ザ・グレート・展開予測ショー

勘九朗その生涯


投稿者名:キリランシェロ
投稿日時:(03/ 5/18)

ホーッホホホ!私の名は勘九朗。ひ弱な人間の体と心を
捨て魔族として生まれ変わったのがこの私。

グ・・・ヌ〜!!ゆ・・・雪之丞〜!!
そして私の意識はとぎれた。

こ・・・ここは・・・どこ?
確か私は雪之丞にとどめをさされ・・・殺された?
私は死んだのか?
辺りは光一つなく闇が辺り一面に広がっている。
姿は確認できない。けど、意識はしっかりとある。
どういう・・・こと?
ん!?な・・・何だあの光は!?
突然大きな光が私を包み込んだ。
そして私の一生が次々と蘇っていった。

白龍会・・・?そうだ・・・私は生まれてすぐここに捨てられ育てられた。
そして、霊力に目覚めたところ。
私は人間としては恐ろしく早く成長した。
けど、そんなある日私は自分の限界に気づいた。

そして、現れたのがメドーサ様だった。

白龍会会長は記憶を消され石に変えられた。
私と雪之丞、隠念以外でメドーサ様に立ち向かったものは皆死んだ。
もろく、あっけなく、私自身もその死体の一員になると考えていた。
メドーサ様は言う。

「あんたらはクズな人間にしては素質があるようだね
どう?私に従うなら力を与えてやるよ」

その言葉に私を含めて他の二人も首を縦に振った。
そして、力を得た。それが魔装術だった。
私が最も早く魔装術を修得し、極めた。
極めれば極める程マ、魔装術に磨きがかかり、人の心が消えていく
のも自分でもわかっていた。

GS試験、メドーサ様に出された命令はそこに潜り込むことだった。
そこで雪之丞が裏切った。
その後、使い物にならないとわかった隠念を殺し、香港に渡った。

原始風水盤、これを巡る戦いで私は魔物へ変化した。

そして私は魔族として生きる道を選び・・・命を落とした・・・

不意に私をまばゆい光が私を包むのを感じた。

何故かはわからないが私は復活する。

「私の名は勘九朗!下等な人間をGSを・・・
私を殺した雪之丞を・・・殺す!!」


そして、復活した私は雪之丞に簡単に倒されてしまうのだった。

チクショー!!チクショー!!

(完)

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