ザ・グレート・展開予測ショー

Stand By Me (if) 終


投稿者名:K.H. Fan
投稿日時:(03/ 3/31)

『さ…早苗お姉ちゃん…? どうしてここに?』
灰皿を投げた本人に聞いた。
見事に灰皿がクリーンヒットした横島は只今気絶中…
『おキヌちゃんが歓迎されるって言うから、 わたすも挨拶に来ただ。
それなのに…肝心のおキヌちゃんがパーティに居ないし、 此処へ来たら破廉恥極まりない行為を!!! わたすと山田くんですらそこまで行ってないのに!!!』
『早苗おねえちゃん…あれは…』
次の言葉が出てこないおキヌ。
自分が横島の首に手を廻していたのは事実で、 仕舞いには自分の意思と反して横島の顔を自分の顔に近づけようとしていた。
早苗がどう思ったかは知らないが…
『あれは…なんだべ?
決めた、 おキヌちゃんを実家に連れ戻す』
『ちょ…何勝手なこと…』
『勝手でねぇ。 山村と付き合ったほうがおキヌちゃんの将来の為にも良い』
『そう言えば、 何で横島さんに山村さんの事教えたんですか。
私はまだ山村さんと話したことすら無いですよ?』
『おキヌちゃんの身の安全の為だべ。
そして山村も今連れてきてる』
そう早苗が言うと山田と山村が後ろからでてきた。
『大体、 私が…(誰を好きになろうと構わないじゃないですか)』
最後の台詞は横島の方を見て小声で言った。
気絶していたとは言え、 彼の生命力は妖怪並だ。
いつ復活していても不思議ではない。 本人にこんな台詞を聞かれたらさすがに恥ずかしいだろう。
『いってぇぇ!!! 誰だ灰皿なんか投げたのは―――』
『横島とか言ったな。
どっちがおキヌちゃんに相応しいか勝負だ!!!』
目覚めた横島に山村が言った。
横島は訳の分からない顔でこの場にいる全員を見つめた。
(早苗ちゃんとおキヌちゃんは分かるとして、 残りの男二人が全く分からん
でも勝負って何だ? おキヌちゃんに相応しいか!? どういうことだ? それは?
そう言えばさっきまで何してたんだっけ?)
横島が灰皿がぶつかるまでの出来事を思い返した。
『あ、 そういえばさっきはごめんね。
おキヌちゃん』
『こらーーーー。 無視すんな』
無視された山村が怒って叫んだ。
『そう言えば勝負って?』
怒ってる山村に聞き返した。
『野球対決だ!!!
俺が勝ったらおキヌちゃんを連れて帰る。 お前が勝ったらおキヌちゃんをお前に任せる』
『それって山村さんに有利じゃないですか』
おキヌが山村に聞き返す。
山村はおキヌの元の学校の野球部のエース…確かに横島には不利だろう。
『でもさ、 おキヌちゃんは俺達の一存で決めらんないだろ?
美神さんだっておキヌちゃんに居て欲しいと思ってるし、 他の皆だってそうだろ?』
『じゃ、 俺もチームを連れてくる。
お前らもチームを作って戦え』
こうしておキヌ争奪戦の野球バトルが始まった。


―翌日―
『なんで私たちが…大体あんたがまぬけなのよ!!!
おキヌちゃんは優しいからこの勝負無効に出来なかったんでしょうが、 あんたがあいつを叩きのめせば事は終わったのよ』
美神が横島を責める。
本人は既にユニフォームに着替えていたが…
『勝てばいいじゃないスか。
相手は唯の霊力も無い人達ですから、 すぐに勝てますって』
思い切り裏技を使おうとしている横島。 美神さんに似てきてしまった。
ここでポジションの説明を…
1番 ピッチャー 横島忠夫
2番 センター ピート
3番 サード 美神
4番 ライト マリア
5番 キャッチャー タイガー
6番 ファースト 小笠原エミ
7番 レフト 六道冥子
8番 ショート 西条
9番 セカンド 唐巣神父
…適当な順番だ。
ま、 それは良いとして、
プレイボール!!
横島たちは後攻である
1回表
一人目…
横島がもの凄い軽い打ちごろのボールを投げた。
体力温存の為か…? 
当然の如く大きく打たれた。
打球はライトへ伸びてマリアの頭上を越えてフェンスを越えようとしていた。
『ロケット・アーム!!』
アウト!!!
『わーはっは。 ホームラン封じじゃ』
横島が叫んでいる。
いや、 反則だろ、 これは…
しかしルール上これはファインプレーとなる。(ほんまかいな?)
二人目…
さっきと同様打ちごろのボール。
山村チーム、 今度は警戒してボールをセンターへと飛ばす。
が…
『バンパイア・ミスト!!』
ピートが霧になり、 空を飛んでボールをキャッチ。
ファインプレー!!! アウト!!!
せ…せこい…
三人目…
マリアの元へと飛ばし、 これもアウト。
三者凡退で終わった。
一回裏
山村チームは意味不明の敵に困惑して、 作戦会議を行っていた。
彼らの結論…とりあえず守ろう
バッターボックスに横島が立った。
山村が投げた初球…
カーン
ホームラン!!!
文殊で『力』と『速』の文字を使っていた。
この後、 ピート、 美神と続き、 二人の反射神経により連続ヒットで塁に出た。
そして…
4番 マリア
彼女がバッターボックスに立ち、 ボールが投げられた。
(球種・ストレート・時速・110キロ!!
0.5秒後に振り・芯に当たれば・ホームランの確立・99.98%!!!)
0.01秒で計算が行われ…
カーン!!!
ホームラン!!!
この後、 アウトになり続けたのはタイガーだけで
後は全員ヒットやら何やらで出塁…
結局5回のGSチームのコールド勝ちとなった。
そしておキヌちゃんが見事に美神の所で暮らすことになりましたとさ。
ちゃんちゃん♪


すいません。 もの凄い謝りたい気分です。 今。
すんごい適当になってしまいました。
ここまで適当だと…悲しい…(ううう…)

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