ザ・グレート・展開予測ショー

神無月大作戦！

投稿者名：尉雄
投稿日時：(99/ 8/23)

10月、八百万の神は出雲に集い
日の本のいずこからも神は留守になる、らしい。

それはすなわち日本の神族集合で恒例の大々宴会が開かれるということなのだった。

・小竜姫の見目も鮮やかな振り袖姿
・ヒャクメのナイトドレス
・七福神とか貧乏神とか神様総出演
・ジークと土偶羅もゲストで来たり。（こいつらの正装見たい）

ってな感じで神無月でゴー。


【展開】

小竜姫にしてみれば、この機会にお歴々と膝を交えて
アシュタロス事件以後の新たな霊的秩序処理に関する交渉の糸口を掴む、
というのがこのパーティーでの真の狙いだった。そう、横島達やパピリオの今後を左右する…

辣腕ネゴシエイターとしての小竜姫の一面が今、顕わに！



と、思いきや
今や美神や横島のうわさ話で日本神界は持ちきり。
彼らの知り合いである小竜姫たちは会場で引っ張りだこ。

そのうちに宴たけなわ。

七福神が宝船で会場に乗り付けたり
土偶羅魔偶羅が隠し芸でメルトダウンやって大受けだったり
年神が動かなくなっていたり


『えーじゃないかえーじゃないか。キーやんもアッちゃんも仲間でえーじゃないか。
　神様も悪魔も一緒でええじゃないか。あ、よいヨイよいヨイおっとっとっとー』


ジーク：「これが日本の神界…ゆ、緩みきっている…（汗）」
　　背後に影
　「ジークどのぉ！お目にかかれて光栄であります！」
ジーク：「あ、あなたは…」
　「自分は明痔大学ワンダーホーゲル部出身の山の神であります！」
　「是非お話を！男同士語り明かしましょう！」

さらば、ジーク。


やっと解放された小竜姫。
その前に見知らぬ男神があらわれ、夜風に吹かれながら相談に乗ってくれる…

ところがこの男神、とんだスケコマシ野郎だった。

「ちょっ、あなたパピリオについてさっき…」
「うーん、知らなくはない、って言っただけだよ。そんなことよりまあまあ」

神剣がない小竜姫、ぴんち。しかも着物。

ていうかこの男神はだれ？

（ここのオチは大団円希望。投げやりでスマン）



【この話のＢ面】

・こっそりパーティーに忍び込むパピリオ
・こっそりパーティーに忍び込む天龍童子　　（でたか…童子…）

・ボーイミーツガール…二人は見つかりそうになるスリルを分かち合う。
　お互いの正体を知らないまま…


パ：「その師匠がね、怒るとすごい恐いんでちゅ。神剣で追いかけ回すんでちゅよ」
童：「（びくぅ！）し、神剣！」
パ：「？なに？」
童：「い、いや……ちょっといやな記憶が…」

そのうち孤独な身の上とコンプレックスの話になってきて
ケンカしてやがてしんみり。


【この話のＣ面】

・留守を押しつけられた鬼門に忍び寄る危機。がんばれ鬼門ｓ。
・酔っぱらって帰ってきた斉天大聖が勘違いして鬼門ごとぶっ飛ばしてしまう。
・それに巻き込まれてムゴい目にあう美神除霊事務所のメンツ。



【エピローグ】

そーっと帰ってくる小竜姫。
「どこ行ってたでちゅか？」
ぎくっ
パ：「その格好…ははーんお見合いでちゅね。小竜姫も女ってことでちゅね…（にや）」
小：「ち、ちがうのよ。これはね…」
パ：「それともデートでちゅか。老師には黙っててあげまちゅ」
小：「ちがうと言うのに…」
パ：「あっ、首筋に変な痕がっ」
小：「えっ？！」
パ：「うっそぴょーん♪」
パ：「＃…って…今日はやけに機嫌がいいのね…あなたこそなにかあったの？」
パ：「！…べ、別にぃ〜………あっ」

失神しているサルや鬼門や横島を見つけてオチ。（様式美）


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