ザ・グレート・展開予測ショー

ほねつきにく。


投稿者名:hazuki
投稿日時:(03/ 7/27)

「せんせーのはーとをげっとするでござるよっ」
夏の盛りの時期。
炎天下の外にも負けないくらいの炎をしょって宣言するのは、もちろん(なのか)シロである。
ぐっと握りこぶしを作り、仁王立ちで言うあたりがなんだか違う。
こーゆうのは、もっと乙女っぽくシナをつくり恥ずかしげに頬を染めたりしたりして蚊の鳴くような声でいうものが世間一般であろう(違うという声はこの際無視されます)

「頑張れば」
ずずっとアイスコーヒーを呑みつつベッドに腰掛け雑誌を広げているタマモ。
もう完全に相手をしていない。

「こらっなんでござるかっその言いぐさはっ」
拙者が真面目に宣言してるでござるのにっと詰め寄るシロ。

とそんなシロにタマモは一言
「んなの、げっとできないからに決まってるからでしょうが」
身もふたも無いお言葉である。

がーんっ
「な、な、ななにを言うでござるかっ拙者がっ!このぷりちーな拙者の魅力が通用しないとでもぬかすのかっ!」
ぴんっと尻尾をたてながらシロ。
が、その言葉のどもり具合からして、まあ図星だろう。

うんざりと、タマモは顔を顰めながらも、雑誌から顔を外しシロのほうをみると

「だって、アンタ色気ないじゃんっ」

とのたまわった。

無い。
確かにシロにそんなものは、一欠けらもない。
の、かわりに元気と食い気はありあまっているがそれでは駄目だろう。


シロは、その言葉にぴたっと止まる。
その言葉にショックを受けていること明白である。
じわっと目には涙を浮かべ震える声で
「………ないと駄目でござるか?」

と聞いた。
もちろん答えは〜


「駄目でしょ」

とのことである。
いやまあ横島の場合、一定の水準を越えていれば色気なんぞどうでもいいという声もあるが、まあないよりあったほうがいいのは確かである。



がその一言はしろにとってはトドメであるらしく
「うわあああああああんっ」

例によって例のごとく、負け犬さながらの情けなさで、部屋を泣きながら出て行った。





後日顔面をおぞましい化粧をしたシロが見つかり
美神さんからは折檻をくらい、横島からは、気味悪がれダブルショックを受けたのはここだけの話。


さらに後日談を付け加えるならば、部屋のすみっこで座敷童子のよーに膝をかかえ泣いているシロに、タマモがなにやら多大なる同情を顔に滲ませ骨付きにくをあたえたとかあたえてないとか。

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