ザ・グレート・展開予測ショー

最凶の悪霊!!2


投稿者名:チャレンジャー
投稿日時:(03/ 6/21)

「はあはあ・・#」
「み、美神殿お、落ち着くでござるよ。」
横島をぶっとばした美神を必死でなだめるシロ。
「一体何があったのでござる?」
「こいつがいきなり襲いかかってきたのよ。」
と、いってザッパをさす。
「う、う〜ん」
そのとき、ザッパが目覚めた。
「は!私はなにを!・・・ん?わーーーー!ひ、人が死んでる!」
叫ぶザッパ。しかし、この後更なる悲劇が彼を襲う!
「や〜〜〜っとお目覚めのようね〜〜〜。さ〜〜て、地獄へ行く準備はできてる?」
真っ青になるザッパ。このとき、彼の脳内に走馬灯が見えたことは言うまでもない。
「ち、ちょっとまってくだいよ。私があなたに何をしたって言うんですか?」
「ほ〜〜〜〜。白を切るの?どーーやらこの世から完全消滅したいらしわね〜〜?」
ザッパは死を覚悟した。
(お母様。先立つ不幸をお許し下さい・・・。)
などと祈っていると
「ただいまかえりましたーーー。」
「・・・ただいま。」
おキヌとタマモがかえってきた。それを見たザッパは
「お、お、お、お願いたすけて〜〜〜。」
と、おキヌに助けを求める。
「ど、どうしたんですか?美神さんもそんな怖いかおして。」
「どおしたもこうしたもないわよ!そいつ私を殺そうとしたのよ!」
「「「「エーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」」」」
シロ、おキヌ、タマモ、そして復活した横島が叫んだ。
「い、命を粗末にしちゃいけませんよ!」
「そ、そうでござる!命は大事にするでござる!」
「あんた、自殺志望者?」
「自殺するなら他にも方法があるだろう!よりによってなんでこんなしにかたを選んだ!」
私としては、本人の前では言うべきことではないと思うが・・・
「こらーーー!あんたたち!あたしを何だとおもってんの!!?」
「ち、ちょっとまって下さい。殺しに来たって何のことですか?私はただちりょうを・・・」
「うそつけ!!ついさっきまで私を殺そうとしてたじゃない!!」
「そんな!私は彼方が治療を始めたときからずっと気をうしなってたんですよ!?」
「え?」
(確かに、あのとき感じた霊圧はもうないわね・・・)
と、美神はしばし思考し、結論をだした。
「はっきり言いましょう。あなたは私が除霊してきた悪霊の中でも他に類をみないほど強力な悪霊にとりつかれています。」
「へ???」
ぽかんとしているザッパ。
「そ、そんなじ、じゃあ、あなたを襲ったていうのも・・・」
「悪霊にのっとられた彼方がやったのよ。」
「い、今すぐ直して下さい!!!」
慌てふためくザッパ。しかし現実というのは厳しいものである。
「10億!びた一文まけらんないわ!」
真っ白になるザッパ。
「そ、そんな大金ありませんよ〜〜〜〜TT」
血のなみだをながすザッパ。
「あら残念。じゃかえって。」
冷酷にいい放つ美神。ザッパは泣きながら事務所からでていった。
「美神さん、いくらなんでもあんまりでは?」
と、おキヌがいう。
「あんなやばいもん10億もらわなきゃつり合わないわよ。」
「しかし・・・」
美神とおキヌが話している間に横島はザッパをおっていた。
そのころザッパは・・・
「うう・・・どうせ私は不幸なんだあのときだって・・・」
「よう!」
「ん?彼方は・・・」
「ああ、俺、横島忠夫って言うんだ。ザッパだっけか?」
「ええ・・・そうですよ。」
「あのさ、祓うことはできなくても、制御することはできるかもしれんぞ。」
「!!ほ、本当ですか!!?やります。いえ、やらせて下さい!!」
「うし!わかった!それじゃあ早速いくか・・・



妙神山へ!!!」



ザッパは知らないそれが彼の地獄のはじまりだとは・・・



続く

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