もしも〜タマモ編〜
投稿者名:謎ジ○ム
投稿日時:(03/ 6/13)
わたしはタマモ−−−妖狐だ
わたしはニンゲンが嫌いだ。
殺生石から開放されたわたしを−−−
何もしていないわたしを−−−「金毛白面九尾の妖狐」というだけで
殺そうとした。
だからわたしはニンゲンが嫌い。
わたしが追われて傷付き、捕まりそうになったとき−−−
一人の青年が助けてくれた。
その青年は、わたしを保護した後、自宅で傷の手当てをしてくれた。
その時からだと思う−−−わたしがアノ人を意識しだしたのは・・・
最初は、ニンゲンだから嫌いだった。
でも、アノ人が普通のニンゲンと何処か違う事に気付いてから・・・
アノ人にわたしと同じ匂いを感じてから・・・
わたしはアノ人に『好意』を抱くようになった。
わたしがアノ人に保護されてから3ヶ月・・・
未だに居候している・・・
ある意味『同棲』で−−−アノ人も満更ではなくて・・・
わたしは勿論嬉しいし・・・
そして今日は二人でおでかけの日・・・
場所は『デジャブーランド』
ニンゲンは相変わらず嫌いだが、ニンゲンの造ったモノは気に入っている。
特に『遊園地』と『稲荷寿司』と『きつねうどん』を造ったニンゲンは素晴らしいと思う。
よし、今日は『おでかけ』の帰りは『稲荷寿司』と『きつねうどん』を食べよう。
そしてわたしは、幸せな気分の中、アノ人を呼ぶ・・・
「クラマ−−−はやく行こうよ〜〜〜〜」
「わかったよ、タマモちゃん」
二人の妖狐は仲良く『おでかけ』するのであった。
つづかない
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