ようこそ!別世界へ!〜二人の友情〜
投稿者名:室
投稿日時:(03/ 8/ 4)
前略、
こちらの世界に来てもう一週間たちました。
最初はアシュタロスの奴と町を歩くだけで人に変な目で見られたり(魔神のままだから)、警察に捕まりそうになりました。
ちなみに俺たちが来たところは、ほんっっっっっっっっっっっとにただの!普通の!日本でした!
この一週間いろいろなことがありました、アシュタロスに人間の一般常識を教えたり(このとき嘘を教えたのがばれ殴られました)
食える雑草食えない雑草などの知識を教えたり後姿での美人のネーちゃんの見分け方とかいろいろ教えてきました。
対してアシュタロスは基本的な霊力の使い方や(基本をまったく出来ないと知ったときのアシュタロスの顔ががものすごい面白かった)
今回の騒動の真意などを聞いたりした。
こいつにあんな想いがあったとは正直考えもつかなかった、一方的に悪役と決め付け戦っていた自分が恥かしかった。
それと同時に「こいつを救いたい!」と思った。なぜかはわからないが俺はそう思った。
救う一歩として家以外は人間の姿でいてもらうことにした。
現在の文殊四つ、残りの文殊二つ
ジリリリリリリリリリリ・・・・・・ばき!!!
朝・・・目覚まし時計がなると共に時計を粉砕する音が響く
「・・・ふ・・・貧弱・・・スースー・・・」
「ねるな〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!そしてこわすな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!」
部屋中に響く横島の声、それを聞いてうっとしそうに髪をかき上げ起き上がるアシュタロス。
「・・・低血圧だから朝はだめなのだよ・・・」
「おまえな〜目覚まし時計壊したの何個目だよ!」
指を折り数えていくアシュタロス。
「・・・今日で私たちがこの世界に来て八日目だからちょうど八個目だな」
「もういい・・・飯できてるぞ、さっさと着替えろ。」
こっちの世界に来てから朝飯は横島、晩飯はアシュタロスと当番が決められていたようである(掃除やらは二人で)
こうして彼らの一日が始まる。
「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「落ち着きたまえ・・・こんなときこそ優雅にだね・・・」
二人とも人知を超えたスピードで道を駆け抜けていく。
「バイトに遅刻する〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!」
「確かに遅刻してしまうなこのままのスピードだと・・・」
そういうとアシュタロスはさらにスピードを上げ横島を置いてってしまう。
「あっ!!こら〜〜!おいてくな〜〜〜〜!!!!」
「はっはっはっ〜〜〜〜〜・・・」
ドップラー効果を残し消えていくアシュタロス。
それに対し横島・・・
「文殊発動!<超>!<加>!<速>!!」
あっさりと文殊使いやがった!
「待ちやがれ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!」
だから八日過ぎても帰れないのか・・・
しかしバイトには間に合ったようでした。
二人がバイトしているのは都心の中心に位置する喫茶店
この喫茶店は人目につかない場所にありながらもおしゃれな感じが人気の知る人ぞ知る穴場的スポットに二人は働いている。
(ちなみにアシュタロスは人間の姿・・・まあ当然だ)
「いまさらだが君はバカのようだね・・・」
「・・・」
「そんなにひょいひょいと文殊を使われては私たちはいつまでたっても帰れないのだよ?」
「・・・」
「それになんだ今朝の朝食は、私がキノコ類を苦手なのを知っていてわざと入れたのかね」
からんからん
入り口にあるベルが鳴る。
「「ありがとうございましたー」」
見事にハモル。
「いいかい、私にとってキノコというのはだね・・・」
からんからん
ベルが鳴る。
「「いらっしゃいませー」」
またハモル。
お冷を置いてくるアシュタロス。
「でだね、私にとってキノコは・・・」
「うるせーーーーーーーー!!!!!!!!!」
キレる横島だが周りの客には驚いた感じはなく、「待ってました!」みたいな感じで笑っている。どうやらこの二人いつもやってるらしい。
「だいたいお前が俺をおいていくのが悪いんじゃねーか!!
それに今朝だってお前が『風呂はいいね、風呂は・・・』
とか言って四十分も入ってから遅刻しそうになったんだろーが!!」
「君は風呂の偉大さがまだわかってないようだね。昨日も三時間説明したとゆうのに・・・」
「お前の風呂の話は昨日だけで五回も聞いたわ!!」
すると客が。
「一昨日は確か『たまねぎの進化』だったんだよな」
「今日は『風呂の偉大さ』ね」
「こいつらよく飽きないよな〜」
「見てると面白いからいいんじゃない?」
客がクスクスと笑いながら二人の口論を見ている。
「風呂の適温はだね。私は四十一度ぐらいが・・・」
「しるか〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!」
二人のやり取りはこのまま閉店までの五時間ものあいだ続いたもであった。(休憩中も含めて)
バイトが終わり二人で家へ帰る途中ふとアシュタロスがふと口を開く。
「・・・君は不思議だな・・・」
「は?」
アシュタロスの言葉に横島は少し戸惑う。
「君は男女神魔妖関係なく親しみを覚えさせてくれる・・・
すべてが君のような奴だったら私はあんな事件を起こさずに済んだのかもしれないな・・・」
夕空を見上げながらアシュタロスが呟く。
「ば〜か、世界中俺みたいなバカな奴ばっかだったら煩悩だらけだよ世界は」
横島が笑いながらアシュタロスの腰をたたく。
「ふふ、そうだろうね君みたいな奴が一人いるだけでもぞっとするのにこれ以上増えたら気味が悪い」
「おまえな〜」
笑うアシュタロスを睨みふと空を見上げる。
「なぁ、ちょっと上まで飛んでくれよ・・・」
「?・・・いいのかい」
アシュタロスが聞いたのは人に見られる恐れがあり横島が固く禁止していたものだった(曰、見られたらNA○Aに解剖されるから)
「大丈夫だろ・・・たぶん」
「たぶんというのが引っかかるが・・・しかたない飛んでやる」
そういって横島を抱え上昇する。
「見てみろよ・・・」
「これは・・・」
横島に促されたほうを向くとそこに昼と夜の狭間だった。
「昼と夜の一瞬の隙間・・・短時間しか見れないからよけい美しい・・・ルシオラの受け売りだけどな」
人間は自分の星を壊しそして汚していった。そう思い人間はおろかだと決め付けていた。
しかし、光が輝きが全てのものを美しく彩っていた。
「俺たちは確かに星をそして自然を汚してた。
でも見方を変えれば汚れたものでも美しく見えるんだよ・・・お前らのような悪役でもな・・・」
「!・・・ありがとう『横島クン』」
「へっ初めて名前で呼んだなおめー」
「そうだったかい?」
「そうだよ」
二人で微笑み合うともう一度夕日を見る。
そして二人はそのまま見入っていった。
しかし思い出してほしい!人は集中すると他のことにまで気が回らなくなる。それはいくら魔神でも同じことだ。
例えば皆さんも経験があると思うが何か物を持っているとき別のことに気をとられると・・・
フッ
「へっ!?・・・・・あぁぁぁあああぁぁぁぁぁぁああぁあぁあああ!!!!!!!!!!!!!」
このように落としてしまう。
「おお!!」
あわてて追ってもときすでに遅し、横島は地面に着地をしていた・・・
・・・グチャ・・・
このような音をたてて。
「あぁ!?なっなんだこの手足の曲がり方は!?返事をしろ!!おーい!もしもーし!!」
「も・・・もん・・・じゅ・・・」
かろうじで返事を返し横島が指し示す方向には落ちた拍子にポケットからこぼれ転がる二つの文殊。
「くっ!!」
アシュタロスがあわてて拾おうとしたが勢いがつきすぎ文殊をはじいてしまい。
・・・ちゃぽん・・・
そのまま下水道にゴール・・・
「・・・・・・・・よっ横島クン・・・・・・」
「・・・・・・・・今まで楽しかったよ・・・アシュ・・・」
がくっ
「よっよこしまくーーーーーん!!!!????」
すでに横島は息をしていない。
「横島クンの霊力が下がってきている!?霊力を上げるんだ横島クン!!霊力がなくなったら魂が消えてしまう!!」
そうこうしてる間に横島の霊力は下がってきている。
「死なせない!!死なせないぞ横島クン!!君は私にとって初めての『友』だ!!たとえどんなことをしても助ける!!
どんなことをしてもだ!!」
アシュタロスが何かを決意した顔つきになる。そして・・・
・・・chu
二つの影がひとつになった。
一時間後、目覚めた横島が見たのは頬を少し朱に染めどこかよそよそしいアシュタロスであった。
今までの
コメント:
- 皆さんお久しぶり(?)室です。
なぜかまた続いてしまいました。
おそらく次で終わるはずです!・・・きっと
それはともかく前回賛成してくださった『pppp』さん
『かぜあめ』さん、『えび団子』さん、『黒川』さん
『ヴァージニア』さん、『斑駒』さん、『L』さん
ほんっっっっとに感想ありがとうございました!!
マジでうれしかったです!! (室)
- >・・・chu
いぎゃぁあああああぁぁぁああぁぁあぁあぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!
何したの!!?ナニしたのぉおおおおおおお!!!????
お、面白いけど……ルシオラとの名シーンがぁっ…!!
何だか汚された気分…
でも賛成♪ (ラミレス)
- 面白いなあ〜、かなり面白いなあ〜・・・ってゆーか、めちゃくちゃ面白いじゃん!!Σ(゚ロ゚)
つーか横島、なんて所で3個も文珠使ってんだ!?
低血圧のアシュタロス!? 目覚まし時計を壊すアシュタロス!? キノコが苦手なアシュタロス!? 風呂を語るアシュタロス!? 文珠を蹴飛ばすアシュタロス!? つまりアシュタロスが“ボケ”なのか!? “ボケ”ならまだいい、まだ・・・・・・だが! てめえ最後に何をした――――――っ!!!!!
いくら霊力補給の為とはいえそこまで・・・
この展開はまるで、アシュタロス“ホ●”説の始まりのような気がします。
この恐るべき衝撃作品が次でもう完結とは・・・楽しみです! 2人の恋の行方!(爆) (ヴァージニア)
- 掛け合いがすごいおもしろいけど、なんだかやばい方向に(汗)
あ、でも確かアシュタロスは神話上ではもと女だったはずだから元にもどれば無問題(モウマンタイ)・・・・・・かな?
>救いたい
細かいとこですけど、横島君のくせにえらそう。
救うは上から下ですから。助けたいとか力になりないが妥当かと。
って、私のほうが偉そうですね。 (柿の種)
- アシュタロスが面白いです!朝が弱いところとか、キノコが苦手なところとか(笑
ちなみに私も椎茸だけは駄目です。う〜ん、喫茶店かあ・・・。横島くんとアシュタロスなら絵になりそう!!にしても文珠の使い方が偉く間違ってないかい?って横島くんに言いたい!(笑)まあ、らしいって言えばらしいですけどね♪次回に期待です!! (えび団子)
- 何処から何から突っ込んだのやらよいのやら・・・
あの名シーンを・・・(苦笑
アシュ様が何か某17使徒と重なっているのですが・・・
まあアシュタロスなら有り余っている魔力から無問題やろな(大笑
次話はどうなるんでしょうか?楽しみです (TF)
- アシュタロス・・・そんなキャラになってしまうとは(笑)
面白かった、最高です(抱腹絶倒) (ユタ)
- ラストのほう、坂道を転げ落ちるように行ってしまった感があります。
なんといいますか、こう、悪寒を覚えずにいられない可笑しさといいますか。。。続きが見たいような、見てはいけないような。。。
『たまねぎの進化』については、ぜひ拝読させていただきたく存じます。 (赤蛇)
- イシュタルの人格が少し戻ったとゆうことでしょうか。 (何だこれ)
- 何故採用されたのだ?
店員に。
あたり? (トンプソン)
- ・・・・(爆笑)
これは・・全く予想できませんでした(笑
掃除したり飯を作ったりしてるアシュタロスも面白いですが
最後のアレは極めつけですね〜
あ・・あと、バイトしてる2人の姿が特にお気に入りです。
原作のアシュタロスも、きっかけさえあれば変われたのかもしれませんね。 (かぜあめ)
- キノコって・・・その辺に自生してる奴?
私は松茸が嫌いです。いやキノコ全般嫌いだけどね。
横×アシュ友情物語から愛情物語に!? (pppp)
- 大爆笑ッ!!素敵過ぎッ!!
ツッコミどころが満載過ぎてどうツッコミを入れるべきか悩みますな。
もう大好き♪ (L)
- もう、笑うしかないですよぉ・・・
アシュタロス最強!!最高!!大爆笑!!でした。
私がシイタケ嫌いになったの、いつだったかなぁ・・・ (空の助)
- 面白すぎました。面白すぎて細かいつっこみも忘れてしまいました。
ええ、忘れましたとも。アシュタロスにとって人間が地球を汚そうが何しようが関係なかったはずだとか、勢いのある文章も主語が欠けてちょっと読みにくいところがあっただとか……(爆)
霊力の基本的な使い方を知らない横島に出し抜かれた事に驚愕するアシュ様。
流麗なウェイター姿で横島くんと掛け合い漫才するアシュ様。
低血圧で目覚ましを「URYYY!」とか叫びながら粉砕するアシュ様(違)
そしてそして、『chu』なアシュ様。
どれもこれも脳裏に鮮烈な印象を持って想起されました(汗)
次回もこの勢いでがんばってください(期待) (斑駒)
- はじめまして。
私には笑うことしかできません。面白すぎました(笑)
投稿お疲れ様でした。 (小天狗)
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