一番湯のカナタ The Last Contact [偽予告編]
投稿者名:dry
投稿日時:(03/ 7/ 4)
――星乃湯に異星人が居候してから一年。
――ガード・ロイヤルに合格し、星龍刀の封印は解けた。
――反撃の準備は整い、リョウたちは宇宙へ飛び立つ。
――そして今、舞台をナ・リタ首都星に移し、物語はクライマックスを迎えようとしていた…。
――行く手に立ちふさがるは、ナ・リタ宇宙軍近衛艦隊。
「ここはワネットとマリー・アントが引き受けますワ!」
「奴らに宇宙の不良の底力、見せつけてやりますぜ!」
――婚約者が、試練を通じて知り合った侵略者たちが、血路を開く。
「あたくしが指揮をとります!皆さん、正念場ですワヨ!!」
――幽閉されていた王妃の救出。
「母上、ご無事でしたか!?」
「お久しぶりね、ユウリ、提督。それよりも、皆に伝えることがあります」
――明かされたクーデターの真実に驚愕する王女。
「そんな!それでは、カナタたちは…!」
――国王専用船が、その猛威をふるう。
『星馬槍がエネルギーの再充填に入った。これが最後のチャンスだ、ブラッド!』
「アニーを送り届ければいいんだな?分の悪い賭けだぜ」
――惚れた宇宙船のため、海賊は命を張る。
「セイリュート、俺はお前をあきらめた訳じゃないからな。…行くぞ、チャカ!!」
――暗黒面に堕した、かつての仲間との再会。
「力を持ちながら、それを他人のために使う。俺はウンザリしていたのだよ、ドイル」
「そうかい。なら、せめて俺は、正義のヒーローらしくするか」
――誇りを取り戻した騎士は、静かに拳を上げる。
「あのときの決着をつけようか、カロー」
――そして、ついに現れた、真の黒幕。
『初めまして、と言うべきかな?カナタ、それに星野涼』
「てめえ、その姿は…!?」
――圧倒的な力の波動、訪れる絶望の予感。
『お主らのおかげで、我が計画は台無しとなった。その償いをしてもらおう』
――勝ち目の無い戦いの中、
『俺にとっちゃあ、お前は出来すぎた息子だよ。だから、生きて帰ってこい』
――父の願いが、
『あんたとは喧嘩ばかりしてたけど、私、本当はあんたのことが…」
――幼馴染の想いが、
――少年に決断をさせる。
「かまうこたねえ!やっちまえ、カナタ!!」
「でも、リョウ…」
「気合いと根性でなんとかなるさ。俺とお前は『トモダチ』なんだろ?」
「…わかった、カナ」
――今こそ、王の器を示すとき。
「…みんなが笑って暮らせるために、ナ・リタ王国次期国王として、おマエを倒す!!」
――友の、仲間の力を収束し放たれる、王者の一撃!!
「『千・手・王・羅』ッッッ!!!」
――…すべての結末が、ここに。
『一番湯のカナタ The Last Contact』
――近日公開――
…カナ?(笑)
今までの
コメント:
- あとがき
『一番湯のカナタ』全3巻購入記念(個人的に)。予告編パロディ兼クライマックス予想です。
あっ、念の為に言っておきますが、続きは無いですよ(笑)。 (dry)
- 一言・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・さあ!この続きを書きましょう!dryさん!!(ポンと肩に手を置くw) (ユタ)
- dryさん、コメントでは初めまして。
いやー、本編が楽しみですね!(爽笑)
それにしても、黒幕の招待って誰なんでしょう?
パターンで行くと、既に本編に登場していながら名前の出ていない人物………そうか、ソーチョーかぁ(ぉ (黒犬)
- 星馬槍はセイリュートの腹違いの兄みたいな感じで、でも心のどこかでは好きあってるというような感じでひとつm(_ _)m(←妄想病) (矢塚)
- 見所がたくさんです(^^)
カナタは先のお話しがあったらすごく楽しいのでしょうね(遠い目)
あああ、ホントに続きが読みたくなってきてしまいました(ノД`) (志狗)
- つまりセイリュートをめぐって
ブラッド対セイバッソーが見れる・・・と。(挨拶)
カナタの続きを見られなかった私達の無念を晴らしてくれますよね?
書いてくれますよね?(涙目で上目遣い) (ハルカ)
- わ♪ 久々のカナタSSだ♪
当初何十年もかかると言われたガード・ロイヤルに、1年でクリアしてしまうとは、
残りの98万Pどうやって稼いだんでしょう?
隠しポイント? 複数同時クリアボーナス? カナタのその後は気になることが多いです。
それともうひとつ・・・・・・・・・・・・リョウのオヤジ、なんだかかっこいい〜。(笑) (ヴァージニア)
- 誰もが考えていながら、誰もやっていなかったネタを遂に!w(挨拶)
つーか、本編読みたいです。読ませてください。読ませなさい。読ませ…(以下略)
実際、いかにもカナタっぽくて違和感なく読めました。やっぱ凄ぇなぁ…… (ロックンロール)
- 多数のコメント、感謝いたします。投げっぱなしでゴメンナサイ(ノД`)。
>ユタさんへ
未完の作品の結末を書くだなんて、そんな恐れ多い事はできません。(^^;
>黒犬さんへ
改めて初めまして。
黒幕の正体、誰なんでしょうねえ。私は全く考えていません(駄目)。
>矢塚さんへ
えっ、セイバーソーって金髪ポニーテールのグラマラスな美女じゃなかったんですか(笑)。 (dry)
- >志狗さんへ
あそこでサヨナラするのは私も辛いです(ノД`)。(←最終話扉絵より)
>ハルカさんへ
私自身は、ブラッドが星龍刀を所有できる可能性は低い、と見ています(笑)。
>ヴァージニアさんへ
普段はダメでもシリアスでは美味しい所を持っていくのが、親父の王道ですね。
>ロックンロールさんへ
取り敢えず、レギュラー陣は全員出ている筈です。台詞無しのキャラもいますが。(^^; (dry)
- ぁうう。さすがです、dryさん。さすがなのです。読み終わった瞬間から、妄想爆走状態になってしまいました。
各キャラがそれぞれの職分を、各人らしいやり方で受け持っていく姿が、とても印象的でした。
そして母上の語る真の黒幕は!……なのですね!?(爆) ああっ、燃える展開ですっっ。
最後の最後に「…カナ?(笑)」と入っていたのもポイント高かったです(笑)
さて、ここで少し98万PT/年の謎に迫ってみましょう。
「パラレルワールドから戻って来て気がついたのだが、『Eレベル侵略からの解放』で1万6700ポイントほど加算されていた。ガードロイヤルのジャッジは私なので、向こうであった事もカウントされたらしい」
「ほぉ。そりゃすげぇな、オイシイタナボタじゃねーか」
「うむ。それで考えたのだが―――」 (斑駒)
- 「今回と同じ理論を使ってあそこと少しずれたパラレルワールドに行き、事件を解決すれば、今回と同等のポイントを手にする事が出来る。これを59回ほど繰り返せば、一気にクリアまでポイントが溜まるのでは?」
「おいおい……昔のファミコンの無限1UPじゃあるまいし。ンなウラワザ臭いマネが……」
「理論的には十分に可能ですワ!」
「つってもそんなに色々とパラレルワールドにちょっかい出したら、向こうが困るだろ」
「我々がポイントさえ稼げれば、そのあとそこがどうなろうと関係はない」
「おまえら…そんなんでいいと思って……」
「カナタはラクが出来るならなんでもいいカナ〜」
「少しでも早く国に戻らなければなりませんし、この際手段を選んでは――」
こうしてリョウのパラレルワールド巡業が決定し、半年後にはガードロイヤルクリアが達成されたのであった(激嘘) (斑駒)
- >斑駒さんへ
ドイルとカローの対決が、書いてて一番燃えました。しかし、SFって何でもありなのね(笑)。→パラレルワールド巡業 (dry)
- で、予告編に書かなかった、『The Last Contact』の脳内妄想を公開。
・総長を筆頭に、侵略者達が仲間となり、その宇宙船で艦隊を編成。
・国王が人質となっている為、近衛艦隊がやむなく応戦。
・ナ・リタ首都星に潜んでいたレジスタンスの手引きで、王妃を救出。
・カローは国王を洗脳し、間接的に星馬槍を使う。
・アニーザキスで国王を再洗脳して星馬槍を解放するのが、ブラッド達の狙い。 (dry)
- ・カローの正体は、10年前ドイルと共に地球に来ていたプレアデス騎士。
・ドイル、乳製品中毒を克服。でも力が完全に戻った訳ではない。
・真の黒幕は精神生命体の一種で、転送されてきたリョウの肉体に取り憑いている。
・親父とサヤカ達は、星龍族の本拠地へ援軍要請に向かっている。
・宇宙戦でも地上戦でも、カナタ側が劣勢に。
・最後は気合いと根性と友情で勝利を掴んで、大団円へ。
…これで許してください。 (dry)
[ 戻る ]
管理運営:GTY+管理人
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa