ザ・グレート・展開予測ショー

花に嵐の例えもあるが


投稿者名:山屋
投稿日時:(99/10/ 6)

 現世利益最優先路線を、脇目も振らずまっしぐらに突っ走る美神さん。
一方、おキヌちゃんは次第に、彷徨える霊魂達の救済の為に生きていきたくなっていた。
そして、六道女学院卒業を機に、自分の信じる道を歩いていこうと決心する。

 六道女学院の卒業式は、暖冬の影響で早咲きとなった桜が満開の日だった。
桜吹雪の中で、おキヌちゃんは自分の決心を横島に打ち明ける。

「何となく、そう言うんじゃないかと思っていたよ。」
「横島さん。」
「さみしくなるな、でも、おキヌちゃんらしいよ。美神さんのことは心配しなくても大丈夫。
 自分の人生なんだから、自分の信じる道を、後悔のない様に生きていく方が大事さ。」

・・・・後悔のない様に・・・・・

おキヌちゃんは不意に、思い詰めた声で

「横島さん。あの、あの、」

「どうしたの? おキヌちゃん。」

「私、私、」



「私と一緒に来て下さい。」



 あれから何年経った今でも、その一言がいえなかった事を後悔する。
自分が事務所を辞めるだけでも傷つくだろう美神さんから横島まで奪うようなことは、
どうしてもできなかった。

 それでも、あの日と同じように桜吹雪が舞う日には、
あの時、あの一言を云えていたらと胸が痛むのだった。


(すいません。本当は告白された横島が悩みまくる話を考えていたのですが、私にとって、
 おキヌちゃんは絶対にそんな事は出来ない。他人を傷つけるくらいなら絶対にこうする子だ。
 との思いが強く、こうなってしまいました。ご批判甘受させていただきます。  山屋)







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