ザ・グレート・展開予測ショー

2代目横島奮闘記(其の1)


投稿者名:GENDEN-X
投稿日時:(03/ 3/13)

   この話は私の前作『横島の家庭』(だったかな?)とその後編『家庭(後編)』の続編です。
この話を読んで万が一読みたくなったという人(まずいないだろう。万が一?兆が一くらいだろ)は読んでみてください。(広告かよ!)

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朝、現在5時ジャスト。今日は珍しく早く起きた。蛍と恭介は(注:蛍は横島の子供、長女。恭介は横島の長男。となっております。)
蛍は・・・やっぱり起きてる。ルシオラに似てよくできた娘だ。(親ばかはいってるぞー)(さらに注:この話ではルシオラ様は生きておいでで横島と結婚現在横島は37歳・・・という設定だったはず?
                                 ちなみに蛍は17歳、恭介は中学3年15歳であ〜る。設定がずれているかもしれませんが気にしないで下さい。)
恭介は・・・まだ寝てる。まあ何時もの事だ。いつも時間ぎりぎりに起きて飯を食いながらパンを食うという、大道芸を2秒でやってのけ物凄いスピードで学校へ登校している。
そのせいか(成果)奴の足腰は鍛えられ小学校のころからマラソンをすると必ず1番であった。ちなみに1位と2位の差は32,195キロマラソンで30分以上開いてしまうほど。
そのせいで奴はマラソンの神と呼ばれ中学一年のころから「ぜひ陸上部に!」と言われているが本人いわく「メンどいからやだ」だそうだ。
さて、ルシオラはなにをしてるんだ。あいつのことだから多分もうおきてるだろうし。俺はベットから起き出して1階(注:横島の家は2階建てである。この設定はたった今思いついた。)
1階に下りてみたらキッチンのほうに明かりがついていた。そうか、ルシオラは弁当作ってたのか。・・・そういやそうだよな。蛍も恭介も昼飯は弁当なんだよな・・・ついでに言うと俺も作ってもらってるん

だよな。しかしこんな早くにおきて作っているとは。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(ただいま横島感動中)・・・。その間にルシオラは弁当を作り終えイスに座っていた。
よし、少し脅かしてやれ。横島が気配を消してそーっとルシオラに近づく。そして、後ろから抱きつく。
「きゃ!」
驚いて、こっちを見る。
「もう、脅かさないでよ。びっくりしたじゃない。」
ルシオラが顔を真っ赤にして怒る。
「はは、ごめん、ごめん。珍しく早く起きれたからちょっといたずらを。」
と、弁解してみる。
「おはよ、母さん。」
蛍があくびをしながら入ってくる。
「あ、父さん珍しいね。こんな早く起きるなんて。」
蛍は俺が早く起きてきたことを物凄く珍しがっている。
「俺が早く起きるのって、そんなに珍しいのか?」
「「うん!!」」
「何も二人して思いっきり言わなくても・・・。」
ちょっと、ショック。・・・あれ、ルシオラも蛍もどうしたの。物凄い表情でたちすくっている。なに、なんなの・・・俺が不思議に思っているとルシオラがかすかに指を動かし、何かを指差した。
その先には!なんと!あの起こしても起きない、世の中の眠りの代名詞とも言える恭介が起きてきていた。
「な、なんとー!!」
当然俺も固まった。
「ふぁ〜、おはよさん。俺だちと約束があるから朝飯いらんわ、じゃ、いってきま〜す。」
(な、なにー。あの食いしんぼの恭介が飯を要らないだとー。)
俺の思考が一時停止している時ルシオラと蛍は何か言い合っていた。
「ねえ、母さんはどっちだと思う?私は女の子が絡んでいると思うんだけど」
「そうよねー、あの人の子供だし・・・むしろ若さに任せて暴走じゃないかしら。」
「まさか、あいつにそんな甲斐性ないって。」
「わかんないわよ、あの人の息子ですもの。煩悩一直線で、犯罪犯さなきゃいいけど。」
「父さんってそんなにひどかったの?」
「ええ、そっちのほうにばっかりまじめだったし。」
「ふ〜ん、でも美神さん達に聞いた話だと母さんの方が咲きに誘ったんじゃないの?」
「な、なんで知ってるの。」
「当て勘。ご愁傷様。」
このとき時計はとっくの昔に7時を過ぎていた。
「やば、学校遅れる。じゃ、いってきまーす。」
このあと、固まってしまった横島と真っ赤になっているルシオラがどうなったかはまた今度。
そのころ、恭介は物凄く豪華な家の前にいた。(おい、だちとの約束はどうした)
「ふ、それは言葉のあやというものだ。」(物はいいよう)
恭介はいきなり赤外線スコープをかけた。(おいおい・・・)
赤外線スコープから屋敷を見てみると線だらけ。
「いくら線を増やしても意味が無いんだけどね。」
恭介は線と線のわずかな隙間をぬって進入。次に見えてきたのはなぜか断崖絶壁、足をかけられそうなところは何一つない鏡のような断崖絶壁。
なぜか恭介は滑り落ちることなく上っている。が、中腹まで来たとき上から岩が降ってきた。
「ぬおー。」
何とか紙一重でよける。その拍子に滑り落ちる。
「なんの。」
何とか途中でとまり重力を無視して縦に壁走りを始める恭介。降って来る岩は素手で殴り壊し
「ふははは、俺は登る。なぜ登るか?それはそこに女がいるからだー。」(確かこのせりふずいぶん昔に誰かがいって、同じくきりったった断崖絶壁を登った奴、いたよな・・・)
恭介は勢いに乗ってそのままある、窓まで突っ走った。窓の前にまできて、窓に向かって飛んだ。ちなみに地面と窓の高さは5mもある。
まあ、暴走した恭介には楽だったみたいだけど・・・
恭介は小声で
「お〜い、茜・・・いるか」
恭介が呼んだ瞬間中から物凄い美人が出てきた。しかも泣き目で。
「お久しぶりです、横島様。母があのようなバリケードを張ってしまいもう会えないかと思っていました。」
「なにいってんだよ。俺はたとえお前がとこにいても必ず会いに来るぜ。」
「横島様〜。」
「そこまでです。離れなさい、茜!!」
眼鏡をかけたいかにもっておばさんが入ってきた。茜の母である。ちなみにこの家は世界有数の大富豪のいえであり、茜はこの家の一人娘である。
何で恭介になびいたかって?そりゃ、他の男を見たことがないから恭介にだまされたんじゃないの
「ちゃうわい。第一だましたって何だよせめて口説いたって言えよ。」
失礼、では話そう二人がどうして出会ったか。
ある日、とうり雨が来て、横島がどっかの豪邸に雨宿りしていたらたまたまその豪邸がここで、偶然茜にあって恭介が一目ぼれして口説いたということである。
「なにがというわけなのですか!第一貴方は誰ですか!?汚らわしい。」
貴様、この作品の作者である私に逆らったな・・・私の捌きを受けよ。突然おばさんの頭の上から雷が落ちた。
しかし、その音で家中のものが集まりだしてしまった。すまん恭介。
「すまないじゃねーよ!というわけでそろそろいかないと。じゃ、茜またこんど。」
「横島様、・・・またお会いできますか?」
「当たり前だろ。」
その後恭介は女中たちの包囲網を無理やり突破。さっさと学校に言ってしまった。何人かの女中が追いかけてきたけど足腰を鍛えている恭介、さらに逃げ足の速さという横島家の家宝が
合わさったよこしまには追いつけなかった。

       またまた場面は変わってオカルトGメン
「なんか最近面白いことないわねー。」
とぼやく、美神美知恵。たまたま遊びに来ていた冥子の母が
「そうね〜、!いい事思いついちゃった〜。」
「え、なになに。」
「最近出てくる妖怪って〜昔より強いじゃない。それにかこつけて〜GSだけの大会をことしのGS試験のときに開くの。もちろん受験者も戦ってもらうの〜。」
「ふむふむ。」
「で〜いったん全員のGS資格を無効にして上位500名にしかGS資格を与えないの。(ちなみにGS人口は1千万人(現実にそんなにいるかどうかは別にして)である。)」
「面白いわね、その案いただき!今から知らせれば多分皆必死になって訓練しそうですものね。」
「じゃあ〜早速GS協会に圧力をかけなきゃね〜。」
「「ウフフフフフ」」
それから、3日後すべてのGSはこの知らせに驚いた。そしてこの知らせが一人の無謀な男を奮い立たせることになってしまった。
「あらら、GS本部もおもいっきたことするのね。」
「どうします、美神さん。」
「もちろん訓練するわよ皆用意して。」
「「了解(でござる)」」
 
「ちょっと、雪之丞、私の訓練手伝ってくれない。」
「へいへい。」

「訓練する?タイガー。」
「しないと。多分皆必死ですけん。」

「ひのめ〜どうするの〜。」
「訓練するに決まってるでしょ。だから頼んでるんじゃない。」
「はい、頼まれたもの。」

そして、ここ横島家では
「蛍はどうする?」
「私はまだ受けられないわよ。それが決まりだもん。(六道女学院に高3でないとGS試験は受けてはいけないという決まりがある(あんのかよ))」
「まった〜、俺は受けるぜ。」
「恭介・・・お前霊力あったけ?」
「ひでぇ、俺にだってちゃんと霊力ぐらいあるよ。」
「ま、とりあえず行きましょう。」
「ま、お前が受ける、受けないはそのときに」
「俺はぜってー受ける。」
「はいはい。」
「そう、茜のために」
「ン、何か行ったか?」
「いや、別に。」
「では、行きますか」

    「「「「「「「「「「「「妙神山へ!!」」」」」」」」」」」」

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