ザ・グレート・展開予測ショー

#ルシオラ救済SS!『勘違い編』


投稿者名:NAVA
投稿日時:(03/ 4/ 9)


あんてな企画『ルシオラを救え!!ショートショート百連発(笑)』

『彼女は不死身っぽいぞ編』(ぇ?



<注意>このお話はビジュアル重視です。登場キャラの姿を脳内に浮かべながらお読みください。





それは令子が芦優太郎とキスシーンを演じる前のこと。
ルシオラはお風呂に入っていた。
当然、お風呂に入るわけだから服は着ていない。バイザーも外した。

「令子ちゃ〜ん?」
六道冥子が何故か令子を探して、バスルームまで来た。
その声に反応してルシオラが答える。
「美神さんなら居ませんよ?」
声がエコーして聞こえた(←重要ポイント)ため、何故か冥子には、
『そこのバイザー着けてみてくれませんか?』
と聞こえた(笑)
「分かったわ〜」
言いながら、冥子はルシオラのバイザーを着用する。
「あら〜?ぴったりだわ〜」
鏡の前で色んな角度からチェック。
「ヨコシマ〜♪」
ルシオラの真似までしてみせる。
そう、バイザーを着けた冥子は、"ルシオラそっくり"だったのだ!!

ガラッ

そこに丁度、ルシオラが風呂から上がってくる。
そして冥子の様子を見る。
視点がバイザーで止まる。

(ノ ̄口 ̄)ノ!!←(注)ルシオラ

「どうかしたの〜?」
「そ、そのバイザーは・・・・持ち主の私以外が着けると・・・外れなくなるんですよ!!?」
「え〜〜〜〜?」

普段はのんびりした冥子もさすがにびっくり。
すぐに取り外そうとするも、ビクともしない。
それどころか、何時の間にか触角まで生えている始末。

「こ、これで貴女もルシオラに・・・・」
「冥子困っちゃう〜。というか〜、触角はバイザーのオプションだったのね〜?」
「そうだったんですけど・・・。ハッ!?触角の無い私は冥子さんに?!」
「駄目〜。冥子は冥子なの〜」
「し、仕方ありません。外すための装置を持って来――――あ・・・逆天号の中だ・・・」
「どうしよう〜?」
「す、少しだけ時間がかかるかも知れませんが、急いで作りますね?」
「ごめんなさい〜」
「いえいえ。知らなかったんですから仕方ありません」

そう言って、ルシオラは自室に篭って外すための装置を作り始めた。

”アシュタロスの乱が集結するまで”

以降はダイジェストでお伝えします。




「る、ルシオラ?どうしたんだ?そのフリフリなドレスは?!いや、それもまた良し!!」

「横島く〜ん、違うの〜」




「姉さん・・・何時の間に式神まで使いこなせるように・・・」

「私に妹なんていないの〜」

「クッ!!敵となったからには、縁を切るってこと?それならアタシだって!!」





「横島く〜ん。ここって私を庇いに来るシーンじゃないの〜?夕日がとっても綺麗よ〜?」

ベスパの攻撃をモロに喰らって、東京タワーで独りシクシクと泣き続けるルシオラ(?)。





「ルシオラは貴方の子供として転生する確率が高いわ!!」

「ほ、本当ですか?!それなら今すぐ――――」

「何やってんのよ!!」

ルシオラの攻撃で吹き飛ぶ横島。

「る、ルシオラ?!」

血みどろになりながら叫ぶ横島。声も出ずに、口をパクパクさせる令子。

「い、いいいいいいいいいいいい生きてたんだな〜?!」

「?」

「ルシオラ――――っ!!」

ガバッ

抱きつかれて、嬉しさ半分困惑半分のルシオラ。


「変なヨコシマ。そういえば、冥子さんは?」






同時刻、東京タワーが物理的に消滅したそうな。そしてそこには泣き叫ぶ女の子がいたそうな。




今までの コメント:
[ 戻る ]
管理運営:GTY+管理人
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa