ザ・グレート・展開予測ショー

大昔の最終回予想・・・(長文に付き、開封注意)


投稿者名:猫太郎
投稿日時:(99/ 9/30)

おおっ! なんか知らんが「私の最終回」が流行ってるんで、僕も・・・(何番煎じだ?)
只、「平安編」終了時に考えてたヤツなんで、思いっきり「ネタが古い」です。


神魔連合に追い詰められ猛攻を受ける「南米の拠点」にて、アシュタロスと、その前に
跪くメド−サを筆頭とした竜神たち・・・。

「くっ、私が美神令子を・・・エネルギ−結晶を手に入れられ無かったばかりに・・・。
アシュタロス様っ! かくなる上は我ら竜神の命、ぜひ大望成就の礎として頂きますよう
・・・ご武運を・・・。」

メド−サの言葉が終わるのと同時に次々と自決する竜神たち・・・その身体から抜け出た
魂はアシュタロスの前で一つに収束し、やがて「エネルギ−結晶」へと姿を変える。

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究極の魔体の力によって神魔連合軍を壊滅させたアシュタロスは、人間界への本格的な
侵攻を開始、国連軍の反撃もむなしく世界各国で「聖書級大崩壊」が引き起こされる。

そんな中、美神令子は神族唯一の生き残り「ヒャクメ」と共に「対アシュタロス戦」用に
体内の「エネルギ−結晶」の力を100パ−セント引き出す為、妙神山修行場へと向かうがあ
と一歩というところで遂にアシュタロスに追い付かれてしまう。

「・・・へぇ〜っ、大将自らお出ましとはねぇ・・・よっぽどヒマみたいね」
「・・・お前とは少なからず因縁があるからな・・・私自身で決着を付けたくてね」

アシュタロスの右手が上がり閃光が放たれようとしたその時、幾筋もの光束がアシュタロ
スの身体に命中する。

「あ〜ら残念、傷一つ付いてない・・・さすが『究極の魔体』なワケ・・・」
「エミッ、冥子、それに横島君まで・・・っ!!」
「令子ッ! グズグズしてんじゃないわよ、さっさと行くワケッ!」
「美神さん、早くっ! 『精神の間』を使えばほんの2、3分で終わりますから・・・」

ヒャクメに促され、その場を後にする美神・・・。

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小笠原エミらの「捨て身の時間稼ぎ」により(ドラゴ〇ボ−ルみたいだ)見事
「エネルギ−結晶」の力を手に入れた美神が「現場」に戻ったときには既に
「ジェノサイド」は終わっていた。

山の地形は一変し、辺りには夥しい「血」が流れている。
もちろん立っている者などいなかった・・・アシュタロスを除いては・・・。

呆然と立ちすくむ美神の耳に微かに「声」が聞こえる。

「あっ・・・美神・・・さん?・・・てことは・・・良かった、終わったんですね・・・
へへっ・・・これでやっと俺も一人前の戦士に・・・」

「横島君っ!!!」

ボロボロになった横島の身体を抱きかかえ、美神が叫ぶ。

「・・・大丈夫っスよ・・・俺はいつだって・・・美神さんの・・・そ・・ばに・・・」

美神の頬を伝い落ちた涙が横島の頬を濡らす。

「ったく、いつもいつも・・・させて・・・いつもいつも私を・・・一人にして・・・。
惚れさせたんなら・・・責任とれって、言ってるでしょ・・・。」

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「ほう、前世の記憶が覚醒したのか・・・それで、別れは済んだのか」

アシュタロスの言葉を受け、美神がゆっくりと立ち上がる。
その眼にはもう涙の痕は見られない。

「・・・結局、アンタをどうにかしないとなんにもならないのよね・・・ふふっ、
ここらで決着を付けましょ、前世の因縁ってヤツに・・・!」

「エラく威勢がいいな・・・どうやら「エネルギ−結晶」の力を手に入れたようだが
私の見たところ、そのパワ−は私の百分の一にも満たないようだが・・・。」

その瞬間、美神の身体が眩い光に包まれ、溢れ出た光は美神を中心とした大きな「球体」
を形造った。

「これはっ、時空震っ!?」

光の球体内にアシュタロスを捕らえた美神はニッコリと笑う。

「ふふっ、折角だからデ−トでもしましょ? そうねぇ、場所は五十億年後の地球・・・
ってのはどうかしら?  人も神も死に絶えた虚無の世界でお前は神にでも魔王にでもな
ればいいわっ!!」

「バカなっ! そんな事をすればお前も・・・」

「・・・別に構わないわ・・・一緒にはなれなくても、「アイツの来世」は守ることが
出来るんだからっ!」

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漆黒の闇の中、一点の光球が浮かんでいる。
その中心付近に小さな人影が二つ見える。 
もちろんそれは猛烈な勢いで時間を巡行する美神とアシュタロスである。

「メフィストよ・・・お前は造物主たるこの私がよくよく嫌いらしいな・・・フフッ、
黙っていても子は親に似るものだな」

「・・・・・・・・・」

「お前には私の「意思」が反映されている・・・もしお前さえ生きていれば私が存在
しなければならなかった「理由」にも説明が付くのかも知れん」

「アシュタロス、あんた何を・・・!?」

そう言い掛けた美神はアシュタロスの身体がボロボロと崩れ始めたのを見て
思わず絶句した。 

「時間移動能力の無い私にはこれだけ急激な移動はどうやら無理なようだ・・・」

「・・・・・・・・・・」

「フフッ、「子供」か・・・極めて人間的発想だが、良いものだな・・・お前には何も
してやれなかったが、親として最後の義務を果たそう・・・受け取れ、メフィストッ!」

その瞬間アシュタロスの身体は砕け散り、辺りに稲妻にも似た強大なエネルギ−が充満
する。

(それだけあれば「元の世界」に戻れるだろう・・・さらばだ、我が娘よ・・・)

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病院の一室に美神はいた。
彼女の前のベットには横島が寝ている。
未来から戻った美神が運び込んだのである。
もうどれくらいそうしているのか? 
昏睡状態の横島はもちろんそれを見つめる美神さえも動こうとはしない。
美神は嬉しかった。
医者からは、もう一生意識を取り戻すことは無いだろうと言われていたが、
そんなことは関係無かった。
只、同じ時間に生きていられることが嬉しかった。
また会うことが出来た、それだけで充分だった。
美神は横島の胸に頬を寄せる。
心臓の鼓動が聞こえる・・・微かだが、力強く・・・。
美神はクスリと笑った。
こんなにも素直な自分が不思議だった。
(大好きよ・・・横島君・・・これからは・・・ずっと一緒に・・・)

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美神はいつしか眠っていた。
深い眠りにも関わらず、美神は夢を見た。
前世のものなのか、現世のものなのか、あるいは心の中の幻なのか・・・。
夢の中で美神は泣いていた。
その身体を抱かかえるようにして誰かが立っている。
誰だか判らないが、ひどく懐かしい感じがする。
(それじゃあ俺、もう行かなきゃ・・・また、会おうな・・・)

・・・待って・・・島・・・私は・・・っ!

ハッとして美神は眼を覚ました。
・・・そうか・・・ここは病院の・・・。
定まらぬ思考でそこまで考え掛けた美神は、自分を見つめている視線に気が付いた。
頼りなさそうでスケベそうだが、とても懐かしい顔・・・。

「お帰り、美神さん・・・。」

その言葉に、美神の眼にみるみるうちに涙が溢れる。

「ただいま、横島君っ!」

そして二人の熱い抱擁・・・とはならなかった。


「ったく、この万年発情女はっ! やっとレズが治ったと思ったら、今度はコトもあろう
に病院内で・・・少しは場所をわきまえるワケ」

「エミっ! アンタ、どうして・・・」

「はんっ、私たちもこの病院だってこと忘れてたんじゃないの?」

エミの言葉を合図に、次々に病室内に乱入する、GSキャラ

「横島さんが心配で駆けつけたのに・・・小鳩は、小鳩は・・・!」
「やあねぇ、違うのよ小鳩ちゃん、これは・・・こら、さっさと離れなさいっ!」
「あっ、ダメですよ美神さんっ! 横島さん頭を怪我してるんですから・・・」
「令子ちゃ〜ん、私、私・・・!」
「ちょっと冥子、式神をしまっ・・・キャ−−−−−−−−−ッ」

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ということでドタバタしながら無事に完結・・・というのを考えてました。
ここまで読んでくれた皆様(いるかどうかは別にして)ありがとうございました。

・・・ちなみにこの後、美神さんが二度と素直になることは無く、108歳で昇天するまで
「行かず後家」を貫いたそうです。 めでたし、めでたし。


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