ザ・グレート・展開予測ショー

怪傑ユキット 『さらば 俺の斗い? そして・・・』


投稿者名:三遊亭楽栄
投稿日時:(03/ 8/25)

「い、いつの間に…ゆ、雪之丞如き‥に‥‥‥」

「寝言は倒れて言うもの……さ…!」


テンガロンを人差しと中の指で挟んでるぜ。
これのこのかっこ良さ。

「…カッコ良いだろ…ママーーー!」


「ほ、本当に‥‥こんなマザコンに‥‥なんでこの僅か……に‥」


メドゥーサの野郎
弱すぎるぜ、弱すぎるぜ!
とりあえず胸倉を捕まえて聞き出さなきゃあな。

ふっ

それが、この俺の体の無意識さだ。

「12月24日に…俺のユミを殺したのは貴様だな。」
「う…」
「貴様だなああああ!」

ちっ!
    舌打ちしてやった。
 なんて口の堅さなのか……な!


ここでメドゥーサの野郎
一瞬だけで口元を開けてやがる

 「私では…なぃ…い…!」

 「ほぉぅ…ん〜ふぅ?」

テンガロンの手で仕草で…な!
返してやったのさ!


 「本‥‥当だ‥‥‥‥。
  そいつは…総統……ワ‥」


                                                 どっがががががががががっがががががっがっがががが!


総統?
   その先には
ユミを殺したモノと同じ弾丸が走っている!

 …………振り向くと。

全身に覆う黄金色タイツの姿が。
  ペルパ三姉妹の背後に居やがった。


「初めてお目に掛かります。
 総統Yと申します。
 ご紹介に上がる者には…死んでもらいますがね……。」

やあれえ!
奴の声が響いてやがる。

同時に三姉妹が両手に持ったワルサーP38を発射しやがった…。

俺は
俺は……二本指を唇に当て

   チュッ♪

画面に向けウィンクをして投げKissして倒れてやった。

ぢゅら  ぢゅら     ぢゅらぢゅらららららら……


三味線を奏でるビートが心臓を
    高鳴らせオープニングを展開させる

ただし!
今回は……メロオケを重ね  物語が展開されたのさ。





「…ユキットカーでちゅ!」

「やーー!これ以上、タイヤに押しつぶされてマイナスカップなんて!」
「…まだ何も言ってないって。」


  ユキットカー
    フライトスイッチON!

さらに、ユキットカーが過ぎたときにな。
着替えを済ませたんだ。


「ユッッキーーーット!」

   ・・・・・アタック!!


蹴りが、ペスパの後頭部直撃!

   「くそお!」

ラリアットで反撃してきやがった!

しかし!
余裕でしゃがみ避けきった!

「ユキーーーーット!」



鞭で、3人の首を取った!


  「「なんのおぉ!」でちゅ!」



外そうとしてやがる。

けどな・・・・・あまかったな!


「ユキッッット!」


     もう片方で、もう一つの鞭で
     肩の自由をな……ふっ…奪ってやったのさ!

「ユキット二枚蹴りアタック!!!」

   77回半捻りの威力で両足を繰り出した。


     雁字搦めで飛びやった三姉妹
          ・・・・・見事、鞭の解け目が逆さに死刑台へ3人を貼り付けさ。


「ふっ・・・!
 姉妹はな……獅子舞でも踊ってな!」

   吐き出した台詞の前に
唐巣と横島の姿は・・・
                     無かった。



 思わず追いかけたユキットカー。
     どこかへ俺を乗せてな。





思わず遅れて到着した美神さんとおキヌちゃん。

 そこで見た者‥…ペルパ三姉妹


「やったわ!」
「うかうかしてられないわよ!おキヌちゃん!
 ユキットスーツの制限は5分。もう残り30秒しかないわ。」
「はいっ!」







   唐巣の体を奪っている総統Y。
  唐巣は気絶している・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そこは、富士樹海
 
「そうか…、貴様だな!
 12月24日、ユミを殺し俺たちのクリスマスイブを奪ったのは!!!」
「そうだ・・・・・
 俺と俺の戦友以上の中は居ラねえのでな!!」


   ふと思考の中で何かに思い当たるぜ。


  「分かったぜ!貴様の正体がな。」
  「ほざけ!仮面を剥がしたくば俺を倒す事だな。」


  「ユッキーーーーット!」
  「ヨコシ、マーーン!」
 「アタック!「キック!!」」


                                                        どばっしゃあ!

  威勢良いぶつかり合い!
  いいぜ・・・いいぜ・・・・・・!

 この戦い合う仲の  歯切れ良い触れ合い!


    「ユッキーーーッ……!?」
    「ヨコッシ、………?!」


「雪之丞さーーん!」
「か、唐巣先生!」

  おキヌちゃんと美神が駆け寄る。
  ・・・激しいぶつかり合いで弾き飛ばされた唐巣の元。

「せ、先生!誰なんです、あの総統Yって?」

  「お…おキヌちゃん…!」

  Yの焦る声。
   ピンチはチャンスだ!

  「…一気に決めるぜ、サイキックソーサーでも喰らえ!」
  「ぐ‥‥」

 し・・・
   しまった・・・・・・・・!

  5分を過ぎて…スーツが……


    「二つ目だ!」

 またサイキックソーサー!
 が、俺は・・・
   ・・・・・・・・そうだ・・・・・・少しでも動かせないか・・・・


  そう願い
   体を捻ってやったんだ!
 
 びゅっばばばぁぁぁ!

   ユキットスーツが寸出のところで綻んだぜ!

  「まだだ、サイキックソーサーの嵐を防げるかっっっ!」
  「「さ、サイキックソーサー!」
   もしかして、ヨコシマ・スペシャル・ファイヤー・サンダー・サイキック・ソーサーを使える人なんて!」

 また、あの声がたじろいだ。
 やっぱりな。

  でも俺は。
  お前との戦いを楽しめりゃそれでいいんだ。

   ・・・・・悪いがな。
   もう一度は・・・斗いたかったぜ!

                  にやり。
  見切ったぜ!

   ソーサーの嵐のおかげで、スーツがすっぱりと割れて効果も落ちていったぜ。
      やっぱりな。
   では最後は・・・・・俺の手で倒してやるぜ。


 「…いくぜ、正真正銘の俺の一撃を!!!」

      とどめは、魔装術として使う霊力を…凡てを込めた                                            サイキックソーサーパンチング!!



   どがががががっっっああ!



総統Yは太い幹に頭から打ちつける。

 「ふっっ…やっぱりな!
  幾ら武装しても、中身が弱ければご覧のモンさ!
   横し…いや、総統Y!」

 俺は奴の体と同じく名前を伏せてやった。
 ママそっくりの美神の背後にスイーパー教会も来てることだしな。

 「あばよ・・・!」





俺はユミの墓場へ去っていく。

 その墓場で


 「ユミ、俺の手で・・・・・仇をとって来たさ。
  でも許せユミ、復讐は復讐を呼ぶものだったんだ。
  それに、あとは俺の出番じゃあないしな。」




その後。

 「よ…横島クン…!」
 「そんな…やっぱり…横島さんが……!?」

 「堪忍やーーー、仕方なかったんやーーーー!」

 「横島忠夫、汝を無差別殺人及び集団暴行…etcの罪で逮捕する!」
 「そんな事しなくても・・・署長の私が責任とって・・・」
 「・・・いや・・・・ゴーストスイーパー教会として逮捕状を・・・」


この先横島は、永久独房行きか死刑台に上がるかどうかは皆さんの推測です。



最終タイトル  『さらば 俺の斗い? そして二つのY』
END

今までの コメント:
[ 戻る ]
管理運営:GTY+管理人
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa