ザ・グレート・展開予測ショー

GS忠輝2


投稿者名:羅綺紫好姫
投稿日時:(03/ 5/25)

GS忠輝2


妙神山

俺は武具一式を詰めた荷物を持ったまま辿りついた

「ふぅ〜〜やっと着いたぜ、昔はヘリコプターで着たからな〜歩きだとこんな大変とは思わなかったぜ」

相変わらず顔の門番が居た

「よぅ〜右の左の元気か?」

「おお〜誰かと思えば忠輝ではないか、大きくなったな、修行に来たらしいな、簡単には通さないからそう思え」

「ああ・・」
俺は荷物から一本の日本刀を取り出した。
腰にさし刀を抜き構える
「いつでもいいぜ」

「・・・・・・・・・」

だがいつまでたってもかかってこない

「右の・・・・・・」
「左の・・・・・・」

二人の鬼は涙を流していた

「い・・・いままでここに修行に来た連中で始めてまじめな奴にあった」
「そうだな、右の、、、、生きてて良かったな〜〜〜」
「とてもあの美神の息子と思えん」

う・・・・・・・・
幼い頃から母の噂は良く耳にした・・・【守銭奴】だの【悪魔を舌巻く地獄舌】など・そんな時ばーちゃんは「いいっ忠輝絶対お母さんのようになってはイケませんよ」と言われ続けてきた、しかも父も剣を抜こうとしてその隙に銃を撃つ卑怯者だったとか・・・・俺はそんな両親にはなりたくなかったので正々堂々を常にしている。

「では行くぞ〜〜〜〜」
二人の門番は人型そして巨大化してこちらに向かって来る。

俺は瞬時に炎のイメージをする、
これぞ俺のオリジナル、普通の武器をイマジネーションで性質をかえる能力だ。
普通の日本刀は俺の能力で炎の剣と化す

「行け〜〜〜〜〜」

炎の剣は火炎放射し二人をまる焦げにする

プスプスプス・・・・・・・

ちょっとやり過ぎたかな?

「はいっ合格」

何時の間にか門の前に小竜姫様が立っていた

「小竜姫様、」

「忠輝さんおひさしぶりですね、ひのめちゃんから話は聞いています、さあどうぞ」

「はい」
俺は門を通ろうとするが、ふと思い倒れている二人の門番に駆け寄る、
荷物から薬と包帯を取り出し応急処置を施す
「悪かったなやりすぎちまった大丈夫か?」

『ふっ気にするな、いつものことだ、さあお前は合格したのだ堂々と行け』

「ああ・・・・じゃあな」
門を潜り修行場まで少しあるので歩いていると、小竜姫様が話しかけてきた。
「相変わらずお優しいですね忠輝さん、うちの門番をあそこまで親身になったのは貴方が初めてですよ」

「そうですか?」

「ええ・・でも闘ってる時はいい顔でしたよ」

「自分でも良くわかんないんです、俺元々争うのは嫌いなんですが、いざ闘うと内側から熱い力が込み上げて来るんです」

「・・・・・・・・」

小竜姫様は俺の話を寂しそうに聞いていた

しばらく歩いていると修行場が見えてきた、そこに1人の男が立っていた、歳は20代前半ぐらい・・・・と言っても何年も前から全然歳を取ってないが・・・・・・

「よっ久しぶりな忠輝、ようやくお前もここで修行できる歳になったか・・・・」

小竜姫様の夫、珠竜鬼様だ、元は人間だったらしく、今は転生して龍神になったらしい・・・小竜姫様と同じ鱗のような衣装だが額の赤いバンダナは昔の名残らしい。

「おひさしぶりです、珠竜鬼様」

「おいおいそんなに畏まらなくても・・・・俺は元は人間だぜ、シュ〜チャンでイイって言ってるだろ?」

「ははは、でもシュ〜チャンてイメージじゃないですよ、、、、」

「まぁともかく良く来たな、どうだ、今の人間界は?好きな女の子は出来たか?あっちで話聞かせろよ・・・」

「あなた!!!!!」

小竜姫様が珠竜鬼様を睨んでる、まるで、鬼のように、これじゃ小竜(鬼)様だ・・・・

「いやっシャオ別に意味は無い、人間界が懐かしくてな〜〜〜〜」

遠い目をする珠竜鬼様、ちなみに珠竜鬼様は小竜姫様を【シャオ】と呼ぶ

「何が懐かしいですか!!あなたはいつも、、、、こないだも人間界に下界したでしょうが・・・」

「あっあれはだな、ナン、、じゃない偵察だよ、ははは」


乾いた笑い
ナンパと言おうとしたことはすぐにわかった、あんなに奥さんがいるのにまだ増やすつもりなんだろうかこの人は・・・・・・・・・・・・・

「あの〜それで俺の修行は?」

「ああ!そうだったな忘れてた」

「忘れないでください〜〜〜」

「それでは忠輝さん、こちらへ」



(つづく)

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どもっ庭です、もとい二話です^^
いや〜まじめですね〜忠輝さん、とても美神の息子とは思えない・・・・・あっ養子だっけ、忘れてた^^;
今回初登場の珠竜鬼(予定では殊竜鬼でしたが名前変更)オリジナルではありません、その正体は!!!(たぶんばれてるな、)

ここで新事実
珠竜鬼には奥さんが他にも居ます

第1夫人小竜姫
第2夫人タマモ
第3夫人シロ
第4夫人パピリオ
です(予定)・・・・・・ん、たいして珍しく無い設定だって?・・・まぁ気にしない〜気にすると禿げるぞ(わ〜石投げないで)
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追伸:先日は失礼しましたなんとかこちらで投稿するのをお許し願いたいです

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