、ヴァン=ヘルシング卿を祖父に持つという正統派のバンパイアハンターであります。これは、いきなりの好試合が予想されます!』
『正統派ね………ま、面白い試合になるのは間違いないある。』
この実況放送が決め手となり、今や会場の視線の殆どがこの3番コートに集まっていた。
「貴方が相手なら、遠慮はしません…全力で行きます!」
「面白い……そう来なくてはな。ワシも…本気で相手をさせてもらおう。」
試合は、開始前から熱く燃え上がる。
「審判!」
「あー審判!」
「はい。」
が、その前に…アンとカオスは同時に審判に近寄った。
「道具は何でもいーんじゃな?」
「確か、道具は何を使っても良いのでしたね?」
「2つまでです。2つまでなら何でもアリです。」
年々増えていく除霊道具の数と種類にあわせて、複数の道具を使用する除霊スタイルも珍しくはなくなってきた。
それらの道具を積極的に使用するモノ達も増え始め、GS試験では一昨年から使用できる道具を、それまでの1つまでから2つに変更している。
「何でもといったら…」
「…なんでもアリじゃな!?」
「な、何を使うんですか!?」
2人の表情に背筋が寒くなる審判。かなり、嫌な予感がしていた。
「私は、まずこの対吸血鬼用ジェットスピア『ラミフ』と…」
アンが持ち出した武器は、14歳の少女が持つにはかなりゴッツイ…彼女の身長よりも長いだろう突撃槍。
「いくぞ、マリア!!」
「イエス・ドクター=カオス!!」
対するカオスが『道具』として選んだものは、彼の製作した人造人間マリアだった。
会場中から、そんなんアリか?!という声が聞こえてくる。
「そして…来いっ!」
「さらに…来いっ!」
だが、会場の人間の突っ込みは、まだ早かった!
「ゴリアテッ!!」
「テレサッ!!」
―― ドゴーーン!ドゴーーン! ――
何故か壁をブチ破って登場するイージススーツゴリアテ。
何故か天井をブチ抜いて登場する、もう1体のカオス製人造人間テレサ。
「吸血鬼は皆殺しだーーーーぁっっ!!!」
「待ちくたびれたわ、カオス。」
この試合の行方は、混迷の一途を辿る。
今までの
コメント:
- まずはお詫びを。
前回の一時審査合格者の人数をかなり盛大に間違っておりました。
今回の話の推敲をしている段階まで気付かないという間抜け振りです・・・・・・汗
さて、今回の対戦は微妙に予想できた展開ではないでしょうか?w
道具は2つ・・・・・・これは完全にこの2人の為「だけ」に取ってつけた設定です。
ちと苦しい言い訳をしてしまいましたが、話の展開の為にお見逃し下さい。
このあと、2人が果たしてどうなるかは・・・・・・
それはさて置き、なんとか1投稿に収めようと四苦八苦しておるKAZ23です。
今回のも随分削りました。
その作業のほうが大変だったりも。w
それと、最近は引越し作業の準備で投稿が遅れ気味です。今後もこれくらいのペースになると思います。
では。 (KAZ23)
- わ〜い テレサだテレサだ、出てきてくれたんですね〜
謎の三女よ・胸のことは禁句だ(@_@)
今回の、資格試験、本当に楽しくなってきましたね〜 3人娘×2の活躍期待しています。 (黒川)
- おっと、一番のりかな?ヨコシマンです。
えっと・・・これは以外にも、キャッ○アイできましたか。確かに悪くはないですが・・・やっぱ長女になるには、・・・足りないですよね。(何が?)
KAZ23さんは「不思議の国」をGTY→二次創作の順に発表するんですね。てっきり完全に移動したのかと思ってたのでちょっとビックリ。
まあ、面白いのでどちらで読んでも問題ないですね。次回も待っております。 (ヨコシマン)
- がっはぁ、一番乗りが!
いや、今世紀最大の道具バトル・・・どうなるんだろう。
楽しみにしておきます。
そして、横島は彼女にあうのでしょうか?それもまた・・・。
では、次も、その次も、ずっと楽しみにしています! (誠)
- ど〜も〜ヒロです〜
なにぃ!!テレサ!ちょっとそこの奥さん、テレサですよ、テレサ!!
あの暴走妖怪派アンドロイド。ウ〜ンこいつは凄まじい・・・まさかもうすでに完成していたとは・・・だって・・・ねぇ、まぁパラレルやし・・・
そして対するはあのゴリアテのおっさん(え?)
あの暴走変体派霊子甲冑(ってそれちがう!!)
カオスとアンの対決やいかに!?楽しみやの〜
であであ〜これからも頑張って下さいませ〜 (ヒロ)
- テ、テレサですか!!???つまりマリアとテレサの夢のタッグが見れるんですね!!
楽しみです!! (D,)
- テレサ出たー!
まさかアンとドクターカオスが当たるとは、、。
目には目を!重火器には重火器を!確かにこれは好勝負です。
しかしこの二人武装使用した時点で銃刀法違反→ドナドナな気がするのですがw
キャッツアイ!
となると横島が俊夫?、、、ってそうなりゃ相手は次女ベスパじゃないすか!
もしやキャッツアイに例えたのは横島Xベスパへと向かう伏線なのでは!(考え過ぎ)
とにかく楽しみにしております! (Roht)
- ・キャッツア○好きですよ、歌も好き、
・・・・てことは三人の普段の職業は喫茶店?(笑) (羅綺紫好姫)
- ども、BOMです〜。
出たぁ!ゴリアテェ!そして・・・テ、テレサァ!?
すっげえ・・・まさかまさかの展開じゃ・・・
次回からのバトルも楽しみにしてますよ。ではっ! (BOM)
- いろんな意味で初っ端から痛い対決ですねえ。
ところでテレサはちゃんとカオスに従うんでしょうか?
……というか、冥子ちゃんが何故出てこない!? きーーーっ!!(殴蹴斬)ぐばあっ!!
失礼しました。ちょっと何かに憑かれていたようです。
ところで……今回は誰がフーリガン役ですか? 何なら冥子ちゃんの試合で私が……(滅) (U. Woodfield)
- いきなり似たもの同士のマッド?科学者決定戦ですな!!いったいどっちに軍配が上がるのやら。
それよりもおいらは、よこっちの対戦相手が誰かが気になります。
あれですか、三人娘の一人とか?いきなりオカマな人ですか?それとも「ふっふっふ、特別に10%で相手をしてやろう。」なひとですか?
むふぅ、続きが気になります。 (まさのりん)
- こんにちはMASAKIです。
おお、さりげなく例の三姉妹が会場にいますね〜。これで彼女たちは横島のことを知るのでしょうか?
カオスとアンのいきなりの対戦ですね。おまけにテレサまで出てくるとは予想外でした。
この戦いはどうなるのか!?
続きを楽しみにしています。
それでは〜 (MASAKI)
- 楽しみなカードですね。ここのカオスは原作程ぼけてなさそうなのでちゃんと銃の使用許可をとってるとかしてて欲しい。
俊夫役は、警察でそこそこ優秀で2枚目半・・・・・・・西条? (柿の種)
- 怖いよ、この組み合わせ( ̄□ ̄;
第三次世界大戦並に恐ろしい対決ですよ(汗)
しっかし出てきましたね、テレサ
さあ、ヘンシング教授の怨念が勝つか
それとも幻の姉妹コンビが勝つか
次回が楽しみですね♪(≧w≦)ノ (緑風)
- 結界内では物理攻撃はきかない(んですよね)わけだから
マリアとテレサの姉妹アンドロイドが少々不利なのではと思います。
また、この姉妹アンドロイドにロボット三大原則(だったと思う)を
つけ忘れたなんてミスをしたらカオスはもっと不利なのではと思います。
と思いましたが次回どんな話になるか楽しみです。 (モリータ)
- つーか、カオスのオッサンと戦うのは横島かと思っていたがアン=ヘルシングやったんか!!しかもテレサも出て来ているとなると、この対決が本当に楽しみです。今回の資格試験に出場しているメンバーって凄く豪華でびっくりしました。この後の展開にかなり期待してます。頑張ってください。 (glock)
- >「………ふっ…」
異様な貫禄の陽光さんが素敵でした。(今更ですがこのネーミング好きですw)
そして注目の第一戦。
ああ、カオスに危機が! GS世界、鋼のヒエラルキー(女>男)が偉大なるドクターに牙向こうとしている!?(泣)
天よ、どうかドクターにお慈悲を!(←ファンなら勝利を確信せんかい!)
そしてテレサの壊した天井の修繕費は、やはりドクターに請求されるのか!?
次回、いろいろな意味でドキドキです。 (kurage)
- この戦いは・・・
会場が全て破壊され尽くされる前に決着がつくのですしょうか?(笑)
冥子もいるし、今年の試験運営委員会は大変ですね(^^)
あと、ほんの少し気になったのが・・・
>背の高い『赤茶色』の髪の女性
ってのがベ●パで、
>小さな女の子…『金色』の髪の少女
ってのがパピ●オですよね・・・?
でも、30巻の裏表紙を見るとベ●パの髪は金髪で、パピ●オは薄緑(?)色だったりします^^;
つまらないツッコミごめんなさい (ノД`) (ユタ)
- 一気に読みました。
人気になるはずだわ・・・・・
面白かったです。エミさんの位置づけがかなり異色じみて良いですね。(ピートはどうした〜〜)
今回の話ですが、てっきり横島が扮した坊さんがカオスとまた戦うのではないだろうかと思ってました。
いや、意外。
次回も期待しています。 (DIVINITY)
- 豪快にいってますなー。カオスもアンも…
…しかし、ル○○ラよ…貴重は貴重だが、こんなもんばっかりだったらどうするよ(笑) (MAGIふぁ)
- マリア&テレサですか。なんつーか、ある意味、最強の姉妹ですね。(^^)
しかし、銃刀法違反というオチがつきそうな……(今回の場合、アンもそうですが。;^^)
それから、GTYの投稿容量が増えたみたいですね。300行まで書けるそうですから
削る手間はだいぶ無くなるのではないかと思います。 (湖畔のスナフキン)
- 色々と考えつつ、色々と作業しつつ、いつの間にかコメント返しが後回し後回しになってしまいました。
今回は本当に遅いコメント返しで申し訳ありません。(汗
黒川さんどうもです!
テレサとマリアのタッグ、コレは今回書いてみたかったモノの1つです。
テレサが「悪」にならない展開ですね。
ちなみに、この世界のテレサがどういう経緯で誕生したかというのも、機会が有ったら書いてみたいです。
あと当然ながら、彼女に胸のことは禁句です。w
こっちの3人娘の活躍は、もう少し先になりますが・・・・・・今後、ちょっと世界背景に迫ってみたりします。 (KAZ23)
- ヨコシマンさんどうもです!
残念!二番乗りでした。いえ、二番乗り有難う御座います。w
3人姉妹でやることは? → キャッ○アイ
という考えになる私は、古い人間です。
そして、やはり・・・・・・・・・・・・足りない(何が?)ネタは使いたいと!(握)
20話の方に書きましたが、次回20話を持って完全に移動いたします。
宜しくお願いしますね。
誠さんこんにちわ〜♪
今世紀最大の道具バトルの結末は、20話で!って、もう読んでおられてますね。w
こっちのレスが遅くて申し訳ありません。
横島と彼女の関係は、この話のメイン部分の1つ(←あくまでメインの1つね)ですので、力を込めて書かせていただきますです。 (KAZ23)
- ヒロさんこんにちわ〜♪
暴走妖怪派アンドロイド・・・・・・・・・ああ!?なんだか凄い形容詞がついたっ!?
>まさかもうすでに完成していたとは・・・だって・・・ねぇ、まぁパラレルやし・・・
このコメントなんですが・・・・・・間違っていたらごめんなさい。ヒロさんは原作でテレサが作られたのってGS試験の後だと思ってますか?原作でテレサが作られたのはGS試験の前ですよ?
いや、本当に見当違いのコメントでしたら申し訳ありません。そんな意味に読めたので・・・・・・
暴走変体派霊子甲冑・・・・・・・・・ああ!?こっちも変な形容詞ついたっ!?
まあ、この対決を面白く書けたら良いなと思います。
D,さんどうもです。
夢のタッグ!です!
いやもう、これが書きたくて書きたくて。なので20話で思いっきり書きましたよ。
自分的には大活躍させたつもりです。 (KAZ23)
- Rohtさんこんにちわ!
原作を読んでみて、自分が思ったことに「アンとカオスでメカ戦やらせたい」というものがありまして、今回それを形にしようと思ったのです。
飛び交う銃弾と金属同士がぶつかり合う音、ジェット噴射でスピードの有る展開と、考えるだけでゾクゾクでした。それを20話で自分なりに書いたつもりです。
>しかしこの二人武装使用した時点で銃刀法違反→ドナドナな気がするのですがw
これもちょとだけ思ったのですが、あっけなさ過ぎるので今回はそれは無しの方向で話を進めてみます。
いえいえ。下でもある方が申されておりますが、俊夫役は公僕な彼ですよ。w
「おのれナイト〜ォッ!!」
と悔しがる役を用意しております。
ま、だからといって次女とからませるつもりも有りませんがね。w
なので、
<続く> (KAZ23)
- <続き>
>もしやキャッツアイに例えたのは横島Xベスパへと向かう伏線なのでは!(考え過ぎ)
これは考えすぎです。w
いや、実はこのネタにこっそり笑いました。
羅綺紫好姫さんこんにちわ!
喫茶店・・・・・・おっと、少しドキッとするコメントです。
あ、私もキャッ○の歌は大好き〜♪ (KAZ23)
- BOMさんどうもです。
おお、なんだか意表を突きましたか?
それは嬉しいなぁ。
今回はあまり原作どおりの展開は入れない方向で対戦を考えてます。ま、所々話のキーのなる部分では原作と同じ対戦も入れますが、半分以上はオリジナルで行こうと思ってるのですよ。
なぜかと言うと、自分が原作どおりの対戦を書いても原作以上に面白い展開が書けそうに無いからです。(爆)
ある意味、積極的な逃げと言えます。w
でもでも、こんかいの試験の一番の目玉はもっと凄いですぜ。
恐らくこの対戦以上に想像もしていなかった展開になるでしょう。
「****な展開だろう?」みたいな当てっこは無しの方向で。(当てられたら哀しいから・・・w) (KAZ23)
- U. Woodfieldさんどうもです!
>いろんな意味で初っ端から痛い対決ですねえ。
ま、先は長いです。なので初っ端のインパクトは大事にしたいと思いました。ほんと、色んな意味でな対決です。w
テレサはカオスに従う設定(記述はしないですが)で書きます。とはいえ原作の正確を壊さないように、ちょっと生意気にね。
冥子ちゃんの出番はもうちょっと待ってくだされ。面白い相手を準備してますですよ。w
そして最後に!フーリガン役(ま、ちょい役)はちゃんといます。それは・・・(自主規制)ちゃんです。
規制の部分は後でのお楽しみという事で。w (KAZ23)
- まさのりんさんこんにちわ。
そうなのです。
私的にこの2人って結構趣味があうと思っていたのです。なので対戦させてみました。
よこっちの対戦相手は2回戦から面白くなりますよ。ふふふ・・・
あ、残りの90%を見せなかった彼にも登場してもらう予定です。w
MASAKIさんこんにちわ。
この三姉妹と横島がどう絡んでいくのか?
それは流石にココではばらせません。なんといってもメインパートですので。w
テレサを、テレサを書きたかった!
原作では不遇だった彼女にも、明るい未来があったって良いじゃないか。それが妄想の醍醐味じゃないか。
などと思った次第であります。w (KAZ23)
- 柿の種さんこんにちわ〜!
カオスをどんな風に書くか、実は結構悩みどころでした。
原作どおりに書くと、どうしてもボケ役になってしまいます。横島以上にシリアス稼動時間の短いキャラだと思います。
なので、横島のシリアス部分とギャグ部分の配分をシリアスに寄せたのと同じ風に、カオスの性格も微妙にシリアスよりにしてみました。全部シリアスじゃ無いですが、原作ほどボケ老人でも無いです。
自分的には結構実験的な試みで、これで反対票とかも有るんじゃないかな?等とドキドキでした。w
>銃の使用許可
これでちょっと20話の方で物議をかもし出してしまいました。
自分的に思う部分もあり、ちょっと反省してます。何に反省しているのかは、20話のコメント返しで書きますが・・・
<続く> (KAZ23)
- <続き>
>俊夫役は、警察でそこそこ優秀で2枚目半・・・・・・・西条?
大正解っ!!
「おのれナイト〜ォッ!!」
この台詞は絶対言わせる!w
私の書く西条は二枚目半です。いいんです。格好いい西条は他の人が書いてくれます。たまにそれを読むから格好良いんです。普段の西条は二枚目半だ!そうじゃないと横島が喰われるんだモン!w
緑風さんこんにちわ〜!
>第三次世界大戦並に恐ろしい対決ですよ(汗)
緑風さんの例えも怖いです。w
この対決の結末は20話で!
ちなみに、引き分けでは無い。
モリータさんこんにちわ。
モリータさんの疑問や推測は・・・・・・作者的後付設定で全て解決!
その結末は20話へGO! (KAZ23)
- glockさんこんにちわ。
今回の試験、基本は横島が試験を受けたときのメンバーです。それにプラスして若い美神さん達3人と、あとはプラスアルファで何人か出します。
横島とカオスを戦わせると、まあ横島の勝利は確定じゃないですか?(流石に横島を初戦で敗退させてまで読者の意表を突きたくないです)
それで片付けるにはカオス(&マリア&テレサ)は惜しいキャラだと思うのです。
カオスと噛み合う相手として、アン=ヘルシング。というのはこの作品を書く前から単独のネタとして有ったので、それをこんかい使ったのです。
GS試験は(途中を割愛しても)長丁場なので、読者を飽きさせない対戦は必要ですよね。
今回は掴みなので、眼を引く対戦から入りました。
皆様のコメントを読ませていただくと、この作戦はおおむね成功みたいで良かったです。 (KAZ23)
- kurageさんこんにちわ〜☆
島 陽光(しま ようこう)のネーミング、気に入っていただけて嬉しいです。
この、なんの捻りも無さそうで、しかし微妙に格好良い(と自分では思っています)名前が頭に浮かんだとき、横島の変装は渋く決めるキャラにしようと考えました。
でもギャグもさせたいので、まずは格好から変てこにしてみました。今後はこの島バージョンと素の横島を交互に使ってギャグを・・・・・・
ヒエラルキー・・・いやいや、20話でそれは覆る。w
>そしてテレサの壊した天井の修繕費は、やはりドクターに請求されるのか!?
これ、ネタとして面白いです。(もしかしたらつかわせてもらうかも・・・)
ってか、これこそ私の書くカオスに必要な部分だ。ちなみにアンの方は未成年なので、現在の師匠な唐巣神父に請求書を回そうかな?w (KAZ23)
- ユタさんちーっす!
>冥子もいるし、今年の試験運営委員会は大変ですね(^^)
これ、まさにそのままです。w
今年の運営委員会の皆様・・・哀れでなりません。(涙)
>でも、30巻の裏表紙を見るとベ●パの髪は金髪で、パピ●オは薄緑(?)色だったりします^^;
つまらない突込みじゃないです。ですが、もちろんそんな事は百も承知。
でも!
あの色は好かない。(キッパリ)
だから原作読んでいたときの自分の固定イメージで突っ走ります。w
椎名先生がカラーで使う色は結構原作(白黒ページ)のイメージからずれるからなぁ・・・
そんな訳で、今後も私の作品であの3人の髪の色は、
ルシオラ(黒髪)
ベスパ(赤髪)
パピリオ(金髪)
で固定です!
気に入らなかったらごめんなさい。 (KAZ23)
- DIVINITYさんこんにちわ。
一気に読んでくださって有難う御座います。
>人気になるはずだわ・・・・・
そ、そうでしょうか?汗
自分ではちょっと過剰気味な気がしてるのですが・・・汗汗
いえ、勿論みなさまに気に入ってもらえるのは凄く嬉しいですけどね!w
>エミさんの位置づけがかなり異色じみて良いですね。(ピートはどうした〜〜)
今回、エミがこんななので、ピートにはアンをあてがってみました。w
エミと横島って以外に見ないですよね?まあ、原作の展開からはなかなかココには到達できないでしょうし。
でも昔何処かで、エミが横島になびく話を読んだ事があります。
実はそれの影響かも!?
<続く> (KAZ23)
- <続き>
上で他の方へのコメントでも書いてますが、横島とカオスを戦わせても、なかなか面白い展開が書けないのです。
なのでそれはアッサリと捨てました。てか、原作に寄り過ぎる必要は無いと思っております。
この方が次回に向けて興味を引けそうな気がしたし。w
MAGIふぁさんどうもです。
なんていうか、こいつらにおとなしい入場なんて似合わない!
やっぱり壊せる所は壊させないと!
などと不埒な思いで書き上げました。w
>貴重は貴重だが、こんなもんばっかりだったらどうするよ(笑)
確かに。
いや、これはこれでルシオラの興味を引きそうかも?w (KAZ23)
- 湖畔のスナフキンさんちーっす!
>銃刀法違反
原作どおりにすると、なんだか物足りないので・・・それで失格は無しの方向で進めてます。w
それはさて置き、ちと20話で物議をかもし出してしまいましたね。
きちんと説明書けばよかったと反省してます。
読み手と書き手の感性は違いますから、書いている人間が良しと思っても決してそうじゃないんですよね。
精進が足りません。
確かに増えたのですが・・・・・・・・・何故か増えたら増えたでオーバーしちゃった。汗
ま、20話でこの悩みともお別れです。w (KAZ23)
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