ザ・グレート・展開予測ショー

ようこそ!別世界へ!〜閑話〜『嫌いな理由』


投稿者名:室
投稿日時:(03/ 8/20)




この話は横島たちが別の世界へ跳んでから三日後の話でやんす。


ちなみにこのとき文殊二個で帰るために必要な文殊は残り四個。


トントントントントン・・・・ジュージュー・・・
朝、横島が台所に立ち慣れた手つきで朝食を作っていく。
「・・・よしっ、こんなもんだろ」
出来上がった料理を皿に乗せテーブルへと運んでいく。
「さて、アシュタロスの奴を『ジリリリリリリリリリリリ・・・バキ』・・・はぁ」
目覚ましが鳴ったかと思うとすぐに破壊音が聞こえ、「ふっ未熟」という声がし、また寝息が聞こえはじめる。
「ねるな〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!そしてこわすな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!」
もはやいつもの光景と化していた。




朝食を食べ終えバイトへいく準備をしているとアシュタロスが・・・
「・・・人間、今日の夕飯はこれがいいなぁ。」
そう言って何かの雑誌を見せる。
「・・・ラーメン?・・・お前なぁ、昨日(夕飯に)カップラーメン食ったばっかりだろーが!」
「あれはお湯を入れて三分でおいしく召し上がれ♪・・・とか言うインスタント食品でわないかっ!!!
わたしはちゃんと調理したものが食べたいのだ!!!」
すさまじい表情で横島に詰めより訴えるアシュタロス、そこには魔神ではなくただラーメンが食いたい二股眉毛のにーちゃんがいた。
「わっわかった!わかったから!!よってくるな!角が刺さる!!」
「ほんとうだな?!」
「つくるって!即席の奴でいいなら」
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!夕飯が楽しみだなぁ!!!!」
「(こいつ即席の意味わかってないんだな)わ、わかったから叫ぶな!!近所迷惑だろーが!!」
窓を開け外に向かって咆哮しているアシュタロスにちょっと引きながらも注意する横島クンは
「(こんな奴とまじめに戦ってたのか俺たちは)」
などと思っていた。それよりバイトはどうしたお前ら。



<中略>



夜・・・
「ららららーめん♪ららららーめん♪ららららーめん♪・・・」
無人君のテーマ(古いなぁ)の替え歌を歌いながらテーブルの前に座っているアシュタロスがいた。
「できたぞ〜」
出来上がったラーメン(即席)をテーブルの上に置きアシュタロスに割り箸を渡す。
「おお!!これがラー・・・」
「・・・?・・・どうしたアシュタロス」
突然固まったアシュタロスに怪訝に思いながらもとりあえず聞く。
「・・・これはなんだ?」
「何ってラーメンだよ」
「ちがう!!その上にのっている物だ!!!!」
「あぁ、キノコだな・・・」
そう横島が答えるとアシュタロスの顔が見る見る蒼白になっていく。
「わっ、私はキノコ類だけは絶対だめなんだ!!!!」
そういうとアシュタロスはどんぶりごと(横島含む)霊波で吹っ飛ばそうとする。
「おっおい!!落ち着けって!!!・・・ぎゃーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」



「なぁ、何でお前キノコ嫌いなの?」
アシュタロスの放った霊波は見事どんぶりと横島クンを吹っ飛ばすのに成功し余波で部屋がえらいことになってしまった。
掃除をするのが面倒な二人はあっさりと<掃><除>の文殊を使い部屋をきれいにした。
そして、アシュタロスがキノコを嫌いなのが意外なのかその理由を聞き出そうとしていた。(ちなみにアシュタロスは正座で反省中)
「ふむ、そんなに聞きたいのなら教えてやろうではないか」


そうあれは君が生まれる前の話だ・・・
当時私は人間が作ったゲームにはまってしまい一日部屋から出ないでゲームをしていたときだった。
「いきなり関係ない話から始まったな」
話しは最後まで聞きたまえ・・・
それでそのゲームの続編が出ると聞いて発売日の一週間前にわざわざ人間界まで行き、確か・・・秋葉原だったかな?
まあ、とにかくその秋葉原とか言う場所にあるゲームショップに並んで待った末に手に入れたわけだよ。
「ちょっとまて!お前そのゲームの発売の一週間前から並んだのか!?」
うむ。かなり人気の高かったゲームのようだったからな・・・実際発売当日には全国のゲームショップの前には行列が出来たと聞く。
それはおいといて・・・そのゲームをやるために私は急いで城に帰って自分の周りに食料を用意し冒険の世界に旅立ったわけだ。
「・・・なあ、それってタイトルに『ドラゴン』とかない?」
さっきからうるさいぞ人間・・・私が買ったゲームにはない、それがどうかしたのかね?
「いっいや・・・ないなら別にいいんだ」
まったく・・・もう口を挟まないでくれたまえ。
このゲームは必ずステージ最初のほうにパワーアップするためのアイテムがブロックに収まっていてね。
そして少し小太りなアメリカンな髭面のおっさんが特定のブロックを叩くとそのおっさんがパワーアップするなぜかキノコなんだが。
まあそのキノコが出てきておっさんが取るとどう作用するかは分からないが敵の攻撃を一回防いでくれるようになるのだ。
・・・それでだそのゲームのステージ1−1の出来事だった。
私はおっさんを操りブロックを叩きアイテムを出したわけだ・・・そして出てきたのはなんと1upするキノコだったのだ。
私はラッキーと思いながらそのキノコをGETしようとそのキノコに触れた瞬間だった!!!
私の操るおっさんは奇妙な効果音と共に画面外へと・・・
なぜだーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!




「私が1upと思って触れたものはどうやら毒キノコだったらしい・・・」
アシュタロスが遠い目をしながら夜空を見上げ呟く。
「マジ似すぎだよあのキノコ・・・」
「それじゃ何か、お前がキノコが嫌いな理由って・・・」
「あれ以来キノコが信用できなくてね・・・」
「・・・・あ・・・」
「あ?」
「あほか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!」
まじめに聞いて損した!と、後に語る横島だった。







「確かタイトルは『スー○ーマ○オブラザー○2』だったな」
「そ、それ言わないほうが良いんじゃないか」



おしまい。






今までの コメント:
[ 戻る ]
管理運営:GTY+管理人
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa