ザ・グレート・展開予測ショー

甘い生活(ver. おキヌ)V


投稿者名:K.H. Fan
投稿日時:(03/ 3/27)

ううう…今の自分の頭の中でこれから書くことが浮かんでいるのですが…
果たしてこういう展開でいいのでしょうか?

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(はぁ…チャンスだったのに…
惜しいことしちゃったなぁ…
でも、 あんなやり方で横島さんを奪うなんて良くないよね)

おキヌがこの様な思考を巡らせながら夕飯を作っていた。
すると二つの腕がおキヌの肩からおキヌを抱き寄せた。

『えっ。 えっ』

急な出来事におキヌは混乱した。
自分の前で組まれた腕を見ながらぽーっとしている。

『あ…あの、 横島さん、 これは?』
『だっておキヌちゃんも前の関係のままの方がいいでしょ。
忘れちゃっててごめんね』

(ま…前の関係って!!?
一体何がどーなって…)

『誰から聞いたんですか?』
『もちろん西条兄さんからだよ』

(西条兄さん!!?
あ、 西条さんの呼び方訂正するの忘れてた。
いや、 それよりも西条さんいつの間に?)

『おキヌちゃん…』

優しい言葉が横島から発せられた。
おキヌが横島の方を振り向く為、 顔を斜めの角度にあげると
彼女の目の前に映った光景は…
目を閉じ、 いかにもキスしますよ、 って感じの横島。

(横島さん…
だめぇ…でも…
キスくらいなら…いいかも…
…うん…いいよね…

ゴクリッ

お願いします♪)

いつの間にかその気になってしまったおキヌ…
人に恋することは怖い。
いつの間にか理性を失ってしまうなんて…
二人の唇が重なる瞬間、

『横島さーん、 失礼します』

小鳩の声が聞こえ、 扉が開かれた。
小鳩の目に映ったものは…
後、 数ミリで二人の唇が重なってしまうと言うようなラブシーン…

『し…失礼しました!!!』

(なんで横島さんとおキヌちゃんが…?
でも、 ここで引き下がったら…
横島さんを取られちゃう!!!)

意を決して再び扉を開ける小鳩…だが…
もう既に二人の唇は重なっていた…

『横島さん、 おキヌちゃんから離れて!!!』

横島が唇を離し

『人の恋路を邪魔するなんて、 いけないよ』

小鳩の頭の中が真っ白になった。
が、 同時におキヌが遠い世界から帰ってきた。

『こ…小鳩さん…?
どうして…ここに?』

おキヌのこの言葉が更に小鳩を追い詰めてしまった…
しかも、 おキヌはまだ横島の腕の中に居る。

『そういえば…この子誰?』

横島がおキヌにそっと耳打ちをした。
傍から見れば、 まだラブシーンの続きをやっているのかと思われる光景だ。
確かに二人は熱々のカップルを人前でさえも演じているが…
その情報が嘘だと気付け…横島よ…


場面は落ち着き、 横島の部屋で3人が丸いテーブルを囲って座っている。

『詳しく話してもらえませんか?』

小鳩が横島とおキヌに問い質す。
ここでおキヌが本当の事を言うか否かで悩んでいた。

(確かに本当の事を話したほうが…
でもさっきの唇に触れた感触良かったなぁ。
もうちょっとこの幸せの時間が続くためにも話す訳には…
でもこんな卑怯なやり方…はぁ…どうしよう…
さっきの短かったからもう1回のキスを終えたら話そう。
うん、 決定〜)

等とおキヌが思っていると…

『詳しく話すも何も僕達がこういう関係だって
知ってるでしょ?』

と横島が言い、 おキヌの唇に口付けをした。

(横島さ〜ん、 小鳩さんが見てます〜。
でも、 横島さんの唇…
別に人前でもいいですよね♪)

10秒程のあま〜い口付けに小鳩はぼ〜っとするばかり。

(横島さん、 もう離しちゃうんですかぁ?
やっぱり後10回程してもらったら本当の事話そうっと♪)

この後、 小鳩は

『気分が悪いので帰ります』

と言い残して、 自分の部屋に戻ったそうな…
だが、

(横島さん、 小鳩は負けません)

との思いを忘れることは無かった。

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結局1日で二つも作るとやはり無理が出てしまいます。
後、 小鳩ファンの方…すんません

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