ザ・グレート・展開予測ショー

#GS美神 告白大作戦!『私の想い、シロの想い』


投稿者名:ユタ
投稿日時:(03/10/26)



「好きでござる・・・」

あいつの告白・・・
ふいに聞こえた言葉に私の心臓がトクンと高鳴る。

「な、何言ってるのよ!」

顔を見れない・・・目を合わせれない・・・
私はシロのその純粋で真っ直ぐな瞳から逃げるように顔を逸らした。

「お主は・・・・タマモは・・・嫌いでござるか?」

シロの悲しみの表情・・・
それがますます私の心を締め付ける。
嫌いなわけないじゃない・・・それを声に出したい・・・でも・・・

「シロ・・・ダメよ!こんなところ誰かに見られたら・・・」

「構わん!・・・拙者は・・・拙者は自分の心に素直になるでござる!」

「シロ・・・」

力強く・・・確固たる意志を含んだその視線が私の思考を麻痺させる・・・。
常に沈着冷静、自立を志してる私が今一人の人狼の言葉に揺らいでる・・・だって・・・だって私だって・・・


「もう・・・ここにいられなくなるかも知れないのよ・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・覚悟のうえでござる・・・」

ならもう言うことはない・・・
シロの止められない気持ち・・・そして私の止まらない気持ち・・・
こいつに素直になるのはちょっとシャクだけど・・・それが私の気持ちだから・・・
だから・・・

「私も・・・・・・好きよ、シロ・・・」

「タマモぉ・・・・」

パアっと広がる笑顔・・・ったく単純なんだから。
でも、そんな表情に安堵出来てしまう・・・

「じゃあ・・・」

「ええ・・・」

シロの緊張に震えた声・・・そして・・・

















































「じゃあ、冷蔵庫にある高級霜降り肉食べるでござるよぉぉ────!!」

「大丈夫かしら・・・美神さんに見つかったら追い出されるかも」

「今さら何言ってるでござる!大体お昼に帰ってくるって言ったのにもう2時でござるよ!
 これは正当な行為でござる!ほら、タマモ!お主の好きな『キツネ屋』の油揚げ!」

「あ、ああぁぁ、ダメ!よ、よだれが・・・で、でもこれを食べたら共犯にぃ」

「ほ〜らほら、お主も好きでござろう?」

「あああぁあぁああ!」



結局三大欲求の一つに敵わなかった二人。
その現場を美神達に見られはしたが今回は情状酌量の余地ありということで厳重注意ですんだのだが・・・


(タマモ・・・また今度食べたいでござるな)

(あんたも懲りないわねぇ・・・)

(お主も好きでござろう?)

(ま、ね♪)





そんな二人のお茶目(死語)な告白の日々だった────────。


                           




                                     fin







───────────────────────────────────────────
あとがき


『ひの記が終わってから参加するんじゃなかったの?(−−)』

という視線を飛ばさないで下さいよぉ (ノД`)

『使いふるされたネタじゃん(−−)』

っていう眼差しを向けないでくださいよぉ (ノД`)

これがもういっぱいいっぱい・・・・だってだって・・・
もうやりたいネタはみんながやっちゃったじゃないかぁぁ、ウワァァン(TT)

ちょっと二人の性格が違うかもしれないけど、それはご愛嬌ということで大目に見てくれると嬉しいなぁ・・なんて(^^;
最後まで読んでくださってありがとうございますm(__)m


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