東西闘遊記ヨコシマンファイター (その1)
投稿者名:ギャグレキスト後藤
投稿日時:(99/ 9/13)
今日も颯爽と、玉藻とシロを引き連れ除霊をする横島。
今回の仕事依頼は、「怨念の始末」であった。
なんでも、度粉園女学園の視聴覚室でビデオを見ていたときに、原作リポート3の封印の井戸の場面
に突如変わって、そこから謎の生命体がTVから抜け出てきて現れ、生徒全員と教員の魂を
あっという間に抜かれたというのだ。
ここで、後ずさりする横島。
確かに、以前井戸へ向かって恨み晴らしに叫んでいたのだ(SC1巻参照)。
シロと玉藻に、同じ霊気だと見透かされて思い出したのだ。
学園の方へばれないよう、表向きに振舞って六道家から借りることが出来たハイラで除霊したものの、
そのときの、ある別の瘴気を食らって、その晩とてつもなき夢を見ることになったのだ・・・!
そして、ここからは横島君の夢の中の出来事である。
「忠夫・・・、忠夫や・・・。」
なにやら私へ話し掛けるものがいた。誰だ…とばかりにきょろきょろしても、周りは真っ暗。
声の正体のつかめぬまま、話は続く。
「あなたは、女と聞けば見境無く押し倒して処女を奪っていきましたね。」
こける横島。そして、マジな顔で突っ込むが、その途中で土角結界で固められてしまった。
「分からない人ですね、しばらくそこでそうやって固まっていてもらいます。」
言い残したまま謎の声が去っていく…。そのまましばらくの間嘆きまわる横島。
だが、その1日後…そこを通り過ぎる一行の姿があった。
あれは・・・ルシオラ?だが他にも、見覚えの有る顔がいた。それにしても、あの一行は一体・・・?
そう思ったとき、その一行もこちらのことに気付いた。
「あれ・・・人じゃない?」
「そうだな、でも何でこんなとこに?人の寄りつかない三千五行山で有名であろう。」
「このままじゃ死んでしまうぞ、とにかく助けなきゃ。」
だが、横島を助け起こそうとする一行の前に、再び姿なき謎の声が響き渡る・・・。
「これ、助けてはなりません。このものは、とんだスケコマシであるために修行をさせておるのじゃ。
邪魔をしてはなりません!」
これに対し、三蔵ルシオラは反論をする。
「ですが、この者はきっと反省しておられるでしょう。そこまでしなくともよろしいのではないでしょうか。」
その姿無き者は、少し考えるように時間を送らせて、言葉を発した。
「それでは、こうしましょう。とりあえず、そなた達に見張りと教養の役目をしてもらいます。そして無事、
その横島にこの三千世界を支配しつつある、神の子戦隊・カミサマンを超えうる強大な悪・サンジェルマン
伯爵を倒せるようになるまで成長させることが出来ると約束してくれるならば、このイタダキロックから
放してやっても構いません。約束してくれますか?」
一行は相談し始める。そして出した結論はというと・・・。
「はい、約束します。そして、我が一行に加え、修行をさせましょう。どのみち、“愛の宝”を求めてその
サンジェルマン伯爵を倒すべく旅をしているものですので、私達の修行になるのであれば・・・。」
GO西条が以上のように答えると、その約束どおり、岩が割れて横島が全身をあらわしたのだ。
そして、姿無き謎の声が一つ忠告していった。
「それでは、横島がサンジェルマン伯爵を倒し、三千世界を救ったことが確認できたときには、横島の
望むものをたった一つだけ叶えましょう。」
かくして、横島は三蔵ルシオラ一行と共に、サンジェルマン伯爵を倒す旅をすることになった。
設定:三蔵法師・・・ルシオラ、佐護浄・・・GO西条、猪八戒・・・挑発タイガー、
孫悟空・・・横島忠夫(ヨコシマンファイター)
そしてここは「北の町」。別名、「ノースウルフタウン」といった。
ここでは毎度のように「カオスブライガー」を名乗る悪魔が現れ、次々にバージンが襲われ連れ去られ、
行方不明になっていると言う。そこで、我々三蔵一行の出番となった。
だが、謎の噂も同時に届いていた…
「サンジェルマン伯爵が、かのドクターカオスの産みの父親」
だと言うのだ。たしかに、サンジェルマン伯爵は、言い伝え(伝説)では
「クレオパトラやキリスト、さらにヒットラーやルイ14世などにも会っていて、その上に現代科学でも不可能
なダイヤモンドについた傷をも治す方法を知り、14世紀ごろには飛行機の開発も予言していた」
と言われているのだ。
疑問を抱きながらも、真相を探る三蔵一行は、ある証言をもとにアメリカ五大湖周辺へ足を運んだ。
「えーと、ここが五大湖ね。きれいなとこじゃない。」
「ちょっとルシオラ。観光で来てるんじゃないんだから、気を引き締めるんだ。」
「分かってるわよ、GO西条。」
「でも、常に霧がかかってると言う場所があるじゃケンノー。」
「ほらほら、ヨコシマ。先取って走ってくれないかしら。早く霧がかかってるとこ探さないと
すぐ日が暮れちゃうわよ。」
「まったく、人使いが荒いな、三蔵ルシオラ…。」
「なにか問題があるのかしら?」
「いえいえ、なにも。」
かつての友達、ドラ○もんから奪って来た「雲発生ガス」で雲を発生させて乗って探しながらも、手がかりを
探す横島。・・・だが、相手のカオスブライガーの方が先に、偵察で離れている隙に三蔵ルシオラの匂いを
かぎつけて今そこへ襲いかかろうとしていた。これに気付いた、GO西条と挑発タイガーが三蔵ルシオラを
守ろうと応戦をはじめる。
「何者だ、お前は。」
「化け物だ。見て分からんのか。」
霊剣ジャスティスを構えたGO西条の言葉に従い、カオスブライガーはそのままつまらぬギャグで返したため、
GO西条は「あしたのジョー」の如くしらけてしまった。その隙をつかれて、GO西条は「ひょっこりひょうたん玉」
の中へ吸いこまれてしまった。
「ああ、ヒョウタンの中へ閉まったジャケン!」
などと更につまらぬ言葉で反撃をし返す挑発タイガー。だが、カオスブライガーはその程度は慣れていたため、
すかさず具志堅アッパーで返した。
「くらえ、ムテキンパンチ!」
思いきり跳ね飛ばされる挑発タイガー。そして、ついに魔の手が三蔵ルシオラにのびかかった。
そこへ、丁度横島が戻ってきた。
「お前は一体・・・そうか、こいつが銀河旋風カオスブライガーか!」
「俺はJ9じゃねえー!食らえ、ライダーキック!」
一瞬で画面から消える横島。
「くそ、このまま三蔵法師がやられ、俺は再び三千五行山に封じられるのか…」
と思ったそのとき、不思議な力が体に沸いてきた…。一体これは…?サイキックウェーブじゃないし、なにやら
体に不思議なものが出てきていると思ったとき、プラナーが体を取り巻いてハンズオブグローリーの如く物質化
したのだ。そして…ルシオラのいやがる叫び声とともに体がなぜかハラハラ、ムテキンチェンジしてカオスブライ
ガーの前に立ちはだかった。
「なんだ、お前は…!」
「よ、ヨコシマ?一体…なにがあったの?」
「わたしは、横島ではない!」
その姿はまさに、エイトマンそっくりであった。そして、その格好で如意棒を伸ばし、ポーズを決めながらも決め
セリフをこなした。
「悪病吹くのか敵傾くのか、味方一千、敵も一千、如何にせぬ!歴史燦然と駆け巡り心の錨を走りめぐら
せる正義の味方ヨコシマンファイター、ここに登場ー!」
「ヨコシマン…ファイター?笑わせるな!この私に叶うと思っての行動かー、行け、ゾロメカ・オーディオコロン!」
カオスブライガーは直接、ゾロメカ達を掛け声と共にはなった。
そして、じわりじわりと寄ってきて体の瓶をヨコシマンファイターの体へ掛けようとした。
「オーディオ、コロン。オーディオ、コロン。・・・」
「ええいしゃらくさい、ドテラペンシル!・・・じゃ無くって、伸びろ如意棒ー!」
バッシャバッシャとゾロメカのオーディオコロンを粉砕していく。念のため解説しておくが、オーディオコロンとは、
無論、香水として有名な「オーデコロン」をゾロメカに改良し、更に揮発度を高めたものである。
「今田耕司…、じゃなくて今だ!食らえ、ブレストファイヤー!」
「うわあーっ!アチアチ!何の何の南野ヨーコ、こっちは耐火用スーツだ!消防署推薦の物だ。では、
お約束のバルカンボールだ!」
グオオ・・・ンと攻撃音が響き渡る。そして、カオスブライガーに大ダメージを与えた。
「くそお…ッ、このままでは親父の愛のお仕置きを食らってしまう。こうなりゃ、禁じ手の人質作戦だー!」
親父?やっぱり、あの言い伝えどおり、サンジェルマン伯爵がカオスの父親だと言うのか?・・・って、それどころ
じゃない!このままではこっちがやられてしまう…と思ったヨコシマンファイターは、人質奪回に専念し始めた。
「ひ、人乳…ルシオラの人乳…!俺にもなめさせ…」
「そんなことしてる場合じゃないッ!」
愛の(?)突っ込みの際で人質からなぜか離れられたルシオラ。この隙を生じて、一気に如意棒を体長前後に
伸ばして一気にとどめを刺した。
「ヨコシマンファイター、スーパーグレートヤワランジャー斬鉄アターックッッ!」
掛け声と共に、頭から足の方向へ真っ二つに切り落とした。そして…、黄色いプラズマを四方八方へ発しながら
轟音と共に大爆発を起こした。その時、三蔵ルシオラははっと気付いた。
「あっ!ひょ、ヒョウタンは?GO西条が吸いこまれたままなの。」
「何?これか。それでは、ひょっこりひょうたん玉!」
ヨコシマンファイターが逆さにひょうたんを持ち、ポンとたたくと中からGO西条が落ちて出てきた。
さらに、GO西条は体も服も全く溶けていなかったのだ。
「ありがとうございます、ヨコシマ。」
「私はヨコシマではない。ヨコシマンファイターだ!では、また会おう。次はフジ山脈でな。」
「フジ山脈?そこに、あのサンジェルマン伯爵が?」
「いや、いるとは限らんよ。もしかしたら、そこに手がかりがあると思うんだ。奴に近づくためのな。恐らく、そこに
おキヌとか言う“愛の宝”を持つものが拉致されている可能性も…。」
「わざわざそんなことまでありがとう、ヨコシマ…」
「ヨコシマンファイター! 横島君ではない。では、またな。」
表向きに振舞って除霊したときの瘴気を食らって、その晩とてつもなき夢を見はじめた横島。
そして、六道家から借りた一万倍以上にパワーアップしたハイラの増幅技で、幾日も引き続き
強引に風邪を引かされ寝込んで夢を見せられるのであった。
・・・だが、こうして夢の中でまでルシオラに会えるとはうらやましいぞ。次の出番はいつの日か?
行け、ヨコシマンファイター!カオスの父・サンジェルマン伯爵を倒すのだ。
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