ザ・グレート・展開予測ショー

3人の代表


投稿者名:K.H. Fan
投稿日時:(03/ 3/11)

ど〜も、 今日は。 
実はおキヌ復活後の展開が色々と続くので、
題名を変えて行きたいと思います。
実際、 これは復活後の続きです。
加えておきますと、 おキヌの修行の後、 どうなったかは
次作に話したいと思います。
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午前7時45分…
美神除霊事務所にて…
『行ってきま〜す』
おキヌが彼女の学校へ出かけた。

午前8時30分…
『おキヌちゃん、 目赤いよ…? 昨日寝てないの?』
おキヌの友達、 一文字真理がおキヌに話しかけてきた。
弓かおりも眠そうなおキヌを心配して、 近くに来た。
『…寝てませんって言うより眠れなかったんです…』
『『なんで?』』
弓と一文字が同時に聞く。
『はぁ…横島さんが夜中に私を連れ出さなければ…こんなにも眠くならなかったのに…』
昨日の修行の事を二人に知らせたい思いからか笑って答える。
『『は!?』』
顔を見合わせる弓と一文字…
二人の頭の中では途轍もない想像がされている。
次の瞬間
『『ええええええええええ!!!?』』
『急に大声を出してどうしたんですか? 驚くじゃないですか』
何でこの二人が大声を出したのか未だに気付かないおキヌ…
『氷室さんて見かけによらず大胆ですわね』
と弓
『横島とそこまで関係が進んでたんだ』
と一文字
ようやく二人の言った意味を理解するおキヌ。
そして二人の想像した事を思い浮かべて、 昨晩の存在しなかった自分の妄想に顔を真っ赤に染める。
カァァァと言う効果音が聞こえてきそうだ。
『な…何を考えているんですか、 あなた達は!!!』
『『違うの?』』
『違います。 詳しくは午後に説明しますから』
そう午後は霊に対しての実戦訓練と言う科目が入っている。
どうやら二人を驚かせたいらしい。
が、
『真っ赤な顔で違うって言われてもなぁ…』
『え…えう…あれ?』
自分の顔が真っ赤になっている事を意識してか、 訳の分からない言葉を発している。
『ほら、 午後までに言い訳を考えようと…』
『なるほど、 それまで待ってあげようか』
二人の言葉に更に頭がこんがらがる。
『けど、 午後って明日の2学期のクラス対抗戦の選抜するでしょ?』
『氷室さん、 寝不足で大丈夫』
『さっきの会話で目が覚めましたよ!!!』
おキヌがそう言うと、 一文字と弓が顔を再度見合わせ
『『それほどまでにおキヌちゃん(氷室さん)に刺激を与えるなんて、 あの男は何を考えているんだ(のでしょうか)』』
『…う〜〜〜〜』
おキヌ…再起不能…
純粋な彼女には厳しすぎたようだ。


時は変わって5限目
『『また3人で選ばれたいね、 寝不足のおキヌちゃん』』
二人がおキヌにその様なことを話していると…
『ほな、 まずは弓、 手本を見せてもらおうか?』
『残念、 話は又、 後ですわね』
前回、 クラス最速で式神を倒した弓が最初に呼ばれた。
前回の記録は4秒と言う好タイムであった。
『試合開始!!』
合図が発せられるとすぐに、 弓の攻撃が式神の腹部に入る。
そして、 式神の後頭部に蹴りを食らわす。
『雑魚は去りなさい』
間合いを取り、 霊気を放つ。
式神の元となっている紙がバラバラになりハラリと落ちた。
『よし、 記録は3秒8だ』
どうやら今回のテストは、 式神を倒すスピードで競われるようだ。
『次、 一文字』
『はい』
一文字がバトルフィールドの中に入る。
『開始!!』
彼女の攻撃には考えなど無い。
唯…たこ殴りにしてるだけ…
まぁ、 それでも5秒7と言うタイムなのだが…
そして、 しばらく後におキヌの番が回ってきた。
『試合開始!!!』
コールされた瞬間、 式神は霊気の剣で切断された。
『すいません、 式神さん』
クラス全員が一瞬の出来事に目を丸くする。
先生すらも驚いている。
皆が黙っているので、 おキヌは
『あの〜 記録は…?』
『…れ…0秒5…』
何か重〜い空気が流れた。
が、 それも束の間、 全員が騒ぎ出した。
おキヌは嬉しそうな恥ずかしそうな顔をしている。
そして、 代表にこの3人が選ばれたのはもう言うまでもないだろう。
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次作は多分『おキヌの弁解』辺りになると思います。
後、 先生って『マーくん』ですよね。
家に本があるんですけど調べる気が起きなくて
先生と呼ばさせてもらいました

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