魔人Y−39
投稿者名:NAVA
投稿日時:(03/ 3/28)
魔神6体による電撃作戦。
それが発動した魔界は大いに沸いていた。
長い歴史を通して、魔界がここまで大きなアクションを取ったことは稀である。
電撃作戦は成功し、神界は駐留所とチャンネルを失った。
かつてのアシュタロスの挙兵は、彼一人のスタンドプレーという側面があった。
しかし、今回の作戦は魔界が総力を上げる狼煙であると受け取られていた。
単純明快の力押しでありながら、最大限の効果を発揮した作戦。
分かりやすいが故に、魔界では多くのシンパが集まることとなる。
新しき魔神横島は着実に名声を得始めていた。
◆
一方、魔神達が人界遠征をしている頃。
横島の居城ユーチャリスでは一つの実験が行われていた。
それを行うのはドグラ・マグラであり、ジークであった。
実験内容は『因果律への干渉』である。
正確には干渉ではなく、鑑賞であったが。
宇宙の意思への干渉が上手くいくかどうかの試金石としての実験。
失敗すれば、他の魔神や神界に計画が露呈する怖れもあり、二人は酷く慎重に事を行っていた。
「ジーク、もう少し、200マイトほど出力を上げてくれ」
言われて無言で、魔力の出力を上げるジーク。
「上げすぎだ。もう10マイトほど出力を下げろ。因果律に触れる寸前だ」
やはり無言で出力調整を行うジーク。
今回の実験の肝は、宇宙を司る法則の一つ<因果律>の存在を確認することである。
一般に<因果律>とは、<運命>と呼ばれることもある。
偶然を支配し、必然とする。
それは如何なる存在でも――――例え最高指導者達でも不可能な行動ではあったが、一つの法則性として確認が取れていた。
今回の実験は干渉に必要なデータ収集であった。実験方法(干渉方法)が正しいかの確認でもある。
「フム。成功のようだ。もう良いぞ?」
言われてやっと身体の力を抜くジーク。
<因果律>を映し出していたビジョンがブラックアウトする。
「フゥ――――」
「お疲れ。感想は?」
「覗くだけでもこんなに疲れるのに、干渉するとなったらどれだけの力を要することやら………」
「ワシも知らん。ポチはエネルギー供給源に心当たりがあるから、それ以外の準備を整えておくように言っておった」
「しかし………本当に可能なんですか?“3界全てに呪いをかけるなんて”」
「さぁな。少しでもマシな世の中にする、前向きな呪いだ。
ワシ等のようにまったりとした性格の魔族にとっても、成功することに吝かではない」
横島の計画の根幹部分に携わっている。ジークにはそんな自負がある。
しかしジークは疑念を消すことが出来ない。
横島はもっと遠くを見ているような気がする。自分達には語られていない真意があるのではないか?
ジークの気苦労は絶えなかった。
――――同時刻――――
地下でジークとドグラ・マグラが実験を行っていた頃。
ユーチャリスの地上部分で、ベスパ・パピリオ・リグレットが手勢を大量生産していた。
蜂、蝶、蛍を元に次々と力を込める。
人界へ攻め込む上で、大規模な軍勢は必須だ。
横島によれば、人界占領が目的ではないという。だからある程度の数さえ揃えば問題ないとのこと。
自分の存在意義を見出せないリグレットをわき目に、ベスパは悩む。
『姉さん復活の希望は潰えた。
時間をかけて待ちさせすれば、いつか姉さんに会うことも可能だったろうに………。
必要とあらば、この身を提供してでも転生させる!そう思っていたのに。
正直、人間が憎い!
だけれど、こんなことをして何になる?
人界へ攻め込むことに何の意味が?』
またあの悲劇が繰り返される。とは思わない。
横島もその点に思いを馳せたのか。最低限の知性以外は与えないように指示している。
少なくとも、敵とココロを通わせるほどに感情を発達させてはいない。
悲劇を予防する意思と、悲劇を起こすだろう人界侵攻。
この矛盾を整合させる理由があるのだろうか?
結局、自分は流されているだけなのかも知れない。
あの時も。そして今も。
「どうしたんでちゅか?」
考えに没頭し過ぎたらしい。パピリオの顔が間近に来ても気付かなかった。
「いや、何でもないさ。お前………」
そこで口を噤む。
――――お前、横島のやってることは正しいと思うか?
愚問だった。妹はルシオラの復讐に燃えている。
自分がそうであるように、彼女はリグレットをルシオラとは思っていない。
クシャッ
パピリオの頭を鷲づかみにして撫で回す。
「な、何でちゅか?」
「何でもないよ。姉妹のコミュニケーションって奴だ」
ブツブツ文句を言いながら、結局はベスパのしたいように任せる。
何だかんだ言って、姉とのコミュニケーションは嫌いではないらしい。
そしてそれを眺めるリグレットは、一人疎外感を感じていた………。
◆
ユーチャリスにも情報収集のためのセンターのような場所がある。刻一刻と変化する、魔神達と神族の戦い。
変化の度合いは神族側の数の変化のみではあるものの、決して気は抜けない。
失敗する可能性など無きに等しいが、横島による人界侵攻の足がかりとなる一戦だ。
ユーチャリスにて、手の空いている者はセンターに集っていた。
「やはり妙神山は固いな。
魔神リリスと言えども、中々前に進めていないようだ」
ワルキューレが腰に刺した剣を指で叩きつつ、呟いた。
「小竜姫が協力すれば、簡単に落ちたんじゃないのかい?」
メドーサが皮肉気な表情で応じる。
キッ
睨む小竜姫。かつては自らが守護していた山だ。そこには様々な思い出があり、尊敬する師もいれば、付き合いの長い部下もいる。
出来れば見逃して欲しい。そう横島に嘆願するも、返事はNO。
確かに妙神山は戦略的に重要な拠点だ。今後の戦いの有利に進める上でも見逃す手はない。
武神斉天大聖の座す聖地ともなれば、敵味方に与える心理的影響は大きいが故に、最初に落すことが決定されていた。
小竜姫はそこで協力を求められなかったことに安堵を覚えていた。同時に無力な自分を歯がゆくも思う。
「ところでワルキューレ?貴女、剣なんて持ってたの?」
気を紛らわすため。というわけでもないが、気になっていた質問をする。
「これか?マイ・ロードからの頂き物だ。
主からの贈り物を無碍にも出来ん。
性に合わないが、一応は士官学校でも指南は受けたしな」
「そうなんですか」
言いながらワルキューレの剣を眺める。強い魔力が込められているのがすぐに分かる。
しかしこれは…………。
「横島さんの魔力?」
「気付いたか。まぁ、当然だな。
マイ・ロードが直接念を練り込んだ一品らしい。
半端な威力じゃないぞ。それこそ真面目に剣技を修めるのが馬鹿馬鹿しいくらいな」
「見なよ。
斉天大聖を封じるのに成功したよ。
これで妙神山は落ちたな」
メドーサが無感動に知らせる。
それは作戦が9割方成功したことを意味していた。
◆
「いよいよ始まったようやな〜」
「そのようですね。本当に良かったんですか?
彼はお気に入りだったんでしょう?」
「まぁ、かまへんやろ?
それが本人の希望やし、わてらも楽しみが伸びるっちゅうもんや」
「それにしても彼の準備だけでは心もとない気がしますが。
宇宙意思の力は一介の魔神が押さえ込めるものではありませんよ?」
「そん時はわてらが力を貸してやったらええ。
あいつは十分やっとる」
「最初からそのつもりでしたけどね。
今度は…………彼ら全員を救ってやれると良いのですが」
「そうやな。魂の牢獄なんて碌なもんじゃないからな」
「ええ、気付くのがもっと早ければ何とかしてあげられたのに………」
「まぁ、それも横島の頑張り次第やな」
「期待しましょう。彼の想いの強さに」
◆
かつて。横島はワルキューレ達に語った。
自分の目的は神界・人界・魔界の3界全てに呪いをかけることだと。
呪いの内容は生きとし生ける者の心に干渉すること。
その心にほんの少しだけの『優しさ』を植え付けることだと。
ワルキューレは問うた。
『そんな話は聞いたこともない。そんなことのために魔神になるのか』と。
ジークも言った。
『悪いことは言わない。夢を見るのは止めろ』と。
しかし彼の行動を止めることは出来なかった。
そして横島は彼らの想像を越える行動力を見せて、実現のために布石を打った。
横島の目的を知った小竜姫は問うた。
『そんな単純なことのために、あれだけの準備をするのは不思議だ』と。
横島は答えた。
『これは世界創世に匹敵するほどの大呪術。全ての生命体に干渉するつもりだ。単純だからこそ効果は大きい。単純じゃなければ、実行は不可能だ』と。
小竜姫は更に問うた。
『人界に限定すれば、もっと簡単なのではないか。神族や魔族の抵抗は半端ではない。貴方が憎んでいるのは主に人間なのではないのか』と。
横島は更に答えた。
『事はそんなに簡単では無い。人界だけに限定して博愛の心を植え付けたとしても、それは神界と魔界に付け入る隙を与えるだけ。だから自分は3界全てを呪う』と。
更に彼は言葉を続けた。
『最高指導者達がそれを認める理由。それは進化のためだ。デタントにより多様進化の道を歩んだ世界は行き詰まりを見せている。人界を例に取れば、産業革命以来、文明は爆発的な進歩を遂げた。20世紀初頭から20世紀末までそれは顕著だった。しかし、そこからの進歩は非常に緩やかになった。それまでに比べれば、牛歩と呼べる程度にまで速度は落ちた。このままでは壁にぶち当たる。ならば!その壁をぶち破る新たな刺激としてそれを認めるのだ』と。
小竜姫は震える声で呟いた。
『それでは自分達の世界は彼らにとって箱庭でしかないのか。今準備している大呪術も、箱庭に与える栄養剤でしかないのか』と。
横島はたった一言だけ答えた。
『YES』と。
そして横島は彼女に協力を要請する。
協力しないのならば、邪魔だけはするなと言う。
小竜姫は返事が出来なかった。
動きを封じられればそれで良い横島は、特に返事を強要しない。
真の目的を覆い隠すフェイク。
未だ、彼の真意に近づいた者はいない。
そのフェイクに疑問を感じつつも、その真意に近づいた者はいない。
今までの
コメント:
- すいません。読み直すと全体的に変ですね。
一週間に一更新を最低ラインに自己設定してて、その期限を守ろうとしたら・・・(ノД`)
まぁ、その何です。論が端折り過ぎてる感は否めませんが、明記してる通り、横島にとってはフェイクの理由です。あまり拘らないでくれると助かるなぁ(汗) (NAVA)
- フェイクとかいいつつ、この世界創生に匹敵する大呪術の理由としてはすごく理にかなった説明でした。あれがホンマにフェイクの理由か?とか思うけど、人界侵攻がどうやら横島個人の憎悪だけで起きるものじゃないらしいことが明らかになってきましたね。なにやら壮大な計画を立ててるみたいだけど、神魔最高指導者が容認した理由が分かり、なるほどぉと考えさせられました。 (レイジ)
- 壮大な計画も・・・
神魔最高指導者の登場も・・・
>そしてそれを眺めるリグレットは、一人疎外感を感じていた………。
僕の中ではこの一行には勝てないです(TT)
作られた命、祝福されない誕生、その上誰にもかまってもらえない
ルシ・・・いや、リグレットに幸多からんことを。 (ユタ)
- 申し上げたいことは殆どレイジさんが仰ってくださいましたので、今回は短めに(笑)。淡々と「実験」を行なうジークと土偶羅にしろ、これまた淡々と軍勢を作り出しているパピリオ&ベスパにしてもどちらも横島クンの真意は測りかねているようですね。そんなジークやベスパたちに比べ、ある程度「与えられた仕事をこなすのみ」と割り切っている(ように見受けられる)ワルキューレとメドーサの様子が「らしい」と思いました。次回も楽しみにしております♪(追伸:リグレットちゃんは大丈夫なのでしょうか?←謎) (kitchensink)
- 疎外感を感じるリグレットちゃん、ものすごく辛いんですが。ええ、身を切るようです。つ〜か、誰も彼女の事を何とも思ってない。『リグレット』と言う、一つの存在としてさえも認識していないようで酷く悲しいです。
壮大な計画とか考える前に省みてやりなよと。横島君に言ってやりたい気持ちでいっぱいですが。ええ。
コメント・・・リグレットちゃんの事だけですが。正直、たった1行しか、その挙動について描かれていない彼女が寧ろ強く心を打ちました。・・・ぐはっ。
つまり、私はリグレットちゃんが大好きなわけですよ。ええ。 (veld)
- 三世界に呪術をかけるとは…
俺が横島君の真意に近づいてやろっか?(コラ)
次回も楽しみにしてるね〜♪ (ブリザード)
- あのね? お話はね、とっても面白いの。賛成票入れてもいいかなーって思うの。でもね、でもね? リグレットがあまりにも不憫なの。ベスパとパピリオが完全に彼女を無視してるっぽいのはいただけないの。この二人はもう少し優しいと思ってるの。よって中立にしちゃうの。
・・・この口調は止めた方が良いような気もするの。(爆) (紫)
- リグレットがもう……(滝涙)
べスパの割り切れない感情というべき憤りの感情がゴッチャがになっているのが如実に書かれていて感嘆する次第であります。顔、声が似ているがココロが別人といのは実に残酷なんだな〜(涙)思い出したのが『世界には自分に似た顔の人間が三人いる』という諺がふと頭によぎりました
それとワルキューレの横島に対するマイ・ロードという呼び方が実に哀しいです。ワルキューレなりに割り切ろうとしている感情が哀しい
ワルキューレが貰った剣は、前回いらんこと言った私のせいなんでしょうか?(大汗)
真意とは?最高指導者の二人も気づいていないようですが?
何を願う?横島よ?
次話も楽しみです (TF)
- 顔はルシオラでもリグレットちゃんはリグレットちゃん、彼女は別人だ。疎外感を感じているリグレットちゃんはこれからどうなるのかな?
横島くんの大計画は凄い、さらに横島くんの真意もまだ謎だし、これからの展開が楽しみです。とっても良かったと思います!投稿お疲れ様〜! (リュート)
- リグレットが邪険にされているようでちょっと不憫(泣)
どうも、弥三郎です。
神魔最高指導部が一切介入しないわけはそういうわけだったんですね。
荀子の性悪説というのがありますが、横島君はそういった人間の悪いところを
見すぎたのかもしれません。(いや、すでに見ているな……)
そう考えると横島君の性格から「3界の住人にほんの少し優しさを持つように呪いをかける」
というのは妥当なことかもしれませんね。
しかし、エネルギーは相当消耗するだろうし、霊的技術も馬鹿にならない。
成功するのかどうか非常に心配です。 (弥三郎)
- コメントありがとうございます♪
今回は先にちょっとだけ裏話(?)をば。
実はこの横島の偽目的、名付けて「優しさを君に」エンドは、初期プロットのエンディングとして用意されていたシナリオです。
途中経過は端折りますが、最終的にエ●ァのサ●ド・イン●クトみたいな現象を引き起こして、綾●レイの変わりにルシオラ(横島の意思の具現像として)が世界中に舞い降りるって感じになる予定でございました。
あまりにアレな感じかなぁと思って、お蔵入りしていたシナリオだったのですが、偽の目的とか思わせぶりなことを書いちゃったもんで、急遽引っ張り出して参りました(笑)
そしたら妙に支持を得ていることに気付き、『失敗した!当初の通りに進めておけば良かったYO!』と、激しく後悔しております(笑) (NAVA)
- >レイジさま
初めまして♪上記の通り、拙いと思った理論なんで躊躇ってたんですが、納得して頂けて幸いです。ちなみに、本当の目的の方もこれに匹敵するくらい壮大です(笑)
>ユタさま
リグレットの扱いは少々難しいんですよね^^;
ただ、彼女の救済は何とかしたいなぁと思ってます。出来なきゃ、この話で一番不幸なキャラになりそうでw
>kitchensinkさま
協力しているキャラ達が理解出来ない部分があるのは仕方のないことなんですよ。彼らの知る計画とは別の計画が進行中の中、矛盾した、あるいは無駄な行動が生じるのは仕方のないことで。逆に割り切って行動してるワルキューレ達の方が気楽なんでしょうねw (NAVA)
- >veldさま
まずこの場を借りてお願いしたいのですが、投稿復帰してくださいよw
私、veldさんの投稿好きなんですから。そりゃ一日一投稿のペースに戻せなんて言いませんからw
えーっと、私の半オリキャラに愛着を持って頂いてありがとうございます♪
まぁ外見がルシオラなんで、ルシオラーには感情移入がしやすいのかも知れませんがw
リグレットに関しては、一話近くのエピソードが用意してあるので、しばしお待ちくださいw
>ブリザードさま
ぶっちゃけた話、そんなに知りたいならチャットででも教えて差し上げますよ?(爆)
そのままエンディングも知ることになりますがw (NAVA)
- >紫さま
演出です。演出ったら、演出なんだい!(謎)
ちょっとだけ言い訳をさせてもらえば、ベスパもパピリオもまだリグレットの存在を消化しきれて居ないんです。だからどう接したら良いか分からない。リグレットもまた、ルシオラの存在を知っているからこそ、接し方が分からない。彼女達は生まれて1年かそこらしか経ってないんです。人間関係のイロハなんて分かっちゃ居ないんですよ。・・・多分(視線を逸らしながら)
>TFさま
記述が悪かったんですかね。横島の偽の計画と、最高指導者達の会話って噛み合わないようにしたつもりなんですが^^;
現在、真の目的を知っているのは横島本人と最高指導者達だけってことで。
あと、ワルキューレの剣に関してですが・・・偶然です(笑)
かなり前から用意していたネタです。最終決戦用にね?w (NAVA)
- >リュートさま
リグレットはねぇ・・・どうなるのかなぁ。登場キャラで唯一、迎えるエンディングが決まってないのが彼女なんですよ。まぁ、結末は一緒なんですが(謎)
>弥三郎さま
あー、フェイクなんで実行はしませんよ?^^;<3界の呪い
エネルギーの方は・・・まぁ、ありがちなアレです(邪笑) (NAVA)
- 姉妹のコミュニケーション萌え〜〜(でもリグレットさん可哀想)
いや・・・それしか私には言えません(待て)
横島君の真意とは?盛り上がってきましたねぇ♪
次回も頑張ってくださいねぇ♪ (ブラックキャット)
- リグレットちゃんについては皆さんが語り尽くしてくれた様で。(挨拶)
フェイクな横島クンがかっこいいですね。
真意は誰にもわからない。
利用してるはずのリリスや他の魔神や神・魔の最高指導者達さえも
横島クンの思惑の一部に過ぎないのでしょうか?
こういうの、大好きです!!
・・・・・リグレットちゃん可哀想だなあ。なんとかならないかなあ。 (ハルカ)
- >ブラックキャットさま
私、ベスパ好きなんですよw
無駄に出演を増やした結果のコミュニケーションでしたw
一応、クライマックスが近づいてるんで盛り上げてみました(笑)
>ハルカさま
うちの横島君は頭脳派なのかな?
馬鹿なことするけど、頭が悪いわけではない。それが私の横島君像でございますw
リグレットはどうなるかなぁ?(邪笑) (NAVA)
- ふと思ったんですが、もし神魔界の指導者達が言う「魂の牢獄」が、アシュタロスの言ったそれと同じ意味だとすると……。魂の牢獄に捕らわれた者たちをそこから解放することが、横島の目的の一つだとすると……。
魔人横島が真にやろうとしているのは、すなわち神魔人三界の在り方を、その関係を変えることですか? 神族たるにふさわしい者、あるいは神族のように生きることを望む者は神族になるように、魔族たるにふさわしい者、あるいは魔族のような生き方を望む者は魔族になるように、そのどちらでもない者、あるいは人として生きることを望む者は人間になるようにすることですか? (ドクター仁)
- 上の続きですが、すなわち、アシュタロスのような者は神族に転生するように、ヤマサキヨシオのような者は魔族に転生するように、小竜姫のような者は人間に転生するようにすることですか?
もしそうなれば、それに加えて、神族・魔族と人間の寿命がほぼ同等になれば……さらに、知ろうと思えば自分の前世を知ることができるようになれば……三界の関係は、それまでよりはるかにすっきりとしたものになるに違いありません。三界すべての者が、それまでよりもずっと納得のいく生涯を送れるに違いありません。 (ドクター仁)
- 勘違いしていた自分に鬱(汗)
あちゃ、ブラフでしたか。
となると、横島君の目的って?!最高指導者もだましていたんですか?!
罰当たりな奴……(汗)
エネルギーはアシュタロスのエネルギーの結晶だったり?
すでに壊れているからありえないよな…… (弥三郎)
- >ドクター仁さま
一言で申しますと『違います』(笑)
詳しくは後述します。
>弥三郎さま
コメント欄に書きましたけど、最高指導者達は最初からお見通しという方向で。だからこそ横島の魔族化を容認したりしてます。 (NAVA)
- 最初のコメントに書いた通り、急いだせいでちょっと話が分かり難かったようで。ここでちょっと補足というか、要点だけまとめさせて頂きます。本来、連載中の投稿でやることじゃないのですが、その辺りは私の力量不足ということですね。本当に申し訳アリマセン。
横島の真の目的と偽の目的。これに関しては、前者を知るものはこの時点において、横島本人と最高指導者達のみ。ワルキューレ以下の部下達は偽の目的を知らされている、或いは目的自体知らされていません。
そして、最後に語られた目的は偽の目的です。
さらに、この話は偽の目的を語るだけではなく、本来の目的を示すヒントが散りばめられております。今後、この話ほどヒントがてんこもりのエピソードは恐らく登場しません。
というわけで、ヒント部分だけをちょっと引用しておきますw (NAVA)
- <因果律>、ルシオラの復活が絶望的、最高指導者達の会話の中の『今度は〜』と『魂の牢獄』。
あれ?思ったより少ないや(笑)
まぁ、今後もちょくちょく片鱗を見せていきますかw
まぁ、それらから何かしら想像出来た方は心のうちに留めておいてください。
もし正解だったら、エンディングを見てニヤリ。外れてたら、何だコノヤロウとか思ってくださいw
もし、話の根幹部分に当たる部分をコメント欄で正解されたら、私は確実にシナリオを変えます(笑)
捻くれててごめんよw
そんなわけで、私のこのヒントに関する質問及び答えには一切応じません。これを読んで悶々としててください(笑) (NAVA)
- さらに補足。
ジークとドグラ・マグラの実験は、横島の真の目的用に、知らずのうちに協力している実験です。偽の目的に必要だと、いかにもな理由をでっち上げられて協力しています。 (NAVA)
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