ザ・グレート・展開予測ショー

GS美神0(1)


投稿者名:横叉
投稿日時:(03/ 7/21)

「ちわーす。美神さん仕事終わりましたよ。」

だが、返事は無い。

「美神さん?」

気になりオフィスの方に顔を出してみる。
すると....

「寝てる.....。」

そう、彼女は机にもたれかかって寝ていた。すやすやと。

「まったくいい気なもんだよ。人には仕事させといてさ。」

その時玄関の方で声がする。

「令子ちゃ〜ん。」

「あ、あの声は冥子さん!!。」

横島は信じられない速度で玄関まで移動する。

「冥子さん、僕はあなたに会えて....ってあれみんないるの。」

そこには他にもひのめちゃんを抱えた美知恵さんやおキヌちゃん、
シロとタマモがいた。

「横島君、私に会えた感動は無いの?」

美知恵が妖艶な微笑みでいう。

「えっ..... いや、そんなことより何でまたみんなそろって?」

「そこでたまたま会ったんですよ。」

「そんなことより令子ちゃんは〜〜?」

「さっき顔を見せたら寝てましたよ。」

「えっ! まったくあの子はいったい何を ちょっとしかってくるわ。」

美知恵は早足で寝ている我が子のもとに向かう。
そこには先ほどと同じようにすやすやと寝ている令子がいた。

「こらっ 令子起き

「まあまあいいじゃないですか。きっと疲れていたんですよ。」

「おキヌちゃんはもう..... まあいっか。」

さすがの美知恵さんも我が子の寝顔にはかなわないようで

「今日はもう仕事無いの?」

「ああもう好きにしていいぞ。」

それでもまったく令子さんに起きる気配はありません。

「それにしてもどんな夢を見ているんでござろうか?」

「どんなって そりゃー札束の海におぼれる夢でも見てんじゃねえの?」

いつもなら起きる所ですが今日は起きません。

「でも今日はなんだか安らかな顔してますよ。」

「本当に....どんな夢を見てるのやら。」

我が子を見つめるその姿はまさに母親でした。

「じゃあみんなで見てみましょうか〜。」

「えっそんなこと出来 ああハイラの力を使えば。」

「そう〜簡単よ〜。」

「おもしろそうね。ねえ私も一緒に行ってっていいかしら?」

「あっ私も。」

「拙者も。」

「おもしろそうね。私も行くわ。」

美知恵さんを契機に皆さんぞろぞろ行きます。
はたして大丈夫でしょうか

「大丈夫よ〜。」

いや、作者に話しかけるなって。

「横島君はどうする〜?」

「俺ももちろん行きますよ。」

(美神さんの夢の中、これはなんとしても行かねば)

横島、涎が出てるぞ。

「おっいかんいかん。」

「それじゃあみんな準備はいい〜。」

「「「「「はい」」」」」

「それじゃあ出発ー。」

ハイラが一人ずつ夢の世界へ連れて行きます。


これは美神令子のGS合格、そして横島との出会いまでの物語です。

次回に続く

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