オロカナルモノタチ(四)
投稿者名:パープル遼
投稿日時:(03/10/11)
この世界の
残酷さと
美しさを知れ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――愚かなる者達
がたたん、がたたん、がたたん……
電車が揺れる無機質な音だけが響く。
ルシオラと横島の二人は、電車を乗り継いで北へ向かっていた。方角に特に意味はない。ただ、自由になりたかった。
電車に乗ってから、彼らはほとんど会話をしていない。ただ電車の揺れる規則的な音を聞いているだけ。
しかしそれで良いのだ。ただ身を寄せ合って、手を握り合っているだけで。
ルシオラは、その頭を横島の肩に預けている。眠ってはいない。甘えている、というのとは少し違う。
幸福に浸っている、そんな表現が良いかもしれない。
横島はそんなルシオラのさらさらした髪を優しく撫でてやっていた。
ふと首を動かして窓の外へと視線を向ける。のどかな田園風景と山、わずかばかりの民家が見えた。
かなり田舎まで来ているらしい。ルシオラもその横島の動きに合わせて外を眺めていた。
電車が耳障りな音を立てて速度を緩め、聞いたこともないような名前の無人駅に停車した。
ドアが開いて、都会とは違う、気持ちの良い空気が流れ込んできた。
「ここで……降りようか……」
その言葉を発したのはどちらだったか。とにかく二人は電車を降りた。場所など、どうでもよかったのだ。
重要なのは、彼らがほんのわずかな時間――ルシオラが消滅するまでの数ヶ月――をここで過ごすと決めたことだけ。
他に降りた客はいなかった。無人駅なのにも関わらず、車掌すら降りてこない。電車が発車した。
切符の有効範囲は、とっくに切れていた。
駅から出て、手を繋いで歩き始める。もちろん、あてなど無い。
電車から見ていた通り、かなりの田舎らしい。駅の近くにも関わらず、ほとんどヒトを見かけない。
それでも駅の側だけあって、商店などがぱらぱらと建っている。日曜日だからか、ほとんど開いていなかったが。
公園――というかただの空き地――で数人の子供が遊んでいるのが見えた。
適当にゴールを決めて、サッカーをやっているらしい。少女の蹴ったボールが太い木の幹に当たり、歓声が上がった。
それを見ていた横島は声を出さずに笑みを浮かべた。そういえば自分にもあんな頃があったなあ、と。
ルシオラはその快活そうな少女を見て、一瞬悲しそうな表情を浮かべたが、それを打ち消してからかぶりを振った。
妹の事を思い出していたのだろうか。しかし――彼女は置いてきてしまった。
もうあそこへ戻るつもりは無いが、もう一度逢っておきたい――
てん、てん、てん
体格の良い少年が力任せに蹴っ飛ばしたボールが、全くあさっての方向――こちらへと弾んできた。
ルシオラがそれを拾い上げる。子供達は、何となくこちらがこの町の雰囲気に合っていない事を感じ取ったのか、一瞬押し黙る。
しかし彼女が優しげな微笑を浮かべてそれを放り投げてやると、ありがとー、と元気良く礼を言ってぺこりと頭を下げた。
軽く手を振ってから、そこを後にする。後ろから、きれーなヒトだったねー、という声が聞こえた。
二人はこの小さな町を、ふらふらと彷徨い歩く。その様子は何とも奇妙なものであった。
儚いような、今にも崩れ落ちそうな。それでいて確かな意志の強さを感じさせる、そんな雰囲気を纏っている。
どう見ても高校生ぐらいのカップルが、だ。
たまにすれ違うこの町の住人達は、彼らのその様子に首を傾げる。しかし異常を感じながらも声を掛けられない。
振り返ってその背中を眺めるだけであった。
日が落ちて、辺りが藍色の薄闇に包まれる頃。一件の崩れかけているような、ぼろぼろの空き家を見つけた。
鍵が壊れているのか、それとも初めから鍵が掛かっていなかったのか、いとも簡単に扉が開く。
家の中も、もう何年も使われていなかったように埃が厚く積もっていた。床板がぎしぎしと軋んだ音を立てる。
転ばないように注意して歩く。かび臭いにおいが鼻を突いた。
押入の中から布団を見つけたが、ほとんど虫がわいていた。それでも何とか使えそうな毛布を見つけ、二人で寄り添うようにして眠った。
疲れていたからか、夢も見なかった。
“――――突然の核ジャックに対し、世界GS本部は民間と協力し特別チームを編成――――”
窓から差し込む太陽の光が目に当たり、横島が目を開けた。不自然な体勢で眠っていたからか、体の節々に痛みを感じた。
隣で毛布を被っているルシオラはまだ起きていない。すうすう、という規則正しい寝息が聞こえた。
横島はこのまま彼女が起きるのを待とうと思っていたが、空腹を感じて身じろぎしてしまった。
「……ん」
案の定、ルシオラが目を開いた。まだ少し寝ぼけているらしい。
横島は起こしてしまった事を謝ろうかとも思ったが、とりあえず――
「……おはよう」
と言った。
「……うん、おはよう」
ルシオラは、にっこりと笑って挨拶を返してきた。……彼はその笑顔に見とれて謝りそびれてしまった。
当然だが、この家の中に食べ物は無かった。水道も止まっていたが、裏に井戸を見つけた。そこで顔を洗い喉を潤し、町へ出る。
昨日歩いて通った道を戻り、商店を探して買い物をする。かなり安いと感じたが、横島の残りの所持金ではもちろん贅沢はできない。
パンと、火を通さずに食べられそうな野菜を少々。それに砂糖を一袋。とりあえずそれだけを持ってレジに行く。
適当に腹を満たした後に、アルバイトを探し初めた。GSの仕事をしようにも、こんな田舎では問題になるような霊障は起こりにくい。
もっと地道な、普通の仕事を探さなければならなかった。
とはいえ、それほど苦労するまでもなく、求人の張り紙を見つけた。多少汚れているものの、それほど古いものではない。
早速その張り紙の張ってある店に入っていった。
「すいません、雇って欲しいんですけど――」
“――――核ミサイルは南極の中心部に反転。国連は南極を第一級核汚染区域として立ち入りを禁止する方向――――”
彼らがこの地へやってきて、既に一週間が経過していた。
そろそろ仕事にも慣れ、村の人間ともだいぶ打ち解けてきていた。彼らは、突然現れて勝手に廃屋に住み着いた二人を、特に怪しみもせず――話題に乏しいのか、すぐに噂が広まった――若い人間が村に増えたと言って喜んでいたほどである。
「ルシオラ、支度はすんだか? そろそろ行かないと遅れるぞー」
「あ、待って、今行くっ! ……ん、今日もいい天気!」
“――――東京都●●区に突如、謎の巨大建造物が姿を現しました!!
それとほぼ同時刻に、世界各地で悪霊が異常発生するという――――”
愛することを知った。愛されることを知った。幸福を知った。
誰かを好きになるだけではなくて。誰かに好かれるだけではなくて。その両方を。
何か満たされるような。欠けていたモノが埋まるような。自分が、自分たちが完全になったような錯覚。
夕焼けに照らされた川縁のあぜ道を、二人は手を繋いで歩いていた。
横島はいつもの服装、ルシオラは薄汚れた白のワンピースに、麦藁帽子を被っている。
ふと、ルシオラが立ち止まって話しかけた。
「ねえ、少し夕日を見ていきましょうよ」
言われた横島は、おう、と答えて土手に降りる。ルシオラと並んでそこに座った。
この二人が夕日を眺めるときは、大抵言葉少なになる。今回も例外ではなく、しばしの間無言であった。
しかし夕日の赤が最も強くなる頃、ぽつり、とルシオラが呟いた。
「ね、ヨコシマ。私たち、幸せね」
彼女は横島が、幸せではない、などと答えることがあり得ないと確信していた。つまり、質問というより確認であったのだ……傲慢な考えであるとは思うが、聞きたかったのだ。
しかし、なぜか返事は帰ってこない。……微かに、ぱちっと何かがはじけるような音を聞いただけだ。
「――ヨコシマ?」
隣に目を移す。そこには誰もいない。
ひゅうっ
強い風が吹いてルシオラが被っている麦藁帽子を空中に吹き上げた。
しかし彼女はそんな事にも気づかない。慌てて土手を駆け上がって当たりを見回す。言いようのない不安感が――絶望が襲ってくる。
いない。どこにも。
「ヨコシマ――ヨコシマ、どこに行」
End
今までの
コメント:
- 合い言葉は、『らぶらぶ・だーく』!!(挨拶)
紫さんとの合作第3弾です。
やっぱり紫さんとの合作はいいです♪
いままでは正統派ばかりだったから
たまにはこんなのもいいですよね……?(おそるおそる) (ハルカ)
- ども、執筆者の紫です。
いつものよーにハルカさんに原案をいただいて書いたワケですが……今回、えらい大変でした。しょっちゅう詰まるし、いまいちで大量に書き直したし。そしてそのたびにハルカさんに愚痴っては慰めてもらい、書き上げました。……有り難うございましたm(_ _)m (紫)
- 類似のテーマを書いていますので(ただいま更新停止中ですが;^^)、何点かコメントします。
・逃げたルシオラを土偶羅やベスパたちは追わないのか?
・監視ウィルスを除去しないと、ルシオラと○○○できなんじゃ……(プラトニックを一生貫くのか、横島!?)
・アシュは宇宙意思の反作用で自滅するとしても、合体しないと倒せないんじゃないかと。
思わずツッコミ入れてしまいましたが、二人だけのラブラブ生活で終わるところは、文句無しに賛成です。
また、頑張ってください。(私も頑張らないといけないなー。汗)
追伸:紫さんは□□勉強も頑張りましょう。(笑) (湖畔のスナフキン)
- 補足。
>・アシュは宇宙意思の反作用で自滅するとしても、合体しないと倒せないんじゃないかと。
合体しないと倒せそうにないのは、究極の魔体のことです。 (湖畔のスナフキン)
- 失礼。第二話の記述の一部を読み飛ばしてました。監視ウィルスは除去済みでしたね。
>・監視ウィルスを除去しないと、ルシオラと○○○できなんじゃ……(プラトニックを一生貫くのか、横島!?)
この箇所は撤回します。 (湖畔のスナフキン)
- 補足の補足です。
いかん、いかん。一番最後の文を読んでいなかった。(汗)
ラブラブエンドかと思いきや、何やら思わせぶりなラストですね。
これをどう解釈するか。ちょっとまだ見えません。(だって伏線が張られてないから……) (湖畔のスナフキン)
- >「ね、ヨコシマ。私たち、幸せね」
そうか・・・ルシオラが幸せなら、文句なしに賛成です!!
はじめましてです、ひさともうします。
紫さんとハルカさんとスナフキンさんの作品の大ファンです!!
「ルシデジャ♪」「ルシ混♪」とラブラブほんのり路線できていたのが『らぶらぶ・だーく』ですか・・・・。
でも二人で愛の逃避行しちゃうとこなんかよかったです。
ところで・・・最後横島は・・・ぱちっとはじけちゃったんですか?? (ひさ)
- 最後がよくわかりません(^^;
>ルシオラが消滅するまでの数ヶ月
いきなりルシオラが消滅して現世と切り離されたのか、横島が復活した魔物にやられたのか?
まぁ魔物にやられたってのはないと思うんですが・・・おもしろいとはおもったんですが中立で。 (通りすがり)
- 最初の方の展開はハッピーエンドになるかなぁ、と思っていたのですが…
最後のシーン、横島はGSとしてデリートされてしまった、と言う事でしょうか?
個人的には最初の展開はもちろん、最後の消え方にまでちょっとした感動まで覚えてしまったので、賛成票を入れさせて頂きます。 (K.H. Fan)
- 紫さん、ハルカさんお疲れ様です(^^)
で、感想ですが・・・
ボクも正直ラストが分かりませんでした(^^;
チャットで聞いて「ああ、なるほど」って感じで・・・
相変わらずネタと文章は素晴らしくいいです!
ただ、オチと手法が懲りすぎたかな?っていう印象が個人的に強かったので今回は中立で。 (ユタ)
- ラストは……わかりましたよ、自分の読みが正しければですが。
結局、横島クンを欠いたGSチームはアシュタロスたちに勝てなかったと。
その結果、横島クンまで含めてコスモプロセッサで消去されてしまったんですよね?
裏切り者のルシオラが消去されずに残されたことで悲劇性が増してる気がします。 (U. Woodfield)
- 補足の補足の補足です。
あのあと、某所でハルカさんに直接聞いたので、はっきりと分かりました。
まぁ、何人かの方が指摘されているとうりでしたが。
今一つ疑問が残る結末ですが、まぁこういう展開もありかと思います。
執筆中の作品の今後の展開について、非常に参考になりましたし、個人的には賛成票を二つ入れたい気分です。 (湖畔のスナフキン)
- どうもです。
なんとまぁ……、ドロドロとした人間関係に愛の逃避行をする二人。そして、救いの無い終焉。いやぁ、好きです(爆)。なんか、横島たちの居なくなった後の、全員の反応を想像すると共に、なんか今回全く描写されなかった美神達のその後をあの展開で書きたくもあります、ダメですかね?(書くとは限りませんがw)
まぁ、オチに関しては良く分からないと言う意見が多いみたいで賛否両論みたいですね(^^; 個人的にはラストにスペースを大きく取って、何もなくなったことを強調すればよかったかも、なんて思ってますけども、まぁ、詮無きことでしょうw。ともかく投稿お疲れ様でした。 (ライス)
- 「真夜中の 眠りを妨ぐ 上記撰 たった四篇で 夜も眠れず」
こういう「救いようの無いらぶらぶ・だーく」は大好きです。読んだ後の、なんとも言えない虚無感というか無力感が特に(笑)
物議を醸し出したラストは、マンガだったらすんなりと受け入れてもらえたと思うので、そこのところが微妙だったんだと思います。
私は思わず「マーズ」や「藤子・F・不二雄少年SF短編集」を思い浮かべてしまいました。 (赤蛇)
- ふふふ。
久々にこっち系のお話でニヤリとしました(笑)
この後を引く、後味の悪さが良いYO!(笑) (NAVA)
- ぷつん、と途切れてしまうことで感じる切なさは言い様も無い悲しみに変わります。じんわり・・・と。心に染みいるように―――。
ただ・・・私はこんな展開はあって欲しくない、と言う意味で反対票を入れさせてもらいたいです。我が侭かもしれない・・・というか、我が侭なんですけどッ。―――作品の構成の素晴らしさ、横島の絶望と希望と勇気―――儚さを終始感じさせるルシオラの美しさ、ラストの最後のルシオラの言葉―――それは、私の心に深く刻まれました。
―――それでも、この展開はあって欲しくないんです。されど、綺麗、だと思ったんです。そう、残酷な美しさだと思いました。同じ言葉を言うようなんですけど。凄くいい作品でした!―――本当に賛成票、をいれなくてすいません。でも、私は私は私はあぁぁぁぁぁ!!(壊れ) (veld)
- 途中で世界が途切れると言うのでしょうか、そのような表現がうまく出ていると言うか……
しかし、悲しいものです。結局守りたい世界(ルシオラとの平和な生活)が消えてしまった悲しい結末。
そこに至るまでの美しく、儚い愛が心地いいほど表現されていました。
本当はこういう結末は反対票投じたいぐらいなんですが、内容の完成度が非常に高いので
賛成票とさせていただきます。お二人の合作に今後も期待します (弥三郎)
- こういう終わり方にするのって、書く方としましては相当勇気が必要だと思います。
読む側としましては、どうやら意味不明というご意見も多いようですが、私は個人的にこういうのも好きです。
破壊の美学ですね。積み上げてきたものを一気に突き崩してしまうような・・・。
これでタイトルをいつも通り「ルシ逃げ♪」とかにしていたら、凄過ぎでしたけどね(^^; (マリクラ)
- 全てが終わるまでは、或いは全てが終わってからも、誰が最も愚かだったのか知る事はできません。
理性に従っても感情に従っても、己の行動が正しかったかどうかの疑念は常につきまといます。
結果論として西条や横島の選択は「逃げ」となりましたが、それを誰が責められましょう。
とは言え、私はこんな結末を見たくはないので反対です(笑)。
投稿お疲れ様でした。
追記:世界と愛する者の二者択一から、横島はどう足掻いても逃れられないのでしょうか(ノД`)。 (dry)
- 忠夫の「アシュタロスは―――――――俺が倒す!!」宣言が無かっただけで……ひいてはルシオラとベスパのヤる・ヤらない論争(笑)が、車内大出血が無かっただけで、こうも忠夫は腑抜けてしまうものなのでしょーか。また図らず?も令子の「シリアス(なだけの)横島=無価値GS」理論が的中しています。
ルシオラも南極の件に関わらなければ、当然(鬼親モウドの美智恵指揮下では)事後の恩赦待遇はまず無さそうな気もします。
ただ、西条が些か2人に感情を移入し過ぎているような気がします。彼の登場場面が示すように、彼ら(ICPO)は早くからアシュ一味の偽装を見破り、監視を強化していた事になります。
つづく。 (Iholi)
- つまりこれは、忠夫に対するICPO(美智恵)の不信感による物と考えられます。はたまた空母での戦闘にて忠夫が取った行動(ベスパ救出)なりを否定的に評価した結果かも知れません。つまりこの時点で既に美智恵は失敗しています。強大な力を持つ魔族との闘争に決定的な打開策を見いだせない事への焦りと人類の未来を背負う重責が、彼女をこの様な短絡的思考に導いたのであっても、それは責められないのでしょうか。
……とまあ、色々と想像させてくれるお話です(笑)。ちょっとしたボタンの掛け違いから生じるもう一つの物語としてはなかなか面白いと想います。
つづく。 (Iholi)
- 訂正:1個目で「監視を強化していたことになります」としましたが、流石にここまで断定はできませんやね(苦笑)。
「〜している可能性がある」位に修正しときます。
つづき。
よって僕はこの投稿を「二次創作」と云うより「展開予想」として評価したいと想います。
ルシオラは本能に後押しされてただ忠夫と共にいる事を望む。忠夫は怒りと絶望に苛まれながらも、自力でルシオラを救け出すアツさも無くただルシオラと一緒にいたいと願う。僕には結末の救われなさよりも、こいつらのウジムシっぷりの方が悲しいです。
つづく。 (Iholi)
- 確かに、特に忠夫が題名の通りの「愚者」たる理由は示されています。それに作中に在るように3流っぽくアツくなる理由も在りません(笑)。
しかしアシュタロス編の重要な主題「運命に抗うゴミども」と『極楽』全体の裏主題「仲間(特に令子&キヌ)との絶ええざる絆」を犠牲にしてまで、お二人が本作で描きたかったものがちょっと見えてきません。本編でみせた忠夫の活躍(ギャグ&スィリアス)も大凡霞んでしまいましたし。よって評価は反対とします。
まあこれはあくまで「展開予想」としての評価。後半合間合間の原作頼りの思い切った表現や大胆な展開など、二次創作ならではの構成は面白いと想います。 (Iholi)
- 久しぶりにお二方の合作でしたね。
このラストが!このラストがぁああっ!!!
このダーク星人どもめっ!w(失礼)
哀しいの。泣いちゃうの。(涙)
だから、涙腺弱いんだってばさぁー!!(涙)
今回は、反対票行かして下さい。
良いのに、ラヴラブでも良いのに・・・・・・(シクシク) (KAZ23)
- 自分達の絆を世間が、大人が否定するから二人は誰にも邪魔されない、安寧の場所を求めて逃げ出しました。
それは二人だけに優しい『世界』を求め、彼女等には苛烈な『世界』を否定し、必要としない行為だったのでしょう。
しかし、彼女等が必要とせずに逃げ出した『世界』は改竄され、そして、新たな『世界』は『彼女等こそを必要としなかった』
拒絶したものからは拒絶される……
ダークという括りとは少々違う印象を私は受けましたが、ifのお話として面白かったと思います。 (矢塚)
- 納得しました。
なんというか、話の流れというか、なりゆきというか、ともかく車中での一件を境に原作とはまったく違った行動をとる事になる二人に、納得してしまいました。
それはハルカさんの構想力によるお話作りのためだったかもしれませんし、紫さんの有無を言わせぬ文章力による表現のためだったのかもしれませんが、ともかく「ああ、一歩間違えればこんな展開になっていたかもしれないなあ」と思うに至りました。
だから、賛成です。
唯一、いつも飄々と西洋合理主義を騙る(誤字に非ず)西条のとった行動が意外でしたが、そこは『横島くんとルシオラをくっつければ令子ちゃんは僕に……』という深層心理が働いたのかもしれませんし(爆)
恋する者達、愛し合う者達、迷う者達、そして愚かなる者達。余さず魅せてもらいましたっ。 (斑駒)
- 面白かったです。
話の魅せかたもうまいと思いました。
山道での車内からこのように話が展開するのはアリだなー、と。
説得力といいますかなんといいますか、そんなものを感じてしまったわけでして。
……ですが、反対票をいれさせていただきました(汗;
理由は非常に簡単でして……悲しい話は苦手なもので。特にルシオラが絡むとなると……泣いちゃいますよ?(涙
ひとりぼっちになったルシオラのことを考えると……賛成しかねたのです。
私にはこの展開はツライっす。
ヌルい人間でごめんなさい。 (たつる)
- 甘い生活を送る横島とルシオラとか
自分の正義に従ってそんな2人を逃がす西条など
内容としてはとてもおもしろいんで
賛成票を入れたいんですが・・・
やっぱこのラストは自分には悲しすぎるんで
反対させてもらいます。 (ウェスペル)
- 何度か読み返して、一読後に感じた感覚が言葉になりつつあるようなので、コメントさせていただきます。
この作品ですが、私的に、非常に評価(賛成or反対)をつけ辛い作品でありました。原作でのアシュ編横島が見せた『決意』を、その感情そのものを変えないままに別の方向へと持って行った……という展開は今までになかったことであり、非常に興味深かったです。また、やはり圧倒的な存在感を誇るキャラクター達。私は、美智恵隊長の隊長っぷりを見るだけで御飯三杯はいけます。
何か、中途半端に長くなってしまったので続く(ゑ
(ロックンロール)
- ……と、ここでタイトルへと話を振ります。この作品のタイトルは『オロカナルモノタチ』とありますが、それは何処から俯瞰したモノなのでしょうか。それが『全ての者』であるとしたならば、本当に『オロカデナイモノ』は何処にいるのでしょうか。もし、どちらか片方のみがこの世に存在するとしたならば、その分類に意味はなくなってしまいます。――それ故に。そして、決意をルシオラに注ぎ込んだ横島を圧倒的な描写力を以って描写されたが故に。……どうしても、私にはタイトルの意味がわからなくなってしまうのです。むぅ。
取り敢えず今回は、保留して置きます。もう何度か読み返して、それからまたコメントしてみようと思いますm(_ _)m
(ロックンロール)
- 遅れましたがコメント返しします!
>湖畔のスナフキンさん
えぇと、いちいちこのコメント欄で作品解説するのもアホらしいんで、そのツッコミどころはご自分で妄想して解決して下さい(人任せ)。もしくはチャットに来てくだされば、お話できます。
>ひささん
ううむぅ。ラストが分かりにくかったみたいですねぇ。ラストのルシオラはあんまり幸せではないんですけど……(^^;
ほのぼのらぶからいきなり脱線してこんなんできました。次回はたぶんもとの路線に戻ります(笑 (紫)
- >通りすがりさん
ぁう。やはりラストが分かりにくかったと……漫画的なイメージを、上手く文章に変換できなかったんだなぁ、と自分では分析しています。未熟だなぁ。プロじゃないんだから当然ですけど(言い訳)
>K.H. Fanさん
あ、ラスト読みとれましたか!? 嬉しいです(^^)
……感動、とまで。光栄ですm(_ _)m
>ユタさん
ネタが良いのは当然です。ハルカさんですから。文章は……誉めてもらうと私は小躍りします。なんかもう、照れつつも増長しちゃうくらい(駄目)
オチと手法に懲りすぎた……きっとそのとおりです。今回、意識的にカッコつけた文章を書こうと心がけていたんで。それが裏目にでたのかなぁ。 (紫)
- >U. Woodfieldさん
こちらにもラストを分かってくれた方が!嬉しい事です。
悲劇性……増してましたか。お褒めの言葉を有り難うございます。
>ライスさん
ほうほう、こーゆーの、好きですか……(ニヤリ)
美神達の様子……書いて下さいお願いします。m(_ _)m
ホントは私がそこまで突っ込んで書けば良かったんでしょうけど、私にそんな力量はありませんでした。
>赤蛇さん
あなたもですか(笑 ……意外とダーク(?)って受けるのかなぁ?
虚無感とか無力感……感じられたなら、作者としては非常に狙った通りで嬉しいです(笑 (紫)
- >NAVAさん
ひひひ。私も久々にこんなのかいて楽しかったです。えらい大変で、かつハルカさんには色々と迷惑かけましたが。
後味の悪さにかけてはトップクラスの出来と自負しているヨ!(ぉ
>veldさん
賛成票も反対票も変わりません。つーかある意味反対票が入ってこそ、みたいな感じの作品ですし(ぇ
ぶつん、という印象をもってくれたのならば、それは我々の狙い通りだったりします。嬉しい事です。 (紫)
- >弥三郎さん
反対票が賛成票に変わりましたか……なんか照れますね。こんなに誉めていただけると。
美しく儚い愛、を私は書いたのですか……は、恥ずかしい!(ぇ
これからも誠心誠意、二人三脚で頑張ります!
>マリクラさん
こういう終わり方……確かに珍しいというか、ほとんど見ませんね。GTYの異端として、ちょっと自惚れてしまいます。(ぉ (いやまあ、ネタはハルカさんなんですけど)
破壊の美学、格好良い言葉です。その言葉が似合うような作品になっているなら、とても嬉しいことです。
……タイトルが「ルシ逃げ♪」!! それは気づかなかった!!(笑 (紫)
- >dryさん
この話で、本当に愚かなのは誰だったのかなぁ、とかなんとか思いながら読んでいただけると、幸いです。狙いというか、テーマです。
二者択一、を書いたつもりは無かったんですけど……そのように読めましたか。むう、そこから離れたかったんだけどなぁ(ノД`)
>iholiさん
ウジムシ……_| ̄|○ガクリ そんな風に見えてしまいましたか。むう、確かに。
原作ではあり得ないようなのを書くとどうしても変なゆがみが出来てしまう……と言う言い訳は駄目でしょうか。駄目ですね。……原作無視の傾向にあったのは否定しません。
こんな長いコメントを有り難うございますm(_ _)m (紫)
- >KAZ23さん
はっはっは。泣けっ!(最低) つーかこれで泣いてくれると書いた甲斐があるというかなんというか。一応悲劇をテーマとしていますから(笑
次回はたぶん、もちっとらぶ寄りのを書きますよ(^^;
>矢塚さん
なんか……素敵なコメントをありがとうございます。書いてるこちらとしては、漠然としたイメージを持っていても、そこまで明確な言葉を持ってはいませんでしたから。ああ、自分はそういうものを書いたんだなぁ、と妙に感心しました。
ダークとはまた違い、分類に困るような話をこれからも書いてみたいです(笑 (紫)
- >斑駒さん
納得……してくださいましたか。良かったですm(_ _)m
西条は……なんつーか私のイメージで登場しました。彼は何となく、美智恵に(たとえ小さくとも)反感を持っていても良いんじゃないかなぁ、とか。いや、斑駒さんのコメントのような、そういう深層心理が働いたのかもしれませんしっ!(笑
>たつるさん
こういう話には反対票が入るのが当然なのです。謝ることなどありません。むしろ反対の方が……(爆) いや、私だってこんな展開になって欲しいワケがありませんから(笑
話の魅せ方……カッコつけた文章が成功してたのでしょうか。にやけます(ぉ (紫)
- >ウェスペルさん
内容が面白いが、ラストが悲しいから反対……この話に対する理想的な反応です(ぇ
最高の誉め言葉です。ありがとうございます。
>ロックンロールさん
あ、あの、そんなにタイトルを深読みしないで下さい(爆
そんな深い意味なんかないんですよ。こんな話があったとしたら、この登場人物達の誰が愚か者なのか、それとも全てが愚か者なのか、誰も愚かではないのか、とかなんとか、そんなような……(しどろもどろ)
こちらが書いたものに対して、そこまで深く考えてコメントしていただける……この上なく嬉しい事ですm(_ _)m
……そして、そんなに描写が上手くいってましたか? だとしたら、ちょっとは自信を持ってしまいます(ぉ (紫)
- 最後になりましたが、コメントを下さった方々、読んで下さった方々、有り難うございました。
そして、これからも頑張りますm(_ _)m (紫)
- 紫さんに続いて私もコメント返しですっ!!
>スナフキンさん
うぉぉぉ………ラストが上手く伝わってない(ノД`)
もっと頑張らないとなぁ……
>ひささん
横島クンははじけてしまいました。てゆーかデリートされてしまったのですよ。
やっぱりそこの描写を入れた方がよかったのかなぁ(;_;)
>通りすがりさん
ほ、ほら……ルシオラと横島クンが逃避行したとなると
アシュ戦は絶望的になるじゃないですか?
それで二人は世界共々『邪魔なGSをデリートだっ!!』されてしまったのですよ(フォロー) (ハルカ)
- >K.H. Fanさん
伝わった人がいるっ!!(歓喜)
ああ、よかった……誰にも伝わらなかったら本気でどうしようかと思いましたよ(汗)
やっぱり紫さんのこういう幕の引き方はスゴイですよね♪
私ではとてもここまでは………
>ユタさん
紫さんの文章ですから♪
ネタは………電波なのですよ、単に。
それも一晩で原案が出来るほどの単純な(笑)
>U. Woodfieldさん
おおっ!!ここにも分かってくれた方が!(大歓喜)
やっぱり『らぶらぶ・だーく』ですから悲劇性が大事です♪ (ハルカ)
- >ライスさん
書いてよぉ!!(挨拶)
やっぱりドロドロとした人間模様を書くなら美神さん達は
二人を裏切り者と罵るのでしょうか?非常に興味深いところですがw
>赤蛇さん
やっぱりダークは需要がある………カナ?
いやいや……あくまでこれは『らぶらぶ・だーく』なのです!(握拳)
夜中遅くにすいませんでした(笑)
>NAVAさん
この後味の悪さは紫さんにしか出せないナー(笑)
だからラストのシーンだけは紫さんに全てを委託させてもらったんですよ。
そしてNAVAさんはダーク好きっ!! (ハルカ)
- >べるどさん
よし………っ!!!!べるどさんが私達の思惑通りに悶えてるっ!!
それなのです。そのリアクションが見たくて書いたのですよ(笑)
反対票ありがとうございます♪
>マリクラさん
おおうっ!マリクラさんからお褒めの言葉っ!!
これはかなり喜んでいいんですよね?喜んじゃいますよ?
やったあぁぁぁぁ!!!!
………『ルシ逃げ♪』については一本取られました(笑)
>dryさん
世界と愛する者の二者択一で迷わず愛する者を選択する。
そんな狂った、愛し、愛し合い、愛し狂った二人の逃避行が書きたかったのです♪
やはり愛に狂気は必須ですね(笑) (ハルカ)
- >弥三郎さん
私は紫さんにオンブにダッコされて頑張ってゆきます(笑)
美しく儚い……まさにルシオラっ!!最高の言葉です♪
>iholiさん
横島クンは決して勇者なんかじゃないと私は思うのですよ。
『世界を救うため』なんて理由のために闘うなんて馬鹿げてるじゃないか、
愚かじゃないか、そう思うのです。
そして破滅することが分かっていても現実から目を背け、
ただ幸せを願いながら生きる二人も愚かなのかもしれませんが。 (ハルカ)
- >KAZ23さん
泣けぃ!(←鬼畜)
いやいや、KAZさんも嬉しい反応をしてくれますw
ラヴもいいけどたまにはダークもね♪ってことで(汗)
>矢塚さん
なるほどです〜……
幸せを求めた二人とそれを許さない世界。
逃げ出したが故に二人は消える運命にあったんですね。
やっぱりifの世界はおもしろいです♪ (ハルカ)
- >斑駒さん
紫さんの構成力のおかげです(断言)
ホントに横島クンの煩悩がもうすこし少なかったらこうなってたかもしれません。
でも、二人でこの世から消えてなくなるというのも
幸せなのかなぁとおもってしまいました(;_;)
>たつるさん
ヌルくていいのですよ。私達のような汚れた人間になるよりは(つд`)
だってだって……ダークなお話って書くのが楽しいんですよ(汗)
こーゆー愛のために狂った世界って最高ですよね(←病んでる)
>ウェスペルさん
このラストっ!このラストをお願いして幾星霜。
ウェスペルさんがそう感じてくれたことがなによりです♪
私のイメージをそのまま文章にしてくれた紫さんに感謝です! (ハルカ)
- >ロックさん
『オロカナルモノタチ』
西条クンの「愚か者は―――――誰だ。」の台詞ですよね。
私は全ての人間が愚かなのだと思います。
現実から目をそらし二人で逃げたルシオラと横島クンも、
戦いに目がくらみ全てを犠牲にする美智恵さんやアシュタロス、
この言葉を言った西条クン本人ですら完璧な人間ではないでしょう。
でも、人間はそんなものであり、そうであるべきだと思うのですよ。
目先の幸せを追い求め、それを手に入れることで歓喜する。
その前には『人類のため』だとか『宇宙の意志』なんて関係ないわけで……
………ああっ!自分で何言ってるか分かんなくなってきた(つд`) (ハルカ)
- みなさん、コメントありがとうございましたっ!!
これからも精進しますっ!!
そして愛くるしいルシオラを書きたいです♪ (ハルカ)
- 遅ればせながらコメントさせていただきますね。
自分の行動に100%自信がある者なんて、まず存在しないと思います。その時の決断こそが自分の全てであり、世界の全てであり、最善なのでしょう。
ある意味、実験作と感じましたが、こういった試みにトライなさるハルカさんと紫さんは、間違いなく先駆者だといえましょう。
作品とお二人の試みに賛辞を捧げます。そしてこれからの益々のご活躍を期待して賛成の一票を投じさせていただきます。 (ロックハウンド)
- 再び、失礼します。
先の感想の後半は、飽くまで予想、つまりそのまま『極楽』に登場して差し支えないか否かです。よって反対票は、忠夫の決意の方向を逸らした展開の予想としての妥当性に対する評価とお受け取り下さい。
具体的には忠夫の内面に於ける令子やキヌの存在、西条が洋上の対決で見た美智恵の聡明さと冷静さ、この2点の欠如。特に前者の不在が忠夫たち=ウジムシ評(辛辣かな?)の最大の理由なんです。まあ、このウジムシはある種類の強さを持ったソレなのかもしれませんが、原作の忠夫だって違った意味での愚者だったと想います……決して勇者などではなく(この辺は各人のキャラ観の問題ですし、深入りはしませんが)。 (Iholi)
- つづき。
まあそんなこんな?で「前提としてのそれまでの展開から既に原作のそれと微妙に異なっている」と仮定して、特に本作中に描かれなかった部分をあれこれつぎはぎ妄想してみたのが、先の感想の前半部分です、はい。(脳内補完)
そのお話毎の約束事は、なるべく察して尊重するようにしています。ただ本作の場合、(二)の途中までは前述した「予想(スィミュレイション)」としての完成度が高かったもので、結局ああ云った評価になりました。的外れは承知の上でしたが……やっぱりキツかったかなあ、ウジムシ。(反復すーなや)いや、すみませんでした。
前回と併せて長々と、失礼しました。 (Iholi@原理主義者)
- 今さらのようにコメントを書くボクを許してください(ネガティブ挨拶)
まあ、なんですな。小難しく見えて、実はテーマとしては意外にシンプルなものかもしれないと、ゴーマンながらも思いました。
だって、各章の初めに書かれているじゃないか!と(爆死)
各人、さまざまな感想を抱き、誤解に近いものまで抱いてしまうのは傑作の証ではないか!と(無責任な発言スミマセン)
さーみんな、紫さんとハルカさんの、ルシオラに対する摩周湖より深い愛を堪能し、ハルカさんの発想に驚嘆し、紫さんのダークで底の知れない演出によって生まれた傑作の世界に、首までドップリつかろうぜい!!(謎爆) (Kita.Q)
- コメント返しが遅れてゴメンナサイ(つд`)
>ハウンドさん
実験作だなんて、そんな計画的なことは……(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
結果として原作の行動をとった場合ルシオラは死に、世界は生き残り
こんな行動をとった場合世界とともに二人とも消えてしまうわけですよね。
幸せはどちらなのか、愚かな行動はどちらなのか。難しいです……
>Iholiさん
いやいや、もちろんIholiさんの意見に反対とかじゃなくてっ!
てゆーか意見を書いてくれたことは素直に嬉しいですし
この話の場合、反対票も賛成票以上に嬉しいかもしれません(笑) (ハルカ)
- >Kita.Qさん
Yes!!
Kita.Qさんは紫さんがダークパートを担当したと思ってらっしゃる!!(にぎりこぶし)
………ダークって面白いなぁ。(ぽつり) (ハルカ)
- >ロックハウンドさん
実験作……だったのかなぁ? 確かにこーゆーのは少ないというか、そんな感じかもしれません。わりかし受け入れられたというか好評(?)なようで嬉しい限り。m(_ _)m
>iholiさん
評価の賛否はあんまり気にしない……んじゃ駄目だかなーとも思いますがあんまり気にしません。コメントを貰うだけでも嬉しい事です。それが長ければ特に!
……アシュ編の美智恵は聡明でしょうか。そこら辺を問うてみたかったってのも、実はあったりします。 (紫)
- >Kita.Qさん
各章の初めの一言は……今読み返すとめちゃめちゃ恥ずかしいです。なに書いてるかな、俺!(ぉ
ダーク……ダークかなぁ? ラストはともかく、それ以外はそんなに……いや、読者様がそう感じたなら、きっとそうなんだ。そうに違いないっ!(謎
傑作、とは、ありがとうございます。__|\○_ (紫)
- ハルカさん&紫さんへ。
わざわざご返事どうもです!
賛成/反対は感想の主旨を端的に伝える目安であり、それなりにコメントが在る場合にはほんのオマケ……と云うのが僕の姿勢。
美智恵について……僕が聡明と云ったのは「洋上(インクレーダブル)の対決」で「輝彦が見た」彼女、つまり忠夫の安全確保への一連の策略の事。そして冷静とは「忠夫を犠牲にする危険をも視野に入れた判断」を指します。救済と犠牲は不可分であり、その硲に迷うその姿は『TIME SLIPPING BEAUTY』の時輪コヨミと同じく端目には懸命とも滑稽とも映るでしょうが……それは本作の忠夫たちと、果たしてどこまで相対化できるのでしょう?なーんて。 (Iholi)
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