ザ・グレート・展開予測ショー

横島とメドーサ(9)


投稿者名:横叉
投稿日時:(03/ 8/31)


『前回お前に負けた時、俺は相手が大人数だからだとか1対1なら勝てたんだと自分に言い訳をした。』



『ガルーダ・・・・・・』私は地面に散らばる大量の血を見ていた。

『そして復活した時真っ先にお前の顔が浮かんだ。俺はこの思いを復讐心と思い打倒お前の為に力をつけた。』


『・・・・・・・・』(最後に見たものを思い出しただけじゃない?)


『だがこうして再び1対1で、誰にも邪魔されない「正々堂々」の戦いをしたが勝てなかった。』




『・・・・・・・』(あれが魔族なりの正々堂々なのね.......)

だが私も人のことはいえない。あっ 人じゃないから言っていいのか。

『だがこうして負けてみても不思議と憎しみの気持ちがわいてこない。
むしろさわやかな気持ちだ。』


私は体中から汗がびっしょり出てぜんぜん爽やかではなかった。
しかし口に出すと何言われるか分からないのでとりあえず黙っておく。

『・・・・・・・』


『俺はあの時復讐心といったが、これはひょっとしたらお前に対する__かもな。』

『えっ、今なんて?』

こ....って聞こえた気がする。

『何でもない。先に進め。5階にもう一匹、8階にこの屋敷の主がいる。

『閉ざされたドアはどうやって開けるの?』

『この先の階段にスイッチがある。それで開くはずだ。』

『ありがとう』

私は階段のほうに向かおうとした。

『あっ 待て美神。』

ガルーダが呼び止めた。

『何?』

『この屋敷の主についてだが、』

『ああそうそう。それ聞こうと思ってたのよ。』

『この屋敷の主は一見人間に見える。しかしその実態は魔族だ。
しかもかなり強いな。俺もおそらく霊破片により蘇えったんだろうが、どうやらその男の体の皮膚の一部らしい。そこに自分の魔力を加えたんだろう。
あとは回収し切れなかった俺の霊破片を集めれば俺が出来るというわけだ。』

『その話が本当だとするとかなりの大物魔族ね。その方法で自分の眷属をいくらでも増やせるじゃない。おまけに体中が霊破片なんて。』

『そういうことだ。俺の知ってることはこれで全部だ。さあ先に行け。』

『わかったわ。全ては先に進んでからね。』











         ガガガガガガガガガ

『『美神さん』』『美神殿 』『ミカミ』

スイッチを押すと同時に一斉に声が聞こえてきた。

『ガ ガルーダ。なんでお前が』

『みんなーこっちよ。』

みんなが一斉にこちらに走ってくる。




『けがはないですか美神さん』

おキヌちゃんが心配そうに尋ねる。

『美神さん誰にやられたんですか。』

私は顎をガルーダのほうに向ける。

『なっ ガルーダ貴様よくも美神さんを。』
『落ち着きなさい。もう勝負は着いたわ。』

血気にはやる横島をなんとかなだめすかした。

ちなみにこの時横島の頭にでっかいこぶが出来たなんてことは無いわよ。


『美神さん傷は大丈夫なんですか。』

『ああこれ。横島君文珠お願い。』

『へーい。』そういって;治;の文珠を使う。

その光景をおキヌちゃんが微妙な表情で見つめていた。

『ガルーダ 瀕死の重傷はもう治ったの。』

『まあ5割くらいはな。』

その言葉通り傷は大方癒えていた。

『それじゃあまた戦えるわね。』

『ちょ  美神さん。』

『まだ無茶ですよ。』

『ふっ。今日のところは俺の負けにしといてやる。またいつかな。』


『それじゃあまたいつかね。』

私はこの時最善の笑顔をしていた。

ガルーダがこの時真っ赤な顔をしていたが何故だろう?

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