ザ・グレート・展開予測ショー

怪傑ユキット  〜恐るべき!?ペルパ三姉妹〜


投稿者名:三遊亭楽栄
投稿日時:(03/ 6/11)

・・・彼方から、飛んでくる・・・




機体はフライトスイッチ、OFF!

ユキットカー


降りてくる。



テンガロンハットに、黒い皮矧ぎGジャン。

ツコツコツ

ゆったりと、近づいて来る。
伊達雪之丞ことユッキー=ジョー。

テンガロンハットのツバ

ゆっくりと人指しと中の二本指を

上げ二枚目風のニヒルな顔だちにスポット。

・・・
ちゅっ♪

投げキッスをブラウン管へ。
番組を見ていた4000億人の雪之丞ファン
ハートに燃ゆる!

「・・・ふっ、・・・MAMA・・・・・・!!」

っぢゅららん
 っっぢゅるらん
っっっぢゃるららん!

三味線の歯切れにビート
共に、オープニングの調べ


♪ 地獄が見えたあの日から…


シロのゴム引きを嵌め


♪ 俺の体を吹く風は 


…身も凍る思いが、身体を引き締めさせる


♪ 復讐の風


……ずがががががががん!
ガラス越しに弓を48発も打ちやがった!


俺の片腕の中で、命の落ちる弓。
ガラスの向こう越しの犯人を憎んでいた俺。


「弓−−−−!!!」


♪ 熱い風

♪ 追って 追って 追いつめて



ユキッと参上! ユキッと解決!
弓よ 弓よ 弓よ
俺を見てろよ 天国で

・・・俺は 怪傑ユキットさ!








墓地。
フレームの視線が突き刺す謎の女性。

・・・小竜姫

墓参りに来ていたのか。

「弓さん・・・・ついに、完成させたんです。
 雪之丞との貴方の・・結婚式の為にシルクのヴェールを!」


そういったところ。

三下が、小竜姫を取り囲んだ。


「ハイパービッグ・イーター!」

『そのシルクのヴェールを渡してもらおうか。』


謎の組織の三下。
にしても、ハイパービッグイーターを操る辺り・・・


けど、俺は姿を現せられネエ。

奴等が、何を狙っているのか分からねえしな。



俺は木陰ならぬ大仏の陰で
座禅を組み瞑想中。

だが、その俺のほうを狙って逃げてきやがる。


『手荒な真似はしなけりゃ、俺たちの味とに連れて行くだけさ。』
「嫌です!あなた達に連れて行かれるなら…」

『かかれーーー!』


奴等が“対竜剣”を手に・・・
と思ったところを、俺は姿を現してやった。

テンガロンハットをアクションさせて剣を弾いてからな。


「虫ケラにも、色々あるけどな・・・」

   ゆらり

再びハットを深く、身体を唸る
器用に近づいて・・・俺は!

  でゅっらっらっららら〜ら♪

 アコースティックギターを鳴らし

「・・・よってたかって、女をいじめるとはな・・・・・」

 ツインギター用の“二人の地平線”を
 ワンマンで奏で

・・また一歩二歩・・・・


「虫ケラにも劣る、ケムジラだぜ・・・・!」


意味合いを込め、イーターを追い詰め

  反撃してきやがったが

・・・手刀で軽々  叩き落してやった



「そんな虫ケラ野郎は・・・」


そこで更に、ハイパービッグイーター23匹を
一瞬でボコボッコさ!

「・・・虫の息で・・・・・お寝んねしてな!」


『は、・・・はいい・・・・・!』


言葉どおり、灰になっていったのさ。

でな。
俺は、小竜姫の肩に手を

手を貸してやった。

「大丈夫でしたか、お嬢さん。」
「え、ええ・・・」


息ごと言葉を飲む姫。
安心させたところで、下山と言ったところ

・・・しかし!
予想通りの反応だぜ!

「待つでチュ!」

ほう。
俺は背後のからの声を其のまま聞いてやる。

「それはまだ早いんじゃないのかい、ボウヤ・・・」

ぞろぞろ。


背後に、二人目が来やがったか。


「・・・まだまだのようね・・・」


3人目が真ん前に来た。

御約束過ぎんだよ!


「ペスパ、」
「ルシオラ、」
「パピリオ、」

「「「三人合わせて、ペルパ三姉妹!」」」


ここで、俺は3人に後ろを向けてやる


「いい度胸でチュ!」


「・・・やっと3人揃ったか、謎の組織の用心棒さんよ・・・!」

「すっごいムカツくボウヤね!」

「・・・そして、マシンガンの名手だの、刀の名手だの・・幾ら粋がって見せても、所詮は!!
 ・・・・・・・日本じゃあ、二番目だ!」


後ろ向きのまま「1番」を示してやるが。

結局や、コンマ一秒で


振り返って二番目だと教えてやったぜ!


「「「じゃあ、日本一は!」」」



   ひゅう〜〜っちっち!

口笛に日本指
舌打ちに、ハットを持ち上げ自分の顎を示すのさ!



「「「かかれ!」」」



この言葉を共に、ペスパ、ルシオラ、パピリオが懸かる

が・・・

  魔装術を瞬間に解放してやった!

  霊力の煙幕で
  3人の目をやった!!


 そこへ、パピリオとルシオラの胸を
 物理的な重圧力でマイナスカップに押し込めた

・・・二人は泣き出した。



「「ぅわーーん、胸が凹になっちゃったーーーー!」」
「二人とも泣いてスネちゃったじゃないの、引き上げるわ!」


何とかでもねー
ともかく、3人は引き上げた。


ユッキー
姫の身体を抱いてやる

「雪之丞さん・・・・?」


真っ赤になる姫

向こうに、その場から離れていく



が、石の引き詰められる祭壇

そこに、ある老人が


「旅の者よ・・・」


といかける。

けど、俺は


「姫を安全なところへ!」

「ならば、うちに来なさい」


安心させるような言葉に甘えようとした。


・・・・・・MAMA・・・


俺のMAMAのような懐かしい香が、
この男性から
この老人から



匂うのは何故なんだろう?











以降・・・次回に続くぜ。

全国4000億人の俺のファン、待ってるぜ。

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