ザ・グレート・展開予測ショー

さらば愛しき女よ(1差し替え)


投稿者名:山屋
投稿日時:(99/ 8/28)

 あうう、こんなに批判が来るとは思わなんだ。
特にギャグがないとのご意見は痛かった。確かにギャグがなければ、極楽じゃないですよね。

 実はテキストデータで10KBになってしまいまして、いくらなんでも長いかなぁと思って
4KBに削ったんですが、気がつけばギャグもディテイルも無くなってしまいました。

でもこうなりゃヤケだ! 元の10KB版で勝負します!(もちろん分割して載せます。)

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 ある不動産会社が開発中の土地に、神隠し伝説のある洞窟があった。
調査を請け負った美神と横島。

「大丈夫っすか、美神さん。なんかやばそうな感じっすよ。」
「なにびくついてんのよ、神隠しなんてのはね、心に傷のある人間しかやられないの。
 この世ではかなわぬ願いをもった人間しかね。」
 
 振り返ると、横島の姿は消えていた。

「美神さーん、たく、云ってるそばから本人が消えてどうするんだ。
 しかし、あの人に心の傷なんてあったっけ? とにかくいったん出直すか。」
 洞窟から出ると、一面の荒野が広がっていた。

「な、なんだこりゃ、いったいどうしたってんだ」
 振り返ると洞窟はなく、美神とおキヌちゃんが悲しげに微笑みながら立っていた。
 しかし、その姿は二人とも・・・幽霊であった。

「み、美神さん! これは一体?」
「おキヌちゃん、お願いね。」
「はい、横島さんしばらく気絶してくださいね。」
 おキヌちゃんのハンマーの一撃で、横島は気絶した。

「いてて、何するんですか美神さん。」
 気がつくとそこは夢の中、目の前に美神さんがいる。
「ごめんね、事情説明にはこっちのほうがてっとりばやいんもんでね。」
「一体何がどうしたっていうんです?」
「ここは、あなたが本来属している時間線じゃないの。」
「時間線?そんな地下鉄ありましたっけ?」
「スカポンタン! 要するにパラレルワールド、別の可能性の宇宙なのよ。」
「ぱられるわーるど・・・あっそうだ、きっと新しい遊園地っすね」
「・・・はぁ、あくまでも現状を認めたくないのね・・
  いいわ、先に何があったのか見てちょうだい。

 あなたとルシオラが最後に会ったときに何があったのか。」



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