横島とメドーサ(1)
投稿者名:不定期連載
投稿日時:(03/ 5/25)
「えっ!メドーサが!!」
小竜姫様の言った言葉に俺は驚きを隠せなかった。
「そうです。何者かの手によってメドーサが復活しました。
それが何者なのかはまだ分かっていませんがかなりの上級魔族,
場合によってはアシュタロスクラスの大物がバックにいます。」
「で,メドーサを復活させた目的は?」
横から美神さんが小竜姫様に尋ねた。
「分かりません。でも横島さんを狙っている節があります。気をつけてください。」
小竜姫様がものすごく不安そうな顔で俺を見つめながら言った。
「メドーサは今どこにいるんですか」
「わかりませんが,まだ人界には来てないと思いますよ。
って横島さん私の話聞いてましたか?
私はあなたのことを心配しているんですよ!!」
「で,メドーサは来るとしたらいつごろ私たちの前に現れるの?」
「そんな美神さんまで......,まあ心配しても始まりませんね。
そんなすぐには来ないと思いますよ。
まあ二、三日中に来ることはないでしょう。」
「その根拠は?」
「ヒャクメの耳にメドーサ復活の情報が入ったのは今から一週間前です。
どんな情報も三日以内にヒャクメの耳に届きます。
魔界にせよ神界にせよ復活させるならそれ相応の神聖な場所か、
あるいは霊的に満ちた空間でないと出来ません。
そうゆう場所に行くには通常半月以上かかります。
さらに復活させた後もいきなり動けるわけはありませんから動けるようになるまでまあ二、三日と見れば、どれだけがんばっても二、三日中に現れることは不可能ですよ。」
小竜姫様は自信を持って言い切った。
「ならいいんだけど.....]
そう言う美神さんはどこか不安そうだ。
俺の胸にも何か引っかかるものがある。
小竜姫様の情報は確かに正確だった。メドーサ復活の日時、
動けるようになるまでの時間、
そして特殊な場所でしか復活は不可能なこと、
それらの全ては当たっていた。
しかし、小竜姫様は最も大事な予想を外した。
そう、俺はメドーサと二、三日中に.....
否、
今日これから行く仕事場で出会うことになる。
そして二人は戦うことになる。
今までの
コメント:
- 忙しい身の上なので続きはいつになるか分かりません。 (作者)
- いきなりシリアスで続きが楽しみです。
体を壊さないように気をつけて頑張ってください。 (NTRC直)
- 私はGSに敵対するキャラの中ではメドーサが一番好きなんですよ。
なんでメドーサ復活したんだろ、気になります。
続きが楽しみです! (キリランシェロ)
- 私はGSに敵対するキャラの中ではメドーサが一番好きなんですよ。
なんでメドーサ復活したんだろ、気になります。
続きが楽しみです! (キリランシェロ)
- すいません、誤りで賛成票を二つつけてしまいました。 (キリランシェロ)
- メドーサ復活ですか〜
アシュタロスクラスの魔族というのが気になりますね。
それにしても・・『横島とメドーサ』ということは・・2人の関係に注目ですね(笑 (かぜあめ)
- 続きは5月30日に書けそうです。これからは最後に次に書けそうな日を書いておきます。 (作者)
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