ザ・グレート・展開予測ショー

デタント幼稚園


投稿者名:まさのりん
投稿日時:(03/ 6/ 7)

「みんなー、おはよ〜!!」
「おはよございます!!アシュセンセー」





ここは、デタント幼稚園

神・魔・人そして妖怪たちが、平和に交流するため、小さいころからこれからを担う子供たちに交流をうながそうと設立された。

デタントのために設立された設備の一つである。

というか、ぶっちゃけ園児の親御さんたちが色々たくらんで、みんな一緒にさせちまおうっつーわけで、神魔の最高指導者に平和的に提案して作ってもらったやつだったりする。(果たしてあれを平和的というのだろうか?(汗))




そんな幼稚園の一日を紹介しよう。


「おはよールシオラ!パピ!べスパ!」
「あっ!おはよータダオ♪」
「おはよーでち、ポチ♪」
「・・・おはよう。」

この女の子達は、この幼稚園の葦先生(通称:アシュセンセー)の子供で、上からルシオラ・べスパ・パピリオの三人姉妹なのだ。
そして最初に挨拶した男の子は、横島忠夫くん
この幼稚園の人気者でスマイルボンバー忠夫くんの異名を持つ男の子だ。

「今日は何してあそぼっか?」
「そうだね〜、じゃあかくれ「おままごとでち!!」・・えっ?」
ルシオラちゃんは、傍らにいる自分の妹を見る。
「おままごとするでち!!もちろん、わたちがママでポチがパパでちゅよ!」
「え〜おままごとするか〜?」
「そうよ!」すかさずルシオラちゃんも忠夫くんに加勢する「ママはわたしがやるんだから!!」わけではないらしい。
「なにいってるでちか!ポチはわたしのものなんでちゅ!」いいつつ、パピちゃんは忠夫くんの右手を抱え込む
「なにいってるの!タダオはあんたのものなんかじゃないでしょ!!」
まけじと、ルシオラちゃんが左手を抱え込む。
「わ〜、なんだよ〜いったい!!」

実は、ルシとパピのふたりは、忠夫くんにぞっこんラブ(古っ!)なのだ。
ルシは、お買い物の帰りに近所で怖いと評判の犬―犬飼さんとこのワンちゃん・ポッチー(8才)―に襲われそうになった所を忠夫くんに助けてもらったのだ。
そのときの優しい笑顔に、もうルシは右ストレートの一発KOである。

一方、パピは迷子になって泣きべそをかいていた所を、忠夫くんに見つけてもらい、お父さんが迎えに来てくれるまで遊んでもらったのだ。(ポチはこのときやった犬さんゴッコから)。
おかげで、パピにとって忠夫くんは、自分を助けてくれてさらに、遊んでくれた優しいお兄ちゃんなのだ。

ちなみにべスパは、一緒にいるうちに忠夫くんのスマイルボンバーに当てられて、気になりつつも今の所の将来の夢は「・・・おとーさんのおよめさん・・」と少々?ファザコンぎみの、夢見る乙女4歳チャンである。(3:8で忠夫くん劣勢!)


「ふたりとも、ストップ!!」
「「ほえ?」」「?」
いい合いをしていたふたりはピタッととまる。ついでにべスパもとまる。
「すれじゃ、みんなでかくれんぼしよう!!これならみんなであそべるし!」
「「む〜〜〜」」「べつにかまわないよ」
「ね♪」ニコ
「う、うん(ポポッ)」
「わ、わかったでちゅ(ポポッ)」
「・・・・・・ふん(ポッ)」
スマイルボンバーが炸裂した三人は、すなおにうなずき早速かくれんぼが開始された。


そして、途中から。おキヌちゃん・シロちゃん・タマモちゃん・シャオちゃん(小竜姫)・ヒャクメちゃん・雪ノ条くん・タイガーくん・ピートくんたちそしてマリア先生やテレサ先生たちも加わりみんな一日楽しく遊んだのでした。

(令子ちゃんやエミちゃん・冥子ちゃん・西条くん・ワルQちゃんは隣接するデタント小学校にいます。)
作者の幼稚園は、運動場が隣の小学校と引っ付いていてホンマに一体型だったんです。




それを眺めていた、アシュ先生はひとごこち付いていました。

(・・・・・やはり、見ていて心地よいものだな)
以前は、自分の立場に我慢ができず、世界を作り変える。と、考えていたが。
この幼稚園の先生に任命され、やっていくうちにいつしかそんな考えも浮かばなくなっていた。
自分の子供たちとすごし、子供たちと触れ合うことで、抱え込んでいた闇を覆いつくすほどの充実した日々を送っている。
今は、(子供たちの未来に幸あらんことを・・)





「アシュセンセー、はやくおいでよ〜〜〜」

「ああ、今行くよ」



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はい、ご愛読ありがとうございます。
今回、なんとなくほのぼのした話がかきたいなと思い立ち。この話をあげました。(ほのぼのしてたか?)
平和な話になるようにかいたのだすが。やはり、力がたりないのかこんな話になってしまいました。
もしかしたら続きを書くかもしれません。ほかの人とのからみもかきたいので。
そのときはまた、読んでやってください。

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