ザ・グレート・展開予測ショー

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投稿者名:えび団子
投稿日時:(03/ 8/ 4)


僕らは長い廊下を奥へと進み、一階にある『泉菜』と表される温泉に辿り着いた。
至極当然だが、男女別・・・。是非、混浴で入ってみたかった!!
少年・・・いや、横島くんでなくとも一般の健康な男児ならそんな考えを巡らしたりする筈だ。湧き立つ湯気、露天風呂さながらの絶景。ほんのり薫る甘いシャンプーの匂い、極めつけは浴衣!ああ、想像するだけでも・・・ユートピアだ。


「おいっ、兄ちゃん!おいっ・・・」

「はっ、・・・はい??」

湯舟に浸かったままで思考に気を許した為か、あと少しでのぼせそうだった。
彼女の前で失態を見せる訳にはいかない。けど、見栄は張らない。返ってみっともなくなるからだ。

「もうそろそろ出るかな。」

        ――――――――ザバアッ・・・――――――――

更衣室に向かった、久しぶりに自分の体を見てみた。
もうすこし筋肉があれば。今からでも遅くないかな?
スポーツジムには通ってみたんだけどなあ・・・確かに以前よりはって思うけど。
体重計に乗ってみた、『62kg』。体重計の針が右に左に振れていた。

「もう出てるかな?」

僕は更衣室を静かに出た。彼女はまだだった。女の子だし・・・
髪も長いしな。けど、良かった♪自分の方が遅かったらどうしようかって。
暫く待つことにしよう。って言うか飲み物でも買って来てあげよう。

      ――――――――タッタッタッタ・・・――――――――

廊下を真っ直ぐ行って右に曲がったところに自販機があった。






「浪人さん、待ってるかもしれない・・・早くしなきゃ!」

半身浴中の彼女はタオルを巻いた身体が濡れていた。
水滴が彼女から滴り落ちる、ダイヤモンドより美しかった。
更衣室で彼女はポニーテールにしていた髪をすっと解いた。
やっぱりこっちの方が似合っている。そしてそのまま・・・体重計。
・・・。『♪』だったようだ。浴衣に着替えて更衣室を出た。

     ――――――――ガララアァァアア・・・――――――――

「あれっ、浪人さん・・・まだですね。良かった♪」

待たせちゃ悪いですもんね。そっくりさんですな

        ――――――――ガラッ・・・――――――――

男湯の扉が開いた。

「ったく浪人の野郎・・・何処行きやがった?湯船でずっと潜伏していたのに!」

距離にして1m。見間違う筈はない。

「あ・・・、あれ?横島さん・・・ですか?!」

「あっ、おキヌちゃん・・・!」

二人が今日、一度目の再会。

「あ、あの・・・横島さんも旅行ですか?」

「えっ・・・ああまあね。」

まさか自分が浪人と一緒に来たなど言いにくい。

まさか自分は調子良く阻止しに来たのだと言いにくい。

「これで、いいかな?」

ジュースを持って楽しみに来る浪人。









           
                 チャンチャン♪続き

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