ザ・グレート・展開予測ショー

夏期休暇特別企画  「人生に1Fは無い」  …美神除霊事務所社歌を作ろう!…


投稿者名:ギャグレキスト後藤
投稿日時:(03/ 9/13)

9月です。
魔法のアイドルパステルユーミ 花園ユーミの誕生日です。
夏期休暇です。


ということで、特別企画話。





それは美神除霊事務所での出来事だった。

「ねぇ横島クン?」

美神の欠伸をかみ殺す気だるい声。
横島も同じく、ぼうっとして聞いていたが、次第にトーンが高くなっているように感じた。

「なんスか、美神さん。」

10秒後。
漸く反応した。
事務所に来ても、仕事が来ない。
後ろで、キヌの鼻歌が掃除機の音に混じって聞こえる。

…ぁすはそつぎょー式だから…

そう聞こえる。
『恋のダイヤル6700』のようだ。

「誰よ、あんな歌教えたのは?」

「知らないッスよ。隊長さんじゃないんスか?」

多分、それはGSを引っ掛けた洒落でないかと発想はした。
でもそうとは思えない。
現に、ただ単にGSという言葉を知るのは限り少ないという事。

ここでひとつ、美神は思い出したように言った。

「そうそう、歌で気がついたんだけど…ウチには社歌って無いわよねえ。」

「当たり前じゃないスか。正社員より、こんなバイトを雇うような子会社にあるわけないでしょーー……」

横島の言葉はそこで途切れた。
と言うよりも、横島の顔が美神の必殺パンチやらに叩きのめされて言えなくなったのだ。

「そこまで言うんなら、アンタ、作ってみてくれる?」

「は…はいい…?」

伸びた横にシロの青ざめた顔。
横島の体中が蚯蚓腫れになって痙攣を起こしていた。
タマモは平然としている。

キヌは、掃除機を掛け終わると美神の横に来る。

「あの、なにやってるんです4人とも。」

「社歌を作らないかって持ちかけたんだけど…」

「面白そうですねえ。私にも参加させてください。」





というわけで。

早速、おキヌちゃんが書いたのを美神は読んだ。

「釈っ迦ー 釈っ迦ー  釈っっ迦ーー…
 美神に横島 えいえいええい
 シロに タマモ ヘイヘイヘヘイ
 行くわよおキヌちゃん! つっこめつっこめつっこめつっこめ
 Hey! 美神除霊事務所…釈っ迦ーーー!」

美神は頭を毛無じゃらに掻いた。

「…お…おキヌちゃん…釈迦の意味分かってる?」



次に、シロが提案してきた。
早速読む美神。

「美神に耀く 精霊石 (精霊石!)
 地球の破滅が来ると言う (狂うとも言う!)
  経済が起たねば成らぬ時
  群集が起たねばならぬ時
 美神が経済を支配しかねない
 美神が経済を支配しかねない」


…プチン!
思わず美神はキレてシロをシバく!!

「ぎゃいいぃん!」

神通棍の果てしなき痛恨がシロに浴びせかかる。
横島にはとても手出しは出来なかった。

「そこでおとなしくしてろ!
 次、横島クン出来てる?」

「は、はははい、これで良いでしょうか。」

横島が紙を差し出すと、美神は素早く奪う。
じっと見ながら一字一句読み上げた。


「一番星は誰の為に耀いているの (美神さんの為に)
 月夜は誰の為に照っているの (勿論、美神さんの為に)
 地球は誰の為に廻ってくださるの (絶対に美神さんの為に)
 小笠原エミは誰の為に戦ってくれてるの (100%美神さんの為に)

  美の神の元に生まれた私
  経済のバブルの如く 弾けるために

 ああ 日本最強の除霊事務所
 今日も今日とて 善の限りを尽くす 美神除霊事務所」


…!
美神にはハッとこみ上げるものがあった。
こういうのが一番向いていると判断しかけていた。

「ま、こんなモンでいいんじゃない?」

横島はホッとしていた。

が!
…しかし!

こんな社歌が許されて良いのか!
許されるはずは無い!




そこで、皆さんの構想する社歌を残るタマモに代わって書いていただければと願う!

(コメントを利用して投稿して下さい。
 「投稿が出来ない!」という人はネタとして大人しくROMすること。)

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