FLY ME TO THE MARS(その3)
投稿者名:紀乃
投稿日時:(99/10/ 1)
横島とおキヌは美神を追って地上に降りたのだったが、20世紀末に生きた人間である彼らにとって2199年の人間界はまったくの未知の世界であった。
そんな中、横島達はとまどいながらも美神を探し始めるが、いっこうに彼女を見つけ出す事が出来ないでいた。
で、 横島とおキヌは何か美神を探す手がかりを得る為、今や現世での数少ない友人となってしまったピートのもとへ訪ねるのだった。
「横島さんっ!?どうしたんですか!?成仏されたはずじゃあ・・!?」
突然の訪問にびっくりして目を白黒させるピート
「いや〜、あれから色々あってさ。今は俺達、神様やってんだ。」
横島は頭を掻きながらテレくさそうに答えた。
「そうだったんですか・・・。でも」
ピートが横島の右手を両手で掴んで握手する
「おひさしぶりです。また貴方達に会えて、嬉しいですよ。」
「そういえば美神さんは?」
「それが・・実は・・・」
おキヌはそれまでの経緯をピートに語り始めた
「そうですか・・・・。だとしたら、おそらく美神さんは火星にいると思います。」
「あそこほど今の彼女にとって都合の良い場所は他にハズです。」
2199年、人と人ならざるものが入り乱れる火星社会は混沌とし、当初は調和していた神・魔族の力のバランスも今や完全に崩壊して、世界は慢性的なハルマゲドンの危機に直面していた。そして人・神・魔の三つの陣営は最終戦争勃発の回避を名目にそれぞれが火星の支配権を虎視耽々と狙っているのであった。
そういうわけで、美神にとって火星は身を隠すのにも世界征服を狙うのにも都合のいい場所なのだった。
「今の美神さんは危険です。彼女はハルマゲドンを起こす引き金となる可能性があります。」
ピートの顔が真剣な表情を見せる。
そこには横島達の知っているピートに無い、ICPOとしての彼の顔があった。
「・・・いずれ天界から我々ICPOに依頼が来るでしょう。その時は我々は彼女を捜索し、保護しなければなりません。」
「ちょっと待ってください」
おキヌが不安げな顔をする。
「美神さんは天界から命を狙われているんですよ!? そんな事になったら・・・!」
「保護された彼女は天界に引き渡されて・・・・処刑されるでしょう。」
「てめぇ 何とかならないのかよ!ピート!!」
「僕だってあの人を死なせたくありません・・!でき得る限りの事はします。でも!僕だけの力じゃどうしようもないんですよ! 事が重大すぎるんです!」
「だから、そうなってしまう前に・・・あなた達が先に美神さんを見つけて、説得してください」
今までの
コメント:
- なんか読んでて「ブレ−ドランナ−」を思い出したんですが、火星ってそんな感じの世界
なんでしょうか? (っていうか、俺の感性がおかしいのか?)
それはそうと、なにやら「良さげな雰囲気」になってきました。
次はいよいよ「女ゲバラ編」突入でしょうか・・・。
(猫太郎)
- 「火星」かぁ...「トータル・リコール」(映画のやつ)でんなぁ
>猫太郎さん
女ゲバラ...革命戦士というかっこいいもんじゃない気もするが
マタハリ<よく知らないけど(笑)...女スパイとして有名なんで
(TOMO・KIN)
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