ザ・グレート・展開予測ショー

クラス対抗バトル


投稿者名:K.H. Fan
投稿日時:(03/ 3/13)

六道女学院バトル会場にて

試合はA組対B組 C組対D組 E組対F組 G組対H組
と言うトーナメントになっている。
加えておくと、 おキヌのクラスはB組である。
『一年生の部 第一試合 A組対B組! 始め!』
合図が出される…が
『誰が行きましょうか?』
『ここは公平な様にジャンケンで…』
等と言いつつジャンケンを開始するB組
『B組先鋒前へ』
出たのはおキヌであった。
ジャンケンで勝ったようだ。
『今度こそ…始め!』
合図と共におキヌが霊気の剣を持ち、 仮面を被った少女に振りかぶる。
当然、 小竜姫の所で鍛えられたおキヌは手加減をしている。
『ファントムのペルソナ、 力を!』
仮面を被った少女が叫び、 霊気の剣を手で防ぐ…
が、 おキヌの霊力が強すぎて仮面が割れてしまった。
仮面が取れた少女の素顔はかなりの美人だった。
『おっ、 美人!!!』
横島が咄嗟に反応する。
その瞬間
ブチッ
おキヌの頭の中で何かが切れた。
今まで20%も力を出していなかったおキヌが全力で霊気を放出した。
当然仮面が割れた少女は怖気づいて呆気なくダウン…
『KO勝ち B組!!!』
恋する乙女は怖い…

この後、 いつの間に強くなったのかとおキヌは美神に問われた。
有りのままを説明すると、 予想通り横島は二度目の抜け駆けと言う事で減給をくらった。

2回戦目にはD組が上がってきた。
以前、 4鬼を召喚した中国風の娘がいるチームだ。
『今回もおキヌちゃんに先鋒行ってもらおうかしら』
弓が言った。
4鬼も使う相手だとネクロマンサーであるおキヌが有利であるに違いないと言う理由からである。
一文字も反対はしなかった。

『一年生の部 二回戦 B組対D組 始め!!』
やはり相手側の先鋒はキョンシー使いだった。
学習能力が無いのか、 いきなり4鬼も召喚する。
『イー アル サン スー 行け!!』
召喚されると同時にネクロマンサーの笛で操られるキョンシー達。
『さっきの試合で強力だったのに…今回は操るんかい!!』
キョンシー使いの少女が言う。
戦術という物を知らないのだろうか?
『まかせた!!』
と言って金髪の少女に代わるD組
前回と同様に札でキョンシー達はやられるが、 神通混を使いおキヌに切りかかる。
が、 おキヌは霊気の剣を使い
ガキンッ
神通混を斬ってしまった。
『代わって!!』
本を持った少女と代わった。
以前、 とんでもない結界を使った少女である。
『あの〜 誰か代わってくれませんか?』
おキヌが一文字と弓の方を振り返る。
首を横に振る二人。
バラバラバラッ
紙が空を舞い、 おキヌの方へと向かう。
『きゃー!!! 霊気の剣…最大出力』
紙を全て霊気の剣の方へと集中させる。
霊衣を破壊されないためにこうしているのだが…
最大出力ならば限界が遠からず来るだろう。
加えておくと今のおキヌは巫女服…
故に下着は着けていないのであって必死である。
さらに自分の好意を抱いている人間がこの会場に居たりする。

−30分経過−
『も…だめぇ…限界…』
疲れてるおキヌを哀れそうに見る本を持った少女。
と、
『あら…紙が後少ししか無い』
チャンスと思いきや一文字が
『おキヌちゃん、 良くやった。 交代だ』
と言って手を差し伸べる。
交代した時に本の中身は空に…
『じゃ、 終わりな』
結界以外は能の無い少女だったので一発で…
『KO勝ち B組!!!』

−昼休み−

『もう…動けません〜』
全霊力を使い果たしたおキヌはばてていた。
『大丈夫よ。 後は、 私達に任せて』
弓が言った。
『よろしくお願いします〜』

−決勝戦−

相手は前回B組が決勝で敗れたG組だった。
『一年生の部 決勝戦 B組対G組 始め!!!』
合図と共に
『雷獣変化』
一文字の相手が雷獣へと変わり、 飛び掛ってきた。
紙一重でかわす一文字と獣化した少女の目が合う。
が、 前回同様…
『クゥ〜ン クゥ〜ン』
獣化能力を持つ少女が睨み負けした。
巫女服の少女と代わるG組
『前回のとは、 一味違いましてよ』
と言われ、 見事に心理攻撃に掛かってしまう一文字。
内容は
ビルが沢山あり、 夜の景色にオーロラが見えると言う物である。
見た所アラスカだろう。
『へ〜 きれいだぁ』
等と呟いている一文字に
『ちょっとこっちへ来なさい』
と言って代わる弓。
『フン、 貴方もこれには文句がつけられないはずよ』
と言って心理攻撃を行う少女。
『アラスカねぇ…見た所かなり大きい都市だけど、 アンカレッジかしら。 ここみたいにビルが沢山ある所はね…空気が汚くてオーロラなんてこんなにはっきり見えないのよ!!』
ガーン
泣き崩れる少女…
『バカ! 交代よ』
と言われ大将と代わるG組
ここから初めて試合らしき試合が行われた。
互いの霊波がぶつかり合い、 激しい攻防の繰り返し、
両者全くの互角だった。
そして5分くらい経ったのだろうか、
互いの攻撃がクリーンヒットして結界の外に吹き飛ばされた。
しかし、 B組は運に恵まれていた。
弓が吹き飛んだ先にはおキヌが…
相手は全員戦い終わったのでバックアップが一人もいない。
霊力を使い果たしていたおキヌだが、 最後の弓のタッチにより、
『場外…? かな? とりあえずB組優勝』
おキヌがバトルフィールドに出ると同時にB組の優勝が決まった。

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何かこれは一話で終わってしまいました。
自分の頭の中では この後の事が
最後まで見えているのですが…後、 何話位になるかなぁ

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