ザ・グレート・展開予測ショー

The Longest Day 〜プロローグ〜


投稿者名:炎天座
投稿日時:(03/ 5/ 5)

それは6月の半ばも過ぎた頃、やや強くなりはじめた日差しの中、人々は訪れつつある夏の気配を肌に感じていた。

誰もが変わらぬ日常が続いていくことに疑いを持つこともない・・・そんなある日、都庁の地下、
「あの大戦」でも使用された最高の霊的結界を施された施設に、極秘裏に数名の男女(妖怪を含む)が召集された。


 The Longest Day 〜プロローグ〜


「この作戦にあたっては私の一存でベストと考えられるメンバーを集めさせていただきました。」
「ある意味、ターゲットはあのアシュタロス以上に厄介な存在でしょう。」
「今回の作戦に失敗した場合、状況は以前より悪化し、取り返しがつかない事態に陥ることも考えられます。」
「しかし、私は・・・」

美しく、凛とした姿勢から発せられていた言葉が行き所を失う・・・それ自体が事態の重さを物語るように・・・
そう、この作戦を指揮するのはあの女性・・・

「いや、私も思いは同じだよ・・・何時かは決着をつけねばならないことだろうし、特に君が望むというのであれば・・・」

静かなたたずまいの紳士が口を開く・・・しかし普段の彼に似合わずその口調には押し殺されているものの、熱いモノが溢れている。

「しかし、こういうことは、自然に解決するのを・・・・」
「いや、そういうことではないのだよ!」

人外の美しさを持つ青年が発した言葉を紳士がさえぎる、感情の昂ぶりを抑えることもできぬ様子で・・・ 

「ねー、ところで、なんで私が呼ばれてるの?」

一人、まだ中学生といった容姿の少女が、「自分には関係ない」といった様子で「隊長」に問いかける。

「あなたはこの作戦に一番「縁」がうすいからやってもらいたいことがあるの・・・充分な報酬は用意させてもらうつもりよ・・・」

「ふーん、ま、話だけでも聞かせてもらうわ」


「隊長」から「作戦」についての説明が続く・・・
「ここにはいないメンバーがあと三人、それがこの作戦の内容を知ることになる者の全てです・・・」

今ここにはいない、この作戦の直接の発案者でもある人物・・・この人物が日本に着いた時、「史上最大の作戦」が開始される!

〜続く〜


「炎天座」といいます、初めての書き込みで何かわけのわからないものになってしまっていますがよろしくお願いします。
ちなみに、そんなに長くなる話ではない予定です。

今までの コメント:
[ 戻る ]
管理運営:GTY+管理人
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa