誰も僕を責めることはできない
投稿者名:ブタクリア
投稿日時:(00/ 1/15)
これは、「過去のベスト展開予想6」の44番「僕にその手を汚せというのか」の後日の話です。
読んでいない方は、そちらを読んでからのほうが、話の流れがわかりやすいですが、こちらを読んでから「僕にその手を汚せというのか」を読むと、また、違った楽しみ方ができます。
「ピエトロ・ド・ブラドー氏の日記」
和訳:Buta Clear
7月29日(月) 晴れ
先生のお子さん、ニコルさんが一緒に暮らすことになった。
先生は少し困惑していたが、嬉しいことに代わりはないようだ。
話してみた感じでは、とても礼儀正しく、聡明な印象を受けた。
明日は教会の1週間分の汚れを落とすため、朝から掃除だ。
7月30日(火) 晴れときどき曇り
3人で、教会の掃除をした。
3人とも、少しでも汚れているところがあると気になってしまい、結局、朝から夕方までかかる大掃除になってしまった。
ニコルさんは働き者で、色々なことに気のまわる人だ。
朝、僕が起きたときには、すでに朝食の準備を済ませ、花壇の花や野菜たちに水をあげていた。
野菜たちがうれしそうに笑うのを見て、少し驚いていたが、一緒に笑っていた。
僕が「ここは一応教会ですけど、規則とかはないので、少し気を緩めてもいいのでは?」と言うと、破門になったとはいえ、修道女としての心構えや習慣は変えるわけにはいかない、とやさしく笑って言った。
7月31日(水) 曇り
朝方、電話で除霊の依頼があり、先生と2人でF県へ行った。
霊は弱いわけではないが、これといった特殊能力を持たないタイプで、先生を僕がサポートする形で除霊は成功した。
夜、教会へ帰るとニコルさんが笑顔で向かえてくれた。
ニコルさんは人の気持ちを安らかにする雰囲気を持っている。
しかし、あの笑顔がどうも気になってしかたがない。
なにか悪い予感すら感じる。
なぜだろう。
8月1日(木) 雨のち晴れ
この時期は霊の出現が多い。
今日も除霊の依頼があった。
霊障を聞くと、いそいで駆けつけて結界を張れば、大事になるまえに霊を払えるらしい。
急なことだったので、飛行機のチケットが1人分しか取れず、先生が1人で行かれることになった。
その後、先生から電話があり、無事結界を張り終え、2〜3日で完全に除霊できるとのことだ。
先生がいない間、依頼があったら、知り合いのGSの方に連絡を取り、都合の合う方がいない場合は、まずエミさんに、エミさんの都合が合わないときは、六道さんに、それでもダメなときは美神さんに協力を頼むようにと助言をいただいた。
除霊の依頼が入る前、修道服以外の服も持っていた方が良いと先生が言い、近いうちに生活用品などを買いに行こうと言う話をしたが、僕も先生もそういうことに疎いので、先生が明日にでも、美神さんにニコルさんの紹介がてら相談しに行くことになっていた。
しかし、先生がしばらく帰れないので、僕が替わりにニコルさんをつれて美神さんを訪ねることになった。
どうも、ニコルさんの笑顔を見ると妙な気分になる。
先生のお子さんだから緊張してしまうのだろうか。
8月2日(金) 快晴
昼ごろ、2人で美神さんの事務所へ向かった。
その途中、偶然横島さんとおキヌちゃんに会った。
出会った途端、横島さんはニコルさんをくどきにかかったので、慌てて説明をしようとしたが、ニコルさんの瞳が何かを訴えかけているような気がして、当たり障りのない説明しかできなかった。
先生のお子さんだということに2人とも驚いていた。
美神さんは、2日前からアフリカに行っていて、あと1週間ほど戻らないそうだ。
2人に買い物の付き添いをお願いしようと思ったが、ニコルさんの趣味を考えるとおキヌちゃんに頼むのが正解だろうが、よく考えると横島さんに頼むのが正解のような気がして迷ってしまった。
2人ともにお願いするのが正解だと判断し、事情を説明すると快く応じてくれた。
次の日陽日に約束をした。
横島さんがニコルさんの手を握ったときのおキヌちゃんの目が少し恐かった。
横島さんはどの女性にもこの調子なので、おキヌちゃんは大変だな、と思うと同時に、僕も何か焦るような気分になった。
ニコルさんをはなぜかポーッとしていた。
帰り道、ニコルさんが除霊中の横島さんを見たという話を聞いた。
その時から、横島さんのことが頭から離れなかったらしい。
話を聞いていると、どうやらニコルさんは横島さんに一目惚れをしてしまったようだ。
本人には自覚がないようだ。
僕はこのときも、何か焦るような気分がしていた。
こうして日記を書いて昼間のことを思いだしてみると、ある考えが頭に浮かんだ、しかし、でも、それはありえないことだし、あってはいけないことだ。
主よ、こんなことを考えた僕をお許しください。
8月3日(土) 晴れ
今日は先生から電話があったり、霊力のトレーニングをしたりしたが、今、それを冷静に書ける精神状態ではない、とても混乱している。
信じられない事だが、あってはならない事だが、
僕は、
ニコルさんに恋をしてしまったようだ。
ニコルさんを見るたび、見とれてボーッとしてしまう、会話を交わすたびに心臓がドキドキする、日記を書いている今も、みぞおちのあたりが締めつけられるような気分だ。
こんな、
どうすればいいんだろう。
主よ、僕はどうすればいいのですか。
今までの
コメント:
- ・・・・・・・・・・・・・・・・ピートはホ○ではないんですか?(笑)
っていうか、久しぶりなのにもかかわらず、こんなネタですいません。
後日ちゃんとしたのを書きます。
(猫太郎)
- >・・・・・・・・・・・・・・・・ピートはOモではないんですか?(笑)
う〜む、一応ニコルさんはとてもキレイな人という設定なんで・・・少なくとも好きになってもおかしくはないというか・・・う〜む、どうかタイトル通りに!
え〜〜と、この話の続きは出来ているんですが、今回の内容がアレなモンで、反対票多数、もしくは反応ナシ(これが一番ツライ…)、という状況が予想されるので、お蔵入りになってしまうかもわかんないす・・・。
なんか意見ください、反応があれば続き書かせてもらいます。
((さみしがりや/ブタクリア))
- 良い感じですよ。是非続きを書きましょう!
私がどの辺りを「良い」と言っているのかはご想像にお任せします(爆)
実際、上手い描写だよなぁ・・・良いなぁ・・・(妄想)
と、本筋の感想から逸れましたが、内容的にはオチがちゃんとしてれば
問題ないと思いますよ。こう言うのも面白いです。
アレなオチだったらアレですが(汗)
・・・期待してますよ!
(「頭の中で勝手に続きを構築してしまった」青山)
- 1人称による描写は難しいんですけど、「日記」という書き方で
上手に補えてると思います。元ネタの4コマから引っ張って
さてどこに帰着するか、楽しみにしてます。
(shinsho)
- 日記形式は新鮮でいいっスね。 文も読みやすいです。
主役がピートなわけですが、これが『おキヌちゃん日記』だったりすると、
反応も凄そうなんですけどね。
自分もそれを書いてみたい気もするんですが、こればっかりは
『神の領域』な感じがして、うかつに手を出すわけにはいきません。(笑)
で、ピートですが、ラブ絡み以外ではもっとボケ役をやってもらいたい気がしました。
本人いたって真面目だけど、どこかピントがずれているって感じで。
「なるほど」より「なんでや?」のほうがおもろいし……
ん〜、これって単に私の好みの問題かも。
なにはともあれ、完成させちゃいましょ〜よ。 アマ作家は開き直りが大切っ!
反応しましたので、続きをよろしく〜
(まきしゃ)
- うーん。私としてはなんとも言えないけどもー.....、
エミさんはどうしたんですう!? (ミレイ)
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